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マリオット

最終更新日:2022/12/04

【Marriott Japan Cocktail Competition】マリオット・インターナショナル 「ジャパンカクテルコンペティション決勝」

by Fish & Tips

マリオット・インターナショナル初となるカクテルコンペティション「Marriott Japan Cocktail Competition」の決勝大会が11月29日ウェスティンホテル東京にて開催されました。日本全国のマリオットグループホテルから選出されたバーテンダー10名がオリジナルカクテルを披露し、チャンピオンを決定するコンペティションです。今回は決勝の様子と披露されたカクテルをご紹介します!

Marriott Japan Cocktail Competition

この大会はマリオットグループがホテルのバーラウンジ活性化のための看板カクテル作りを目的としたコンペティションで、審査テーマは「GO LOCAL」、メインスピリッツは「サントリージャパニーズクラフトジン ROKU(六)」を使用して、全国の同系列ホテルから選ばれた10名のバーテンダーが各地の食や風土、文化を背景にしたオリジナルカクテルを披露し優勝を競います。

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会場の雰囲気はこんな感じ。審査員にはタレントのおのののかさんら4名を迎え、飲食ブースなどもあり一般の方も観戦できるイベントです。各バーテンダーによる実技パフォーマンスの後、披露したオリジナルカクテルは会場で実際に試飲することができました。

優勝作品

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■こまちのにわ 「ザ・リッツ・カールトン日光」アンジャン カドカ(Mr. Anjan Khadka)
「ROKU」と栃木産柚子の果汁と柚子シロップを用いたカクテルで、奥日光の自然をイメージし、雪で覆われた冬の中禅寺湖に浮かぶ男体山に見立てた日光の天然氷、氷の上には花穂紫蘇が添えられ、日本的な趣を感じられます。名前は「小野小町」の名から着想を得て、異国で生まれ育ったカドカさんの視点で解釈された日本美の世界観が詰まったカクテルです。

2位作品

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■Rikyu 「W大阪」藤原 惇平(Mr. Junpei Fujiwara)
こちらは本職はパティシエの方が考案したカクテルで、大阪で生まれた千利休が広めた茶の湯文化とROKUが持つ日本の風情を合わせた、日本の魅力を際立たせたカクテルです。カカオフルーツパルプを使用し、ROKUの風味に爽やかな酸味が重なり、煎茶の氷が溶けるにつれて味も変化します。

3位作品

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■Re-Discovery 「ザ・リッツ・カールトン京都」浅野 陽亮(Mr. Yosuke Asano)
ROKUの素材から桜葉と柚子を引き立て、白餡と佳皮で和菓子文化の甘味や香、さらに京都の「始末の心」を受け継ぎバーで余剰になりやすいオレンジジュースを加え、最後にシャンパンで味を整えたカクテル。バランスの良い爽やかな味わいを感じられる、伝統の街・京都らしい魅力が詰まったカクテルです。

特別賞

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■浅緋(あさあけ) 「ウェスティンホテル東京」前田 誠(Mr. Makoto Maeda)
紫蘇リキュールと桜シロップ、マリオットグループの原点ルートビアを使ったカクテル。日本らしい梅と桜の優しい味わいに、国産ルートビアの香りが加わります。日出づる国・日本から、コロナ禍からの再生の願いを込めた朝焼けを想い浮かべるカクテルです。

その他の出場作品 ※出場順

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■Breakfast in a Kopitiam 「東京エディション虎ノ門」村田 和香菜(Ms. Wakana Murata)
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■白露 「JWマリオット・ホテル奈良」大塚 弘智(Mr. Hironori Otsuka)
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■Osaka Blossom 「ザ・リッツ・カールトン大阪」榎本 和樹(Mr. Kazuki Enomoto)
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■潮桜 「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」黒田 隆広(Mr. Takahiro Kuroda)
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■美・So Good! 「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」村上 剛(Mr. Takeshi Murakami)
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■GREEN DELIGHT 「コートヤード・バイ・マリオット名古屋」トリアス パトリアスソ(Mr. Trias Patriarso)

まとめ

優勝はザ・リッツ・カールトン日光のアンジャン カドカさんによる「こまちのにわ」。上位のカクテルはもちろん、入賞カクテル以外もそれぞれ各地の特徴が感じられる味わいや見た目でとっても美味しかったです。個人的には「美・So Good!」が一番のお気に入り。優勝者のカクテルのレシピは共有され、2023年1月から日本国内のグループホテルのレストラン&バーで提供予定とのことです。日本各地のマリオットブランドのホテルで、ホテルの素敵なカクテル体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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