楽天トラベルで海外ホテル予約は大丈夫?国内サイトの強みと注意点
by Fish&Tips 編集部
楽天トラベルでの海外ホテル予約は、国内事業者が運営しているため安心して利用できます。日本語で手続きを完結でき、楽天ポイントを貯めたり使ったりできるのも大きな魅力です。予約番号による確認画面の違いや決済の仕組みを押さえて、スマートに予約しましょう。
楽天トラベルで海外ホテルを予約するメリットと安心感
海外の高級ホテルを予約する際、海外事業者が運営する予約サイトを使うべきか、国内の予約サイトを使うべきか迷う方も多いのではないでしょうか。結論から言うと、楽天トラベルでの海外ホテル予約は、安心感とお得さを両立できる選択肢です。

国内事業者が運営するサイトならではの安心感
独立行政法人国民生活センターの発表(2025年3月公表)によると、インターネットで予約した旅行に関する相談では、サイトが日本語表示であっても運営事業者が海外の事業者である場合、トラブルになった際に日本の法律等を用いた交渉が難しかったり、日本語で対応されなかったりするケースが指摘されています。また、海外事業者の場合は日本の旅行業法の適用がありません。
その点、楽天トラベルは日本の事業者である楽天グループ株式会社が運営しています。国内旅行と同じように、使い慣れた日本語の画面でホテルランクや設備、お客さまの声などを絞り込んで検索し、予約手続きを完結できるのが大きな強みです。
楽天ポイントが貯まる・使えるお得さ
楽天トラベルで海外ホテルを予約すると、楽天ポイントを効率よく貯めたり使ったりすることができます(2026年10月時点)。
- ポイントが貯まる:公式サイトの案内では、海外ホテルはいつでも楽天ポイントが5%貯まり、楽天カードで支払うとさらに+1%のポイントが貯まります。エントリーでポイントアップする期間限定の予約キャンペーンや、ポイント20%プラン、海外宿泊のクチコミ投稿でポイント山分けといった企画が行われることもあります。
- ポイントが使える:「Rakuten Travel Xchangeシステム」を利用して事前カード決済で海外ホテルを予約する場合、100ポイント以上1ポイント単位で、1ポイント=1円として利用可能です。1回の予約につき、ダイヤモンド会員は500,000ポイントまで、それ以外の会員は30,000ポイントまで利用できます(1ヶ月間のグループ間利用合算の上限はダイヤモンド会員500,000ポイント、それ以外は100,000ポイント)。期間限定ポイントを持っている場合は、通常のポイントより優先的に消費されます。
なお、通常の「海外ホテル予約」や「楽パック(海外航空券+宿泊予約)」、多言語サイト(英語・中国語・韓国語)での予約などはポイント利用の対象外となっているため、予約時にポイントが使える対象サービスかどうかを確認しておくと安心です。
「大丈夫?」と不安になる理由と予約前に知るべき仕組み
楽天トラベルの海外ホテル予約について調べると、まれに不安の声を見かけることがあります。しかし、その多くは国内宿泊とは異なる「海外ホテルならではの予約・決済の仕組み」を事前に知っておくことで防げるものばかりです。2026年10月時点の仕組みを整理しておきましょう。
1. 予約番号が2種類あり確認ページが異なる
楽天トラベルで海外ホテルを予約すると、予約完了画面に『予約番号:RY〜』または『予約番号:RTRVO〜』のいずれかが表示されます。「予約確認ページに予約が見当たらない」と焦ってしまうケースは、この2つの違いによるものです。
| 予約番号の種類 | システムの仕組み | 予約の確認・取消方法 | ポイント利用(事前カード決済時) |
|---|---|---|---|
| RY〜 | 楽天トラベルの通常システム | いつもの「予約の確認・変更・取消」画面から手続き可能 | 対象外 |
| RTRVO〜 | 「Rakuten Travel Xchangeシステム」にて成立 | 専用のログインページから確認・手続きが必要 | 100ポイント以上1ポイント単位で利用可能 |
予約番号が「RTRVO〜」から始まる場合、通常の予約確認画面には表示されず、専用ログインページからの確認が必要です。予約が消えてしまったわけではないので安心してください。また、予約直後は状態が「予約受付処理中」となり、その後「予約受付済」に変われば予約完了となります。
2. 支払い方法と決済・通貨の仕組み
海外ホテルの支払い方法は宿泊施設によって異なり、予約時に必ず確認が必要です。一部を除きクレジットカード情報の入力が求められますが、ここで注意したいのが「現地決済(ホテル決済)」や「通貨レート」に関する疑問です。

予約サイト側ではなくホテル側で決済を行う仕組みの場合、入力したカード番号を保証として、宿泊施設が決めたタイミングで請求が行われることがあります。また、予約画面の日本円表示が参考価格であり、実際の請求が現地通貨などの外貨で行われるケースや、税金・リゾートフィーなどが別途かかるケースがあることも、解説サイト等で注意喚起されています。予約へ進む際は、プラン内容や支払方法、注意事項の記載を隅々まで確認しましょう。
3. キャンセルポリシーと変更のルール
国民生活センターに寄せられた相談事例(2025年3月公表)でも、海外ホテルを重複予約してしまい「キャンセル不可のプランなので全額支払ってもらう」と言われたケースや、国内の温泉宿の予約直後にキャンセルしたのに100%のキャンセル料金が発生したケースが報告されています。
楽天トラベルでも、キャンセルや変更が可能な日付、キャンセルポリシーは宿泊施設やプランごとに定められています。予約手続きの画面では、以下の点を必ずチェックしてください。
- キャンセル・変更可能の日付:いつからキャンセル料が発生するか、予約完了前に必ず確認します。
- 日程短縮や取消の手続き:「予約の確認・変更・取消」画面(または専用ログインページ)からキャンセルや日程短縮が可能ですが、一部の宿泊施設は除かれます。
- ポイント利用時の扱い:事前カード決済で楽天ポイントを利用して予約し、キャンセル料が発生した場合は、楽天ポイントから充当されます。キャンセルや日程変更で利用ポイントが返却される際、有効期限切れの期間限定ポイントは返却されず失効するため注意が必要です。
2026年10月の不正アクセスに関する発表と現在の安全性
「楽天トラベルの海外ホテルは大丈夫?」と検索した方の中には、セキュリティ面でのニュースを耳にして心配している方もいるかもしれません。
2026年10月26日、楽天グループ株式会社より「海外ホテル予約サイトの一部ページならびに多言語予約サイトに関するお詫びとお知らせ」が公表されました。発表によると、子会社であるRakuten Travel Xchangeが管理・運営する海外ホテル予約サイトの一部のページ(ヨーロッパ、アメリカ・カナダ、アジア・オセアニアの一部対象国・地域。※韓国、台湾、香港、シンガポール、マカオ、およびハワイ・グアム等の一部地域は除く)と、多言語予約サイトに対して、社外の第三者による不正アクセスが確認されたとのことです。
ただし、公式発表において以下の通り安全性と対応状況が明記されています(2026年10月時点)。
- 決済の安全性:対象となった情報に、クレジットカードの番号全桁やセキュリティコード、パスワード、パスポート等の身分証明書情報、住所は含まれていません。対象となった支払情報(カードの発行者識別番号と下4桁、名義、有効期限、国際ブランド区分)のみでは、買い物や旅行予約などの決済やキャッシングといった不正利用はできないことが確認されています。
- 迅速な対策の完了:アクセス経路の遮断およびシステムの改修はすでに完了しており、関係当局への報告や対象者への個別通知などの対応が取られています。
※楽天グループの発表では、原因の特定とシステムの改修は完了しているとのことです。これから海外ホテルを予約する方も安心して利用できると思われますが、最新の情報は楽天トラベルの公式のお知らせで確認してください。
失敗しない!楽天トラベルでの海外ホテル予約3ステップ
仕組みと安全性が分かったところで、実際に楽天トラベルで海外の高級ホテルを予約し、出発するまでの流れを3つのステップで確認しておきましょう(2026年10月時点)。

STEP1. 条件を絞り込んで検索・予約する
まずはエリアや日程を指定してホテルを検索します。高級ホテルを探す際は、絞り込み機能と並び替え機能を活用するのがおすすめです。
- 絞り込み検索:「ホテルランク:4つ星以上」「お客さまの声:4つ星以上」「ホテル設備・サービス:カード利用可」「部屋:禁煙」など、希望の条件を細かく指定できます。
- 並び替え:おすすめ順や料金が安い順など、ニーズに合わせて一覧表示を切り替えられます。

希望のプランを見つけたら「予約へ」をクリックし、プラン内容、日付、支払方法、キャンセルポリシー、注意事項を必ず確認します。宿泊者情報とカード情報(一部の宿泊施設を除く)、予約確認メールの形式・アドレスを選んで進み、画面に『予約番号:RY〜』または『予約番号:RTRVO〜』が表示されれば予約成立です。
STEP2. 予約の確認とステータスのチェック
予約完了後、指定したメールアドレスに予約完了メールが届くので、内容を必ず確認しましょう。国民生活センターのアドバイスでも、申し込み後の予約確認メールは契約内容が明記された大切な情報であるため、旅行が終わるまで大切に保管し、予約確認画面のスクリーンショットを撮っておくことも推奨されています。
マイページ(「RTRVO〜」の場合は専用ログインページ)で、予約の状態が「予約受付処理中」から「予約受付済」に変わっているかを確かめておくと万全です。
STEP3. 予約確認書をプリントアウトして出発!
国内旅行と大きく異なるのが、現地チェックイン時の準備です。楽天トラベルの公式ガイドでは、出発当日は必ず予約確認書(英語・中国語・韓国語)をプリントアウトして持参するよう案内されています。

スマートフォンの画面を見せるだけでなく、現地のフロントスタッフがスムーズに確認できるよう、対象言語の予約確認書を紙に印刷して携行しましょう。また、渡航先に応じてESTA(アメリカ合衆国)やeTA(カナダ)などの電子渡航認証、外務省の「たびレジ」登録なども事前に済ませておくと安心です。
よくある質問
予約確認画面に予約したはずの海外ホテルが表示されません。予約は失敗していますか?
予約番号が「RTRVO〜」から始まる場合、「Rakuten Travel Xchangeシステム」で予約が成立しているため、通常の予約確認画面には表示されません。専用のログインページから確認・取消が可能です。まずは届いている予約完了メールで予約番号の先頭文字を確認してみてください。
海外ホテルの予約に楽天ポイントは使えますか?
「Rakuten Travel Xchangeシステム」を利用して事前カード決済で予約する場合に限り、100ポイント以上1ポイント単位(1ポイント=1円)で利用できます(2026年10月時点)。それ以外の通常の海外ホテル予約や海外楽パック、多言語サイトでの予約などではポイントを利用できないため、予約画面でポイント入力欄の有無をご確認ください。
現地でのチェックイン時に必要な持ち物はありますか?
当日は、英語・中国語・韓国語のいずれかの「予約確認書」を必ずプリントアウトして持参してください。