チップって必要？どれくらい？ 海外ホテルの「国別チップ事情」まとめ

🇺🇸 アメリカ｜チップ文化の本場、基本的に“必須”

・ベッドメイク：1泊につき $1〜2 / 1人あたり
・ポーター：荷物1個につき $1〜2
・ルームサービス：総額の15〜20％（サービス料が含まれていなければ）

ポイント：
☑ 毎日枕元に現金（紙幣）で置くのがマナー
☑ チップを渡さないと“失礼”と取られる可能性も

🇨🇦 カナダ｜アメリカ同様、基本的にチップあり

・相場や考え方はアメリカとほぼ同じ
・税金＋サービス料が加算されるため、請求書の明細を確認して調整

🇬🇧 イギリス｜ホテル内ではケースバイケース

・ポーターやルームサービスに£1〜2程度
・ベッドメイクは不要なことが多い（長期滞在時など例外あり）

ポイント：
☑ サービス料込みのことが多く、強制力は弱め
☑ チップ文化はあるが「丁寧なありがとう」でもOKな場面も多い

🇫🇷 フランス｜基本は“感謝の気持ち”をチップで表現

・ベッドメイク：€1〜2 / 1泊あたり
・ポーター：荷物1つにつき €1程度
・ルームサービス：請求書にサービス料がなければ5〜10%

ポイント：
☑ チップを渡すことでサービスがより丁寧になることも
☑ カジュアルホテルでは省略されがち

🇮🇹 イタリア｜“義務”ではなく“気遣い”としてのチップ文化

・高級ホテルではポーターやハウスキーピングに €1〜2 渡すのが一般的
・“渡すとスマート”程度のニュアンス

🇩🇪 ドイツ｜チップはあるが強制ではない

・満足したサービスに対して €1〜2 程度が相場
・枕元に置くよりも直接手渡しの方が丁寧

🇦🇺 オーストラリア・ニュージーランド｜基本不要！

・チップ文化はほとんどなし
・特別なサービスを受けたときに$5〜10を渡す人もいる程度

🇸🇬 シンガポール / 🇲🇾 マレーシア｜ほぼ不要（サービス料込み）

・ホテルの宿泊料金に10%のサービス料が含まれていることがほとんど
・現金チップは基本的に不要。ただし特別対応を受けたときは例外も

🇹🇭 タイ｜ローカルでもチップは“スマートマナー”

・ベッドメイク：20〜50バーツ（約100〜200円）/1泊
・ポーター：荷物1つにつき20バーツ前後
・ルームサービス：料金の10%が目安（サービス料が含まれていなければ）

🇰🇷 韓国 / 🇹🇼 台湾 ｜基本的にチップ文化なし！

・ホテルでのチップ習慣はありません（高級ホテルでも原則不要）
・ただし、特別なリクエストや好意に対して現金を渡すのは失礼ではありません（断られることも）

✅ まとめ：チップ文化は“義務”ではなく“感謝の形”

国によってチップの考え方は様々。でも共通するのは、「感謝を伝える手段」ということ。「渡した方がいいのかな？」と迷ったら、現地の文化にリスペクトを持ちつつ、自分の納得感で判断すればOKです。旅先で気持ちのよいサービスを受けたら、「ありがとう」とともにチップをそっと添えてみてください。それが、スマートな旅人の第一歩です。

おすすめ記事