部屋レポ!【台南 サロン ド レスプリ】ブログ宿泊記をチェック!
- ホテルの外観は?エントランスとフロントをチェック
- デラックスオードの部屋は?
- バスルーム
- クローゼットとセーフティーボックス
- ミニバー・カフェ
- ホテル内のレストラン
- ホテル周辺環境
- スタッフ&客層
- アクセス
- まとめ
宿泊数:2泊
宿泊人数:2名
台南では、忠義路、福路路、公園路、南門路および中山路のロータリー周辺に観光スポットが集中しているので、観光に便利なのはこれらの通りにあるホテルだと考えていました。最初は忠義路と民族路の角にある剣橋飯店を予約しようと思ったのですが、満室だったのでさらに調べたところ、台南にはおもしろいゲストハウスがたくさんあることを知り、そんなところに泊まってみるのも良いかもしれないと思い、このゲストハウスにたどり着きました。
【公式サイト】
台南 サロン ド レスプリ
台南 サロン ド レスプリ
ホテルの外観は?エントランスとフロントをチェック
車の行き交う通りから裏に回って「え、ここを行くの?」と思うほど寂れた路地に入って行き、あるドアを開けて中に入りました。まさに隠れ家に侵入する感じです。でも、中に入ると入ると目に飛び込んできたのは、お洒落なソファーとテーブルが設置された広くて綺麗なロビーでした。壁の模様にも目が引き付けられ、そのセンスの良さとコーディネートに思わずうっとりしました。入ってきた路地の様子路は全く対照的な中の様子にびっくりさせられました。
ゲストハウスへの路地。
これがゲストハウスの秘密の入り口です。
広々としておしゃれな1階ロビー
ロビーの長テーブル
廊下と階段。どことなくおしゃれかも。
台南 サロン ド レスプリ
デラックスオードの部屋は?
とにかく広い部屋でした。キングベッドx2、ソファー、ランプ台x3、長いテーブル、ハンガー 、大きな鏡、椅子、テレビ、冷蔵庫などがゆったりとした空間に整然と配置されており、壁には絵画が掛けられていました。暗めの照明がロマンチックな雰囲気を演出していました。ベッドの上の天蓋も魅力的でした。また、部屋の窓は青い光で照らされていました。お部屋の入り口は木製の格子戸になっており、その鍵は昔風のものでした。(なお部屋の入り口の安全性は、疑問でした)
青い光が差す窓
ソファー
お部屋は広々としています。
ベッドはキングベッド
お部屋の中の長いテーブル
木製格子戸のお部屋の入り口
台南 サロン ド レスプリ
バスルーム
バスルームは、天井も高くて全体が広々とした設計になっていました。バスタブはありませんでしたが、十分すぎるくらい広いシャワールームがあり、特に不便は感じませんでした。シャワールームの壁(レンガ)の色が綺麗で柔らかい感じがしたこと、シャワーが古めかしい感じのデザインだったことに思わずニヤリでした。ただ、フェイスタオルがふっくらしてないので、新しいものと交換すべきだと思われました。バスルームには、何故か椅子も置いてあり、脱衣用に使いました。
シャワールームが広いです。
ゆったりとしたスペース
バスルームの片側にはトイレと洗面台
洗面台
シャンプー、ヘアーコンディショナー、ローション、ボディソープ、石鹼、綿棒、シャワーキャップ、くし、カミソリがありました。この内シャンプー、ヘアーコンディショナー、ローション、ボディソープは綺麗な瓶に入っていて2セット置いてありました。最後の日に林百貨店に買い物に行ったときに気づいたのですが、これらのアメニティの品々は、林百貨で取り扱っている地元の有名ブランド品でした。また、室内用スリッパもグレードの高い物でした。
アメニティの隣にはドライヤー
箱に入ったフェイスタオルとバスタオル
台南 サロン ド レスプリ
クローゼットとセーフティーボックス
残念ながらセーフティボックスもクロゼットもありませんでした。部屋が広いので取り付けることができるのではないかと思いますが、スタッフが常駐していないゲストハウスなので、貴重品は持ち歩けということだと思いました。
台南 サロン ド レスプリ
ミニバー・カフェ
お部屋には、お水、インスタントコーヒー、ティバックの紅茶、クッキー、チョコレートと湯沸かし器がありました。一階のフロントには、美味しいクッキーとチョコレートが置いてあり、お水も補給できるようになっていました。
1階ロビーにあるお水、クッキー、紅茶、コーヒー、チョコレート
台南 サロン ド レスプリ
ホテル内のレストラン
このゲストハウスにレストランはありません。また、朝食もついていません。でも周囲には、朝から開店してるカフェや小吃店があるので、別に不便は感じませんでした。朝から台南小吃が味わえるのでかえってその方が良いとさえ思いました。
台南 サロン ド レスプリ
ホテル周辺環境
ゲストハウス周辺は観光地で、孔子廟、武徳殿、台湾文学館、大南門、林百貨店、旧日本勧業銀行台湾支店などの台南の観光地が随所に点在しています。大天后宮と赤嵌楼は目と鼻の先です。歩いていると台湾人や外国人観光客とすれ違うことが珍しくありません。また、集団で史跡見学に来ている台湾の小中学生もときどき見かけます。近くには学校もあり、環境的には問題がありません。
カフェ、小吃店、レストランなどもあちこちにあります。目の前にはカラスミ専門の老舗「明興商行」があります。その他のお土産は歩いて10分の「林百貨店」で買うことができます。また、新光三越中山店や新地店へは、タクシーで10分以内です。なお、林百貨店では、有名な地元のブランド品だけを取り扱っています。
台南 サロン ド レスプリ
スタッフ&客層
日本語は通じませんので英語でのやり取りです。チェックイン時にホテルのスタッフとゲストハウスの建物の前で待ち合わせ、裏の細い路地にあるゲストハウスの入り口に向かいました。チェックイン後、必要な物がある場合はメモを残して出かけること、チェックアウトの際にはカギを一階ロビーの机の上に置いていくこと、緊急の場合も連絡先はここに書いてある通りと名刺を渡されました。その後部屋に案内されて、エアコンやテレビの操作を説明してくれました。
私たちの他に、若いカップルの観光客が二組泊まっていました。台湾人のようでした。若いカップルにとってこの隠れ家的なゲストハウスは、ゆっくりとくつろげる最高の場所のような気がします。もちろん日本人のカップルにもお勧めです。
台南 サロン ド レスプリ
アクセス
台湾鉄道台南駅からタクシーで10分程度です。基本料金もしくはメーターが一回上がる程度で行きます。
台南 サロン ド レスプリ
まとめ
初めて台湾でげゲストハウスに泊まってみましたが、良い経験でもあり、面白かったと思います。まず、ホテルの住所に到着しては見たものの、そこはただの何もない商店街の一角で、しかもシャッターが下りているお店の前でした。「あれー?」と思いながら住所を確認すると、間違いありません。そうこうしているとゲストハウスのスタッフが現れて、我々を案内したところが裏の寂れた路地でした。「どうなってるの?」と思いましたが、ゲストハウスに到着するや否やそれまでの不安は一挙に吹き飛びました。台湾では今歴史的な建物を保存しようという活動が活発で、リノベーションしたカフェやホテルが次々とオープンしていますが、次回もそういった感じのホテルやゲストハウスに泊まってみたいなと思います。