
【クイーン・エリザベス】大幅リニューアルで装い新たに、より洗練された船上体験へ!
by Fish & Tips
英国の伝統と格式を誇るラグジュアリー・クルーズライン、キュナードの客船「クイーン・エリザベス」が、お客様により一層心に残る体験を提供するため、2025年2月25日から3月13日にかけてシンガポールのシートリアム・アドミラルティ・ヤードで大幅なリニューアルを実施しました。「クイーン・エリザベス」は、英国女王エリザベス2世に命名され2010年にデビューした、その名を受け継ぐ3代目の客船であり、日本発着クルーズをはじめ、アラスカクルーズも数多く実施しています。今回、リニューアルされた船内を取材してきましたのでご紹介します。
クイーン・エリザベス
主なリニューアルポイント
今回のリニューアルは、日本周遊クルーズ、マイアミ発のカリブ海クルーズ、そしてシアトル発のアラスカクルーズの開始に向けて行われました。主なリニューアル内容は次の通りです。
グリル体験の向上
「グリル・スイート」の内装と外装が全面的に刷新され、より洗練された空間へと生まれ変わりました。豪華な家具、細部にまでこだわった装飾、そして快適さとスタイルを追求したデザインが導入され、特別なひとときを演出します。
エンターテイメント施設のアップデート
「コモドアー・クラブ」、「クイーンズ・ルーム」、「ガーデン・ラウンジ」、「ザ・パビリオン」といった特別な空間が改装されました。これらの場所は、お客様が海とのつながりを感じながらリラックスしたり、屋外で食事を楽しんだりできる、より魅力的な空間となっています。
ウェルネス志向の新たなカフェ「ザ・パビリオン・ウェルネス・カフェ」の導入
キュナードの最新船「クイーン・アン」で初めて導入されたウェルネス志向のカフェが、クイーン・エリザベスにも新たに登場しました。植物由来の料理や、持続可能な方法で調達された肉、魚、乳製品を使用したメニューが提供され、朝食、昼食、午後の軽食を楽しむことができます。
ウェルネスプログラム『ハーパーズ・バザー ウェルネス・アット・シー』の導入
「クイーン・アン」で初めて導入された、洗練されたライフスタイル誌「ハーパーズ・バザー」とのコラボレーションによるウェルネスプログラムが、クイーン・エリザベスでも体験できるようになります。
バー・ラウンジ「コモドアー・クラブ」は、船外の景色を眺めながらカクテルやウィスキーを楽しめます。
「クイーンズ・ルーム」では、キュナード伝統のアフタヌーン・ティーを提供しています。
クイーン・エリザベス
クルーズ船内の様子
「クイーン・エリザベス」は、英国女王エリザベス2世によって命名され2010年にデビューした、由緒ある客船です。船内はアールデコ調のエレガンスが漂い、洗練された雰囲気とスタイリッシュなデザインが特徴です。全長294mの壮大なスケールを誇ります。
グランドロビーでは、初代クイーン・エリザベスをモチーフにした寄木細工のアートが展示されています。
二層吹き抜けのライブラリーには、約6,000冊の本があります。ライブラリー内にはデスクもありますので、読書のほかPC作業などのスペースにも利用できます。
船内の通路には、船の歴史を物語る写真やアートなどが飾られています。
イギリスの伝統的なスタイルのパブ「ゴールデン・ライオン」
「エンパイア・カジノ」では、本格的なカジノを航海中に楽しめます。
「リド・レストラン」は、ビッフェスタイルのカジュアルレストランで気軽に食事やドリンクを楽しめます。
「リド・プール」は、船の最後部に位置している屋外プールで、ジャグジーも2つ備わっています。
「リド・バー」は、プールサイドにあるバーです。
「アートギャラリー」では、実際にアートを購入することができます。
英国元首相の名を冠した「シガーラウンジ・チャーチル」では、葉巻を楽しめます。
バーラウンジ「ヨット・クラブ」では、専属DJがいて夜遅くまで盛り上がるダンスフロアとなっています。
「ガーデン・ラウンジ」は、明るい光が降り注ぐサンルームとなっています。
船内限定ビール「キュナード・オリジナルクラフトビール」が、3種類あります。
クイーン・エリザベス
まとめ
今回のリニューアルで、日本発着クルーズをご検討中の方にとっては、新しくなった「クイーン・エリザベス」で、より一層充実した船旅をお楽しみいただけることでしょう。新たな魅力を加えた「クイーン・エリザベス」で、忘れられない船旅を体験してみてはいかがでしょうか?