【ウィーンのカフェめぐり】ミュージアムカフェへ!

洗練された空間で美味を楽しむ

名画・名作を鑑賞したあとは、近くのカフェで美の余韻に浸りながら至福のひとときを。

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ハイセンスで料理も自慢 サロンプラフォンド Salonprafond

天井が高く広々としたレストラン&カフェ。美術館内のカフェとあって、内装や家具にもこだわりが感じられる。食事メニューも旅行者から好評だ。

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宮殿内のくつろぎ空間 ドー・ウント・コー・アルベルティーナ Do & Co Albertina

長い年月をかけた改修工事のあと再公開されたハプスブルク家の宮殿、アルベルティーナ美術館のカフェ。優雅な雰囲気が漂うテラス席からは王宮庭園を望む。

【ウィーンのカフェめぐり】トルテが自慢のスイーツカフェ!

世界中に甘い夢を届ける人気のカフェやコンディトライ(菓子店)の併設店へ。

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語り継がれる「トルテ戦争」

デーメルとザッハーは、ともにウィーン菓子界の覇を競っている。事の発端は1930年代、経営危機に陥ったザッハーがデーメルに支援を要請、引き換えにデーメルはザッハートルテの製造販売を認めさせた。戦後の1952年、ザッハーは権利侵害を訴え、10年に及ぶ裁判の末、双方ともザッハートルテを作ってよいという判決に。現在、ザッハーのトルテは“オリジナル”と冠している。

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名物トルテ発祥の老舗 ザッハー Sacher

1832年、メッテルニヒの晩餐会で見習い少年フランツ・ザッハーが作ったチョコレートケーキが大評判に。フランツの息子が開業したホテルでは、このザッハートルテのレシピを門外不出として守り続けている。

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皇妃エリザベートが愛した名店 デーメル Demel

18世紀末に前身の氷菓店が誕生し、そのあと1857年に菓子職人クリストフ・デーメルが引き継ぎ、1874年には王室御用達「K&K」の称号を受けた。皇妃エリザベートもお忍びでしばしば訪れた。季節の良いときにはテラス席が登場する。

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