2018年1月7日

フランス

アミアンと世界遺産ノートルダム大聖堂

by Manaca O'Gawa

image009
筆者撮影

アミアンという街は、パリから北に電車で一時間半ほどのオー・ド・フランス(Hauts de France)にあり、パリ北駅(Gare du Nord)から直通の電車で乗り換えなくいくことができます。電車賃は時間帯や予約する時期により、おおよそ片道15-25ユーロで、日にもよりますが、約一時間に一本ほどの頻度で動いています。アミアンの街自体は非常にコンパクトにまとまっており、アミアン駅から街の中心までも徒歩で約15分弱でたどり着くことができるほど、パリからの日帰り旅行でも満足に観光できるでしょう。

アミアン

このアミアンの中で、一番の見どころはなんといってもユネスコ世界遺産のノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame d’Amiens)です。13世紀に建設されたこの大聖堂は、フランスの中では最も大きく、細部まで細かく装飾されています。

image001
筆者撮影

大聖堂は、中世西ヨーロッパの、教会に絶大な権力があった時代の文化を強く反映しており、ゴシック様式の建築です。彫刻や内部の装飾はもちろん、ステンドグラスは壮大でため息ものです。

image003
筆者撮影

日曜日の朝には、ミサ、つづいてパイプオルガンの演奏を大聖堂内で行っているため、キリスト教の雰囲気を経験してみたい人は参加してみてもよいでしょう。

image005
筆者撮影

また大聖堂のまわりには、名産のおかしやグッズを取り扱うお土産ものやさんもあります。ほかの地区ではあまり観光用のお土産向けなお菓子などは見つけづらいので、名産品がほしいかたは、ここでのお買い物をおすすめします。

image007
筆者撮影

大聖堂の北側にはソンム川(Somme)が流れており、川沿いに所狭しと連なるレストランや住宅らは、アミアンがフランスのヴェネツィア、のニックネームを思い出させます。

image009
筆者撮影

特に、ケ・ベル(Quai Belu)という名前の通りでは、日曜日でも開けているレストランが多いため、週末の観光客にとってはありがたいです。

大聖堂から逆に南側に進むと、こちらはモダンで都市的な街並みが広がっています。おなじみスーパーマーケット・カルフール(Carrefour)やギャラリー・ラファイエット(Galeries Lafayette)、フランス版ツタヤのFnacなど、人気でフランスでは定番のショップは、ここの地域にすべて集まっています。

高級チェーンのホテル(ベストウェスタンなど)も多くがこのあたりに位置しています。レストランなどもこの地区に多いので、ホテルは北側よりも南側のこのあたりでとると散策や食事などに便利です。

オー・ド・フランスの中でも自然の豊かなピカルディー地方に属するアミアンでは、ボリューミーな食事もお楽しみのひとつです。いちばん定番の郷土料理は、フィセル・ピカルド(ficelle picarde)と呼ばれるもので、さまざまな具(基本はハム、マッシュルームとクリーム)をクレープでつつんだものです。サイズによって前菜として食べることもできます。また、アミアン風ソース(Sauce d’Amiens)というロゼワインを使った濃厚なクリームソースも、魚との相性が抜群です。デザートやおみやげにはアミアン風マカロンもおすすめです。

フランスの中世文化や景色、買い物に食事などマルチに楽しめるアミアン。ぜひパリからのワンデイトリップで訪れてみてはいかがですか。

筆者 : Manaca O'Gawa

文化、社会をテーマに研究をし、各国各地の文化や歴史を探検中の学生です。世界中の地域そのものに触れられるような場所、アクティビティ、食文化等の情報をお伝えしていきます。