2018年1月7日

フランス

フランス【グルノーブル】チーズフォンデュが有名な街

by Manaca O'Gawa

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筆者撮影

最近日本でも、チーズフォンデュ専門店やラクレットが食べられるお店が増えてきましたが、今回はチーズ大国フランスの中でも特にフォンデュやラクレットが有名なオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域(Auvergne-Rhône-Alpes)の都市・グルノーブル(Grenoble)についてお伝えします。

グルノーブル Grenoble

まずグルノーブルでもっとも見所であるのは、その街を囲む広大な山々。スイスにもほど近い、フランスの内陸側の土地柄もあり、スキーラバーにはたまらない光景です。

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筆者撮影

街の中心地から、山へのリフト(Téléphérique Grenoble-Bastille, Quai Stéphane Jay, 38000 Grenoble)も出ており、気軽に高い所から山々をのぞむことができます。

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筆者撮影

リフトの目的地へは徒歩でおおよそ麓から1時間程度で、道も山道ではないので、天気がよいときは片道歩いてみてもよいかもしれません。(リフトは大人片道:5.6ユーロ、往復:8.2ユーロ。子供とシニア片道3.2ユーロ、往復:4.5ユーロ)リフトでのぼったところには、要塞の歴史や美術館、レストランなどもあります。要塞頂上からグルノーブルの中心地を見下ろすと、美しい赤い街並みが広がっています。

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筆者撮影

また、グルノーブルは「赤と黒」の作者としても知られるスタンダールの生まれた地でもあります。街の中心地では、赤と黒のジュリアンのインスピレーションの元となったとされる場所(Palais du Parlement du Dauphiné)や、スタンダールがよく政治の議論のたまり場として足しげく通っていたとされるカフェ(Café de la Table Ronde、現在はフレンチレストラン・カフェとなっている)もまだ残されています。

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筆者撮影

(写真はPalais du Parlement)
スタンダールの生まれ育った場所とされるアパートメント(L’appartement natal / Musée Stendhal)や幼少時代を祖父と過ごしていたとされる部屋(L’appartement Gagnon / Musée Stendhal)などゆかりの地(Les lieux stendhaliens)が街の中心部に点在しているので、文学好きの人にはおすすめです。

さらに、グルノーブルには多くの美術館があり、文化的にも充実した旅行をできる街です。メインであるグルノーブル美術館(Musée de Grenoble)には、フランス、イタリア、オランダなどのヨーロッパ作品を中心としてファインアートや彫刻から、モダンアートまで幅広くコレクションされています。(入場料大人8ユーロ、26歳以下無料)

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筆者撮影

ダフィノワー美術館(Musée dauphinois、入場無料)は地方の文化を強調したコレクションが多く、ポップカルチャーの展示(フレンチポップスの音楽やスキーヤーについてなど)が充実しています。ほかにも、考古学美術館(Musée Archéologique Saint-Laurent)や、自然科学博物館(Muséum de Grenoble)など美術以外にも様々な文化施設が豊富ですので、好きなテーマにそってめぐってみても楽しいですね。

名物ラクレットチーズとフォンデュのお店は中心部に多く、特にフォンデュはお店によってブレンドのレシピが違うので、数日滞在する人は食べ比べてみてもおすすめです。ほとんどのお店が二人以上からの注文のみを受け付けているので、一人で行くと注文を断られてしまう可能性があるのでご注意ください。ラクレットもフォンデュもどっしりとおなかにたまる冬の料理なので、チーズをメインに行く方は寒い時期のほうがより楽しめます。

日本での知名度はあまり高くないですが、実は食に芸術に自然に、と様々な面をもつグルノーブル。ぜひフランス流山の土地での週末を、楽しんでみてはいかがでしょうか。

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筆者 : Manaca O'Gawa

文化、社会をテーマに研究をし、各国各地の文化や歴史を探検中の学生です。世界中の地域そのものに触れられるような場所、アクティビティ、食文化等の情報をお伝えしていきます。

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