2018年1月7日

韓国

寒い冬に必ず食べておきたい本場の韓国料理

by RIN

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筆者撮影

ご存知の方も多いかとは思いますが、韓国の冬はとても厳しく、12月に入ると最高気温が氷点下…なんてこともしょっちゅうです。そんな日の最低気温は、体感気温が-15度,-20度なんてことに。しかしながら、極寒の冬に食べるからこそより一層美味しく感じる。美味しく食べられる。そんな本場の韓国料理がたくさんあります。

1タッカンマリ 닭한마리

比較的、韓国旅行者にも認知度の高いタッカンマリ。「タッ(k)」は鶏。「ハンマリ」は一匹。つまりタッカンマリとは、鶏一匹という意味。そんな丸々鶏一匹が入ったこちらの鍋料理。

オススメの食べ方は、別添えされているニンニクを最初からお鍋にドバッと入れてしまうこと。鶏肉のお出汁がこれでもかっていうほど効いたスープに、おろしニンニクがとってもよく合うのです。

続いて、タッカンマリ屋さんでは必ず出される水キムチ。こちらもお好みの量をお鍋に入れてしまうことをオススメします。普通のキムチよりも辛くなく、少し酸味の効いた水キムチを、一度クタクタになってから食べてみてください。お鍋に入れる普通の白菜よりも美味しく感じること間違いなしです。

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筆者撮影
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筆者撮影

そして鶏肉を堪能したあと、必ず忘れてはいけないのがカルグクス。タッカンマリを食べるにあたって、なくてはならない存在。日本のうどんとはまた違った食感を味わってみてください。カルグクスを食べても「まだいける!」という方は、最後の〆にチュッ(k)をぜひ。チュッ(k)とは、いわゆる韓国の雑炊です。日本の雑炊と異なる点は、ゴマ油がたっぷりかかっているところ。これがまた韓国海苔との相性抜群です。おそらく日本人旅行者に一番多く知られているのが東大門エリアにあるお店かと思いますが、タッカンマリはお店によって少しずつ違う点もあり、それを食べ比べするのもまた通な食べ方。

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筆者撮影

こんなふうにきのこたっぷりのタッカンマリなんていうのもあります。

2. ピョヘジャンクッ 뼈해장국

こちらは特にお酒好きの男性には人気の食べ物と言えるかもしれません。お肉のついた豚の背骨を野菜や香辛料などと一緒に長時間煮込んだスープのことで、酔い醒ましに良いとされている料理の一つです。どこのお店に行っても石窯鍋からあふれそうなお肉や野菜が入っているのですが、見た目とは違い、長時間煮込まれているおかげで豚肉とは思えないほどの柔らかさ。そのお肉や野菜をからし入りダシ醤油に付けて食べるのですが、これを一口食べると白ご飯が進む進む。韓国料理の食べ方の定番とも言えるかもしれませんが、良い感じにお肉が減ってきたら最後は白ご飯を石窯鍋に入れて、クッパのようにして食べるのが一般的です。

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筆者撮影

スープに浸かったご飯と一緒にカットゥギ(いわゆるカクテキ)を口へ頬り込む。スープに浸かったご飯にはカットゥギが一番合います。ぜひ試してみてください。

3. グルパプ 굴밥

「グル」とは牡蠣のこと。日本でも冬から春にかけてよく食べられる食材かと思いますが、韓国でも冬に入ると一気に食べる頻度が高くなります。韓国にも様々な牡蠣料理がありますが、その中の一つがグルパプ。イメージ的には牡蠣のビビンバと言った感じです。

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筆者撮影

たっぷり入った牡蠣と野菜を思いっきり混ぜてしまうのが韓国流。そして石窯鍋で出されるので、最後まで熱々で食べられるのも嬉しいところ。

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筆者撮影

メイン料理と一緒に提供されるキムチや他のおかずなどと一緒に食べてみてください。牡蠣を食べすぎると胸やけする方もいらっしゃるかと思いますが、ご飯や野菜と一緒に食べることで重たくなく食べれてしまいます。グルパプ以外にも生牡蠣や蒸し牡蠣。牡蠣鍋に牡蠣クッパや、ポッサム(蒸した豚肉料理)と生牡蠣を一緒に食べるグルポッサムなんていうのも人気の牡蠣料理です。同じ牡蠣でも、韓国の牡蠣料理と日本の牡蠣料理はまったくの別物。冬の韓国で、韓国式の牡蠣料理を食べてみるのはいかがですか?

4. ポソッカルグクス 버섯칼국수

「ポソッ」とはきのこのこと。きのこと言っても種類は様々ですが、このポソッカルグクスで使用されるきのこは舞茸のようなきのこです。日本の舞茸と少し傘部分が違うのですが、きのこ臭さはまったくなく、非常に食べやすいです。そしてポソッカルグクスの特徴は、基本的にちょっと辛めです。しかし旨辛です。

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筆者撮影

冬に食べる旨辛の麺&汁物料理に勝るものはひょっとしたら他にないのかもしれません。辛い食べ物がそれほど得意でない方も、このポソッカルグクスなら食べられるというのをよく耳にします。

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お店によってはしゃぶしゃぶの肉付きなんていうのもあります。

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筆者撮影

しかしそのお店も共通しているのが、必ず〆にご飯を付けられるということ。既にご紹介したタッカンマリで「チュッ(k)=雑炊」についてお話しましたが、これはその雑炊と焼き飯の間と言った感じでしょうか。雑炊ほど汁気はなく、焼き飯ほどパラパラした感じはありません。カルグクスを食べてお腹いっぱいになったあとでも思わず食べてしまう。一度食べれば病みつきになってしまう味です。

5. コンナムルクッパ 콩나물국밥

豆もやしたっぷりのシンプルな味付けのスープ。中にはご飯が入っています。コンナムルクッパのお店には、必ずセウジョッという小エビの塩辛のようなものが置いてあり、それで味の調節をしながらカクトゥギ(カクテキ)や、イカのキムチやイカの塩辛と呼ばれているオジンオチョッカルと一緒に食べると美味しさは倍増。一瞬で体があったまります。

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筆者撮影

そして何と言っても、コンナムルクッパはその安さが魅力。有名チェーン店では3,500ウォン(約355円)でこの旨さを味わえます。24時間営業のお店も多いため、朝食や夜食に利用されてみてはいかがでしょうか。

6. ネンミョン 냉면

そう、冷麺です。冷麺と言えば暑い夏に食べるもの・・・ですよね。しかし、寒いときに敢えてオンドルの効いた暖かい部屋で冷麺を食べる。そんな通もいるのです。日本でも、真冬にアイスが食べたくなる方、いらっしゃいますよね?「冬アイス」なんて言うそうですが、韓国でも冬に食べる冷麺のほうが美味しいという現地人は少なくありません。

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冷麺の種類は大きく分けて二種類。汁気が多く辛味のないムルネンミョンと、汁気がなく辛いビビンネンミョン。

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筆者撮影

まずはムルネンミョン。お店によっては出汁を凍らせた氷がゴロゴロ入っている場合がありますが、氷が苦手な方は「ユクスエ オルム チョム ペジュセヨ~」と言えば氷のみ抜いてくれるお店もあります。タテギ(赤い辛味調味料)をお好みで乗せて辛さを調節することができるので、辛いものが苦手な方はこちらがオススメ。

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そしてビビンネンミョン。汁気がなく見た目も辛そうなのがビビンネンミョンですが、別添えでスープが出される場合があり、それをお好みでかけて食べるとマイルドになります。それと、旅行者には案外知られてないようなのですが、冷麺は最初2,3度ハサミで麺をザクッと切っちゃいます。そうすることで食べやすくなります。

いかがでしたか?寒さの厳しい韓国でも食の魅力は尽きません。これらはほんの一部。本場韓国には、まだまだ魅力的な食がてんこ盛りです。

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筆者 : RIN

198○年生まれ。
オーストラリアで出会った韓国人男性と結婚。
現在、ソウル在住。
趣味はカフェ巡り、美味しいものを食べること、旅行。
お隣の国とは言え、ここは外国。
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