シンガポールは旅行する価値あり?お勧め15観光地を検証!
by DaveR1988, CC BY

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日:2020年4月13日

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シンガポールは旅行する価値あり?お勧め15観光地を検証!

日本から約6時間のフライトで到着するシンガポール。東南アジア随一の近代的な都市は、観光者向けの楽しいアトラクションがたくさん!今日はそんなシンガポールで、オススメの観光スポット20箇所をご紹介したいと思います!



1. マーライオン公園

シンガポールの中心部・ラッフルズ・プレイスに位置するシンガポールで最も有名な観光地といえばマーライオン公園でしょう。きっと誰もが一度はマーライオンが口から勢いよく水を噴射する姿をテレビや雑誌などで見たことがあると思いますが、そのマーライオンはこの公園にいます。

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Merlion Park, by swampa, CC BY

年がら年中、昼夜を問わず観光客で溢れかえっているマーライオン公園ですが、背景となるラッフルズ・プレイスの摩天楼の夜間ライトアップとセットで見ると息をのむ美しさです。マーライオンの後ろにひっそりと建つチビ・マーライオンも忘れないであげて下さい。周辺にはスタバなど飲食店が多いので、観光の合間の一休みに活用するのも良いでしょう。

Merlion Park, by YongSIC, CC BY-ND

2. ナイトサファリ

ナイトサファリはシンガポール動物園を経営母体とする、シンガポールで屈指の人気観光スポットです。市内中心部からは少し距離があり、直通バスも出ていますがタクシーで行く人が多いです。名前の通り毎晩夜間のみの開園で、解説付きのトラム(英語、マンダリン、日本語のツアー有り)に乗るかウォーキングトレイルを辿って夜行性の動物を目の前で観察することができます。

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The beautiful leopard, by Madeleine_H, CC BY

観察できる動物の内約7割は絶滅の危機に瀕しているとも言われており、かなり貴重な夜行性の動物を集めていることが分かります。また柵を殆ど用いずに小川で代用するなど、動物の習性などを深く理解した上でなるべく来園者が近くで観察できるように様々な工夫が凝らされています。園内にはショップやレストランも多くあり、長時間いてもなかなか飽きることはありません。

Night Safari, by Will Ellis, CC BY

3. ガーデンズ バイ ザ ベイ

シンガポールは国自体エンターテイメント性がかなり強い国家ですが、そんなシンガポールの中でもガーデンバイザベイズは屈指の魅力を有します。日本でも有名な「インフィニティプール」を屋上に有するマリーナベイサンズホテルの隣りに位置し、地下鉄ベイフロント駅から徒歩圏内にある広大なガーデンズバイザベイズでは、種々多様な植物を手に取るように観察することができます。

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Gardens by the Bay – Supertrees, by Mac Qin, CC BY-ND

しかし、ガーデンバイザベイズの最大の見どころは毎晩盛大に行われるライトと音楽のシンフォニーショーです(季節によって開始時間が異なるので要確認)。まるでアバターのような世界観、と多くの人が賛辞を送るシンフォニーショーを是非自分の目で見てみて下さい。

Garden by the Bay, by justinjlaw, CC BY

4. シンガポール動物園

東京の上野動物園2倍の広さである28ヘクタールという広大な敷地面積を誇るシンガポール動物園は、観光客のみならずシンガポール人にとっても人気のスポットで、特に休日はかなり混み合います。

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Singapore Zoo – 19 Nov, by coolinsights, CC BY

シンガポール動物園の特徴は、ナイトサファリと似ていますが、檻や柵を極力用いずに動物を来園者に見せる工夫をしている点です。植え込みや水路を最大限活用し、来園者は驚くほどの近さで動物たちを観察することができます。

Singapore zoo, by pelican, CC BY-SA

5. サンズ スカイパーク(空中庭園)

マリーナベイサンズの「インフィニティプール」は残念ながら宿泊客しか利用できませんが、一般客でも空中庭園のスカイパークを訪れることができます。スカイパークからは遮るもののない360度の眺望が得られるほか、サンズスカイパークではサンズ限定のグッズも数多く販売しています。

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Sands SkyPark, by Kobetsai, CC BY-ND

レストランやバーも多くあり、例えばCÉ LA VIではモダンアジア料理を堪能できるほか、Flightバー&ラウンジではデッキ席でシンガポールの街並みを眼下に見ながら飲食を楽しめます。マリーナベイサンズホテルには地下鉄のマリーナベイ駅ではなく、ベイフロント駅が接続しているので注意して下さい!

Skypark, by Craig Stanfill, CC BY-SA

6. シンガポール フライヤー

2008年から稼働しているシンガポールで一番有名な観覧車である「シンガポール・フライヤー」は高さ165メートル、28人乗りのゴンドラが28台という世界でも最大規模の観覧車です。マリーナベイサンズホテルからのんびり歩いても15分の距離です。

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Singapore Flyer, by Kobetsai, CC BY-ND

観覧車は30分ゆっくりとかけて一周し、市内中心部はもちろんのこと晴れた日にはチャンギ空港やリゾート島のセントーサ島まで見渡すことができます。利用には事前にオンラインで予約をしておくのが賢明です。また、結婚式や各種パーティーの開催も可能なので、特別な日には思い切ってゴンドラを貸し切ってしまうのもいいでしょう。

Singapore Flyer, by adhiha, CC BY-ND

7. リトル インディア

都市国家シンガポールの特徴の一つといえば種々多様な人種の共存共栄でしょう。国内にはマジョリティーの中華系の他に、マレー系、印パ系、中東系、西洋系など様々な人種の人がいます。当然、各民族が集中的に集住する地区もあり、インド系が多く集まるのがこのリトルインディアです。市内中心部からもかなり近く、この地区自体もとても綺麗に整備されており、観光にはうってつけです。

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Little India, Singapore, by Khalzuri, CC BY-SA

安い飲食店やお土産屋も多く立ち並び、歩き回るだけでも楽しめるでしょう。ホテルが割高なシンガポールですが、リトルインディアには格安のドミトリーも多くあります。本物かどうかは怪しいですがカシミールの製品も多く並べられており、店員さんと会話するのもまた観光の楽しみです。

Little India, Singapore, by Khalzuri, CC BY-SA

8. ユニバーサル スタジオ シンガポール

2010年にオープンしたユニバーサルスタジオ・シンガポールは、アジアでは日本に次いで二番目、東南アジアでは初めてのユニバーサルスタジオです。ロケーションはシンガポールの南部にあるリゾート島・セントーサ島内で、市内中心部からも地下鉄やモノレールで簡単に移動できます(モノレールに乗る場合は地下鉄Harbour Front駅で下車します)。

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Universal Studios Singapore 261, by Roller Coaster Philosophy, CC BY

敷地面積は20ヘクタールと日本のユニバーサルスタジオよりも小規模ですが、数多くのアトラクションやショー、そしてレストランで来園者を楽しませてくれます。セントーサ島には水族館やビーチなどユニバーサルスタジオ・シンガポール以外にも様々なアトラクションがあるので、セットで楽しんでしまいましょう!

Battlestar Galactica @ Universal Studios Singapore, by coolinsights, CC BY

9. ラッフルズ ホテル アーケード

シンガポール旅行の醍醐味の一つはショッピングだと思いますが、ラッフルズホテル・アーケードはそんなシンガポールの中でも最も落ち着いており、セレブ気分が味わえるショッピングスポットです。ロケーションは市内中心部City Hall駅から徒歩圏内、「ラッフルズ」という名前がついていますが最寄りはラッフルズ・プレイス駅ではないので注意して下さい!

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Raffles Hotel Shopping Arcade, by james_antrobus, CC BY

宿泊客でなくても中庭とショッピングエリア、そしてレストランは入ることが可能なので、是非ゆったりとした雰囲気を味わいに訪れることをお勧めします。因みにラッフルズホテルショップのホテル限定紅茶が人気にお土産だそうです。

Raffles Hotel, by oldandsolo, CC BY

10. オーチャード・ロード

シンガポールで最も有名なショッピング街といえばオーチャード(及びその隣りのSomerset)でしょう。ラッフルズ・プレイスなどの市内中心部にもかなり近く(ラッフルズ・プレイスからNorth South Lineで10分程)、シンガポール人も“shop till you drop”(荷物を持ちきれなくなるまで買い物をする)とよく言うほどの盛況ぶりです。

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Orchard Road, by jeffedoe, CC BY-ND

日本人は人によっては原宿のようだともいいますし、銀座みたいと言う人もいますが、いずれにせよとても綺麗に整備されているザ・シンガポールといった感じの場所です。ホテルや飲食店もオーチャードに多くあり、丸一日楽しめます。但し、お買い物の際は例えばH&MやUNIQLOなど日本で買った方が断然安いものもあるので十分注意して下さいね!

140720-3_Orchard Road_3, by tetsukun0105, CC BY-SA

11. リバー クルーズ

シンガポールの中心部を流れるシンガポール川のクルーズはシンガポール観光の人気アクティビティの一つです。船上から普段は見ることのできないシンガポールの景色を堪能できるのが醍醐味です。クルーズ船は解説付きで、船に乗りながら現代に至るシンガポールの歴史や風景がどのように変わってきたのかなどの説明を聞くこともできます。

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Marina Bay, by Beegee49, CC BY-ND

クルーズは4つのエリア、クラーク・キー(Clarke Quay)、ボートキー(Boat Quay)、マリーナベイ(Marina Bay)、ロバートソンキー(Rovertson Quay)を巡ります。街歩きに疲れたらリバークルーズで一休みするのもいいかもしれませんね!

Singapore River, by mikecogh, CC BY

12. アラブ ストリート

多種多様な人種が共存するシンガポールにおいて、アラブ系の人々が集住する地区が中心部のブギスにもほど近いアラブ・ストリートです。アラブ・ストリートにはイスラム寺院を中心に露店や飲食店、様々な製品を扱い商店が目白押しです。

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シンガポール アラブストリート Arab Street, Singapore, by nekotank, CC BY-ND

亜アラブ系の人が経営するレストランも多く、本場の味を堪能できること間違いなしです。但し飲み物など若干ぼったくり気味の値段を提示するところも多いので入る前にメニューをちゃんと確認して下さいね!リトルインディアもうそうですが、シンガポールという異国の中の異国を探検するのもまた一興です。

Arab Street Mosque Singapore, by Beegee49, CC BY-ND

13. クラーク・キー

クラーク・キーは中心部ラッフルズ・プレイスに位置し(地下鉄ラッフルズ・プレイス駅から徒歩圏内)、シンガポールの一大ナイトスポットとして各国のビジネスマンや学生、現地在住の日本人(特に駐在員)にも人気が高い場所です。

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Clarke Quay, Singapore, by grahamhills, CC BY

シンガポール川沿いに位置するクラーク・キーにはバー、パブ、レストランなどが数多く立ち並び、Imakatsuなど日本人経営の居酒屋も多く進出しています。日本食が恋しくなったら行くのもありかもしれません。川に面したバルコニー席を有するレストランも多く、特に夜間は川面に反射した高層ビル群の夜景を見ながら至福のひと時を過ごせるでしょう。

Clarke Quay, by minghan, CC BY-SA

14. スリ マリアマン寺院

スリ・マリアマン寺院はチャイナタウンの中心部に位置するヒンドゥー寺院です。チャイナタウンにヒンドゥー寺院があるというのが面白いですね。行き方は簡単、地下鉄チャイナタウン駅で降りて案内板の指示に従って歩いて行くだけです。

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スリ・マリアマン寺院 Sri Mariamman Temple, by INABA Tomoaki, CC BY-SA

スリ・マリアマン寺院はイギリスの東インド会社がシンガポールに進出したすぐ後、1827年にインド人ナライナ・ピレイによって創設されました。寺院はその歴史的重要性からシンガポール政府によって国定記念建造物に指定されており、数多いるシンガポール在住のインド人の信仰の対象となっています。寺院に到着するとまずその入り口の精巧なアートが目に入るでしょう、内部まで入ってゆっくり見て回るのがお勧めです。

Sri Mariamman Temple, by alantankenghoe, CC BY

15. シンガポール植物園

シンガポールの植物園といえばガーデンズ・バイ・ザ・ベイがすぐに想起されますが、実はシンガポール植物園(ボタニック・ガーデン)もかなりの人気を誇る施設です。ロケーションはショッピング街のオーチャードの近く、オーチャードより徒歩圏内です。買い物の疲れを癒しに自然を愛でるのはどうでしょうか?シンガポール植物園はなんと入園無料(一部有料ですが、基本的に無料です)、年中無休で開園しています。

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Singapore Botanic Garden, by edwin.11, CC BY

敷地面積も約64ヘクタールと東京ドーム約13個分の広さがあります。またシンガポール植物園はその歴史的意義からシンガポールで初めてUNESCOの世界遺産に登録された施設でもあり(2015年に登録)、一度訪れる価値はあるでしょう。

Singapore Botanic Garden, by edwin.11, CC BY

16. シンガポール国立博物館

市内中心部にほど近く、地下鉄Circle LineのBras Basah駅から徒歩圏内にあるシンガポール国立博物館は、シンガポールで最古で最大規模の博物館です。博物館の最大の見どころは“History Gallery”という一連の展示で、シンガポールがイギリスの海峡植民地となる以前の14世紀から現在に至るまでのシンガポールの歴史的変遷、文化や風俗の変化などについて理解を深めることができます。

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National Museum of Singapore, by chriskay, CC BY-ND

日本語の音声ガイドもあるので是非活用してみて下さい。博物館内にはお洒落なカフェやショップもあり、雨の日などに訪れるのもいいでしょう。

Singapore, by Sue Elias, CC BY

17. セントーサ島

シンガポール政府が国を挙げてレジャー施設に仕上げたのがシンガポール南部に位置するセントーサ島です。市内からのアクセスも良く、シンガポール屈指の観光スポットとなっています。

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Resorts World Sentosa, by Sarah_Ackerman, CC BY

セントーサ島には先述したユニバーサルスタジオ・シンガポールのみならず、ラッフルズ・プレイスのマーライオン公園のマーライオンよりも大きなマーライオンがいたり、クレーン・ダンスを堪能できたり、世界最大級の水族館シー・アクアリウムを訪れたり、パラワン・ビーチでのんびりと海水浴に興じることもできます。飲食店も数多く、セントーサ島に滞在しているとあっという間に1日が過ぎてしまいます。

Sentosa Island, by nheidenbluth, CC BY-SA

18. ラッフルズ プレイスの高層ビル群 (1-Altitude)

シンガポールの中心地といえばラッフルズ・プレイス、ここはイギリス人のラッフルズが初めて上陸したことから名付けられました。ラッフルズ・プレイスの高層ビル群で最も高く、また最も有名なのはOne Raffles Placeです。One Raffles Placeは地下鉄ラッフルズ・プレイスから徒歩3分程の距離にあります。

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Singapur bei Nacht, by ninare, CC BY-SA

One Raffles Placeの屋上にはルーフトップバーの1-Altitudeもあり、豊富なカクテルや軽食を提供し平日休日問わず大いに盛り上がっています。目の前に広がるビル群を目近に見ながら飲む一杯はきっとシンガポールの忘れられない思い出になるでしょう。毎週水曜夜はレディースデイで女性には特にお得です!

Skyscrapers at Raffles Place, by gunman47, CC BY-ND

19. ゲイラン地区

ゲイラン地区はラッフルズ・プレイスなどシンガポール中心部と東のチャンギ空港の中間地点に位置する地区です。ラッフルズ・プレイスからはEast West Lineで約15分の距離にあります。ここは市内中心部などの「清潔で」、「整備されており」、「美しい」などといった所謂シンガポールのイメージとは正反対の、都市開発に取り残された良くも悪くもローカルな地域です。

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Geylang ゲイラン, by INABA Tomoaki, CC BY-SA

安くて美味しいホーカーも多く、ローカルな雰囲気を堪能したいのなら是非とも訪れるべきです(治安は悪くないのでご心配なく!)。格安SIMカードやガラクタ類が手に入るのもこの地区ならではです。また、シンガポールのホテルは概して高いですが、この地区には長江ホテルやホテル81などリーズナブルな価格のものも多くあります。空港にも近いので、朝早くの便に乗る場合などに利用するのもいいかもしれません。

Amazing Geylang, by HenryLeongHimWoh, CC BY-SA

20. チャイナタウン

オーチャードがブランド品や高級ショッピングの場所であるとすれば、チャイナタウンは安いお土産や軽食を楽しむ場所と分類できるでしょう。市内中心部に位置するチャイナタウンでは(地下鉄チャイナタウン駅を利用してもいいですが、ラッフルズ・プレイスからも十分徒歩圏内です)

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Singapore Pagoda St., by RM Bulseco, CC BY

露店を中心に種々雑多な商品が所狭しと並べられています。中華圏ならではですが、あなたの能力次第では値下げを十分有り得ますので、臆せず挑戦してみましょう。シンガポールですので勿論英語も通じますし、値下げ交渉の難易度は比較的低めだと思います。外貨両替はお土産屋の中でやっていたりするので、もし必要になったら何店舗か中を覗いてみましょう。

Pagoda St, Chinatown, by foilman, CC BY-SA
筆者:まっぷるトラベルガイド編集部

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