更新日:2020年4月13日
ハンガリーの街を歩いてみよう!ブダペスト英雄広場とメルヘンな市民公園
ハンガリーの首都ブダペストは、「東欧のパリ」と表現されるほどの美しい街並みが広がっています。
近年急速に発展しているブダペストは、まだまだ日本で知られていない隠れた観光名所が多くあるので、街を散策しながらお気に入りの場所を探すのも楽しみの一つ。
今回はブダペストの街を歩きながら見つけた、メルヘンで可愛い市民公園と英雄広場をご紹介します。
世界遺産のアンドラーシ通り
ブダペストの中心エリアとなる「アンドラーシ通り(Andrássy út)」は、エルジェベート広場(Erzsébet tér)と市民公園(Városliget)を繋ぐ大通り。19世紀後半に作られ、ルネッサンス様式の美しい宮殿が並ぶ華やかな道が続きます。
アンドラーシ通りはユネスコの世界遺産にも登録されており、その下を走る地下鉄一号線も、地下鉄として世界で唯一の世界遺産に登録されています。ブダペストの地下鉄は、世界で3番目に開業した地下鉄駅で、現在もレトロな駅の姿を見る事ができます。
筆者撮影
フォトジェニックな英雄広場
アンドラーシ通りの北側に位置する英雄広場(Hősök tere)は、ハンガリー建国1000年を記念して建設されました。ブダペスト最大の広場には、高さ35メートルにもなる記念碑が建てらており、その上に立つ大天使ガブリエルの像の美しさがひと際目を引きます。
広場は市民の憩いの場となっており、楽器やスケートボードなどのパフォーマンスを練習している人などを見かけます。中央には「BUDAPEST」の大きなモニュメントがあり、絶好の写真撮影スポットです。
筆者撮影
筆者撮影
筆者撮影
童話の世界のようなヴァイダフニャディ城
英雄広場のすぐ側には緑地が広がる市民公園があります。
少し歩いてみると目に入ってくるのは、童話やゲームの世界に登場しそうなメルヘンなお城のような建物。入り口の門や塔が何とも言えない可愛さです。
筆者撮影
筆者撮影
公園は1896年の建国1000年祭の時に万国博覧会の会場となり、ヴァイダフニャディ城や教会などは、万博の為に建てられた建物なのです。ハンガリー全土の建築様式の建物を再現しており、個性的な建物が多く見られます。
ヴァイダフニャディ城の向かいにある教会も、細部まで細やかなレリーフが施されており興味深いもの。
筆者撮影
筆者撮影
万博終了後に取り壊される予定でしたが市民からの人気が高かった為、現在まで残されています。
公園内は市民の憩いの場で、地元の人が集まるとても雰囲気の良い場所です。
公園内に個性的な建物がぎゅっと詰まっており、写真好きには堪らない空間。
敷地内には他にも見どころが沢山あり、セニーチュニ温泉や動物園、博物館やサーカスなどもあるので、ぜひ訪れて見て下さい。
筆者撮影
筆者撮影
まとめ
いかがでしたか?今回はハンガリーのブダペストの街を歩いて見つけた素敵なスポットをご紹介しました。ぜひ、あなたもお気に入りの場所を見つけて見て下さいね。
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