更新日:2021年2月9日
オーストラリア旅行する人が「必訪リスト」に入れておきたい観光地15選!
オーストラリアは、アメリカ合衆国同様多くの移民と先住民とで構成された比較的若い国と言えます。ですが有史以前から変えることないダイナミックな大自然は、あまりのスケールに人言葉を失います!オーストラリアは、地球の本来の姿を教ええてくれると言えるでしょう。その堂々としながらも謎に満ちたオーストラリアの魅力をお伝えします!
【1】グレートバリアリーフ
その名の通り、偉大なる珊瑚礁!ここは世界最大の珊瑚礁にして、世界のスキューバーダイバーの憧れの場所。アチコチ無数のリーフが点在するこの場所は映画 『ファインディング・ニモ』のモデルになった海であることも十分納得です。
Any woman who thinks the way to a man’s heart is through his stomach is aiming about 10 inches too high., by krossbow, CC BY
そして忘れちゃいけないのが、近年人気を集める『ハートリーフ』ハート型をしたこのリーフは、上空からこのハートを見たカップルは幸せになるというパワースポットとして一躍有名になりました!
great-barrier-reef, by FarbenfroheWunderwelt, CC BY-ND
【2】湿潤熱帯地域
グレートバリアリーフでタップリ海を堪能したあとは、その後クイーンズランドの南下に位置する、これもまた世界最古の湿地帯へと変わります。オーストラリアの場合「世界最大」とか「世界最古」という言葉がたくさんあって、本当にすごい!ここの何がすごいって、とにかくワイルドな自然がむき出しなんです。
Barron Falls, by certified su, CC BY
かつては鉱山鉄道であった列車で旅できますが 「バロンの滝」を通過する特はあまりの大迫力に絶叫した事を思い出します。
PICT4041, by m0bile, CC BY-ND
【3】シドニー オペラハウス
オーストラリアの商業的中心地シドニー。シドニーオリンピックも開催されたことから有名になりました。そしてそのシンボルがオペラハウス。1959年から着工したものの、新進気鋭の若手建築家ヨーン・ウツソンさんの、あまりに独創性が走りすぎたのか難しすぎて一時中断してしまいました。その後再び竣工するのは1973年とのことです。
sydney habour bridge & opera house fireworks new year eve 2008, by Linh_rOm, CC BY
そうして苦労のかいあって、今ではオーストラリアを象徴する建築物になり、また世界遺産にも登録されました。新年の時にはこの美しいシルエットをバックに打ち上げらる花火が更に美しさを引き立てます。
Sydney opera house, by jimmyharris, CC BY
【4】ハーバーブリッジ
シドニーに来たなら、ここはぜひ勇気をもって最高の思い出にしましょう!オペラハウスに訪れたら、必ず視界に入るハーバーブリッジ。このアーチになった橋はオペラハウスと共にシドニーを象徴する大事なモニュメント!だったらこの橋登っちゃいましょう!中には200段の階段があって展望台に行くことができます。
なんと外にも出れます。命綱はついてますから「ドーンと任せた!」という気持ちにはならなくても、一度外にでるとその景色は最高!ここで勇気をもってぜひ自撮りにチャレンジしちゃいましょう!
View from Mrs Macquaries Point, Sydney (483333), by Bob Linsdell, CC BY
【5】エアーズロック(ウルル)
ここはオーストラリアを語るときに、絶対マストな場所ですよね!世界最大級の一枚岩としてあまりに有名で、別名「地球のへそ」。ここに行くのは意外にも大変で、シドニーからはエアーズロックまで飛行機で3時間、他にケアンズからは2時間半くらい。それから更に車が必要だとなると、やはりツアーに申し込むのが正解。このエアーズロックは、本来先住民アボリジニが「ここは我々の聖地だから返却してほしい」と裁判を起こし、1986年本来の名前である「ウルル」となりました。
Part of Uluru (Ayers Rock), by apardavila, CC BY
ここに登ることは近年難しいといわれていますが、時間によって刻々と色がかわるこの聖なる岩は、確かに聖なる力を宿しているといっても過言じゃないですね。自然を愛し守るオーストラリア。そのことに敬意をもって、その聖なるパワーを全身で受けたいですね。
Ayers Rock/Uluru, by Robert Nyman, CC BY
【6】ブルーマウンテンズ ( ニュー・サウス・ウェールズ州)
オーストラリアには羨ましすぎるほどの世界自然遺産の宝庫ですが、ここも素晴らしい場所です。名前の由来は群生するユーカリの木々。その木々から霧が生まれその広大な山々が、神秘的な青い世界に様変わりするのです。
The Blue Mountains, by Terrence Franck, CC BY-ND
全長4000kmとあまりに広すぎるため見どころが多すぎますが、ポイントとしては、原住民アボリジニが名づけた「三姉妹」の岩。ブッシュハイキングで疲れた体を癒してくれる、展望台でみるこの大自然!ちょっと足がすくみそうなくらいですが、「今自分はすごい場所にいる!」と実感できます。もし霧が発生して、大きな受け皿のように囲まれた山々に白く霧が満ちてくると更に神秘的!日本に帰った後も、この大自然の体験はきっと忘れられないでしょう!
Blue Mountains, by johncooke, CC BY-SA
【7】メルボルン
「住みたい都市」に何度も「世界一」の称号を勝ち得たヴィクトリア州のメルボルン。実際に行ってみるとその選ばれた理由が納得できます。古きよきイギリス文化を残しつつも、新しいアイデアをどんどん取り入れる、そんな活気あふれる街。街のあちこちに観光ガイドさんが常駐してくれ、困ったときはすぐに助けてくれます。また、無料のシャトルバスなどもあり、観光客誘致にとても積極的です。
Melbourne_Laneways_2, by variationblogr, CC BY
メルボルンらしいといえば、「レーンウェイ」の小路を歩いてみましょう!ここはちょっとした現代嗚アートを感じる通りで、かわいらしいカフェやオシャレなお店が多く、ただ歩いているだけで何度も写真を撮りたくなる、きっと自分だけのとっておきの場所にしたくなる小路です。そして時間がない方は、メルボルン名物のトラムを体験!大学の近く、下町、ビーチの近く、川沿い、近代的なモニュメントに、コロニアルな文化、、メルボルンって本当に素敵な街だなと心に刻まれるでしょう。
Melbourne, Australia, by Nouhailler, CC BY-SA
【8】グレートオーシャンロード(ビクトリア州)
メルボルン観光の中に加えてほしいのが、このグレートオーシャンロードの旅!メルボルンからアデレードまで続く、その通りGreat!な海辺の道なのです!もし、オープンカーをレンタルできるのなら、こんな素晴らしすぎる経験はないでしょう。そうここは「世界一美しい道」とも言われています。
Perspective of the Twelve Apostles, by HPUPhotogStudent, CC BY
この素敵な旅の目的地は「12人の使徒(Twelve Apostles)」と呼ばれる点々と切り取られて取り残されたような12個の岩。
その目的地までの海岸は、世界的なサーフィンコンテストが行われたりするなど多くのサーファーも訪れます。またここはオプショナルでヘリコプターも15分コースで$145から可能です。そして上空から見た、海の広さと素晴らしい地形は、来てよかった!とずっと思い出にのこるでしょう。
Great Ocean Drive, Esperance, by trippinlarry, CC BY-SA
【9】アデレード
メルボルンと同じく「住みたい都市」ランキングで常に上位を誇る都市。街の象徴は、セントピーターズ大聖堂。1904年に建設されたとても気品あふれる教会。またおススメはアデレードの中心、ノース テラス。
Adelaide Museum, North Terrace, Adelaide, South Australia, by Rexness, CC BY-SA
この通りは古きビクトリア調の建物が多く、そこはまるでイギリスのどこかの町にトリップしたかのよう。この街はワインの取れるブドウの産地でもあります。その少し郊外に広大なブドウ農園があり、近年日本でもポピュラーになってきました。その牧歌的な様子はこれまでの大自然や、ダイナミックな大地とは裏腹に新しいオーストラリアの顔ともいえます。夕日が映える美しい川とアデレード自慢の街並みを見ながら乾杯もいいですね!
River Torrens Adelaide #leshainesimages #dailyshoot, by Leshaines123, CC BY
【10】パース
西オーストラリア最大の街にして、「世界一最も美しい街」にも選ばれる街。インド洋に面した温暖な気候と、新しく美しい建物。自然を最大にいかした街づくりは、世界から羨望を集めるのも無理はありません。見どころは沢山ありますが、カルチャー・センタやアートギャラリーを散策し、ちょっと疲れたなら桟橋にいってヨットや船を見ながらのんびりカフェを楽しむこともできます。パースはいたるところに緑あふれる公園に恵まれ、丘の上から眺めるパースの一望は、このパースにきたなら必ず訪れるべき場所で、その景色は文句なしの芸術!
Rottnest Island, by robertpaulyoung, CC BY
またフェリーで訪れることができるロットネスト島は、まるであなたを映画の主役にするでしょう。インド洋につながるその63ヵ所ものビーチ。砂は雪のように白く、海はどこまでも青い。まさに夢にみた天国のような美しい島。自転車を借りて島を一周することもでき、青い青い海と優しい海風が心が軽く解き放たれていく、そんな素敵な魅力あふれる島です。
Kings Park Panorama, by Daniel E Lee, CC BY-ND
【11】西オーストラリア州のニンガルー・コースト
ニンガルー・コースト60万ヘクタールにもなる「ニンガルー海洋公園」。ここはゴールドコーストと同じく世界最大級のサンゴ礁が250kmと続く美しい海。コーラル・ベイでは3月から4月の満月の夜に、一斉にサンゴが産卵をします。そのピンク色に染まる海はまさに人間には真似のできない自然の芸術。
Close encounter, by Julie Edgley, CC BY-SA
またこの海洋公園が他と違う点は、なんとジンベイザメと一緒に泳げるという、これまた一生もんの体験!ベストシーズンはプランクトンが多くなる7月上旬。世界一大きな哺乳類でありながら、プランクトンを大きな口を開けて追いかける姿は、なんとも愛おしいです。はるかに広がるサンゴ礁の美しい海と、ここを家として生きているジンベイザメ。人間にとって何が大事なのか、この旅で深く想い刻まれることでしょう。
P9270269, by writenq, CC BY
【12】ウェーブ ロック
パースの次に立ち寄りたい場所は、このウェーブロック。その名前の通り高さ15mになる巨大な波の形をした一枚岩!自然の浸食でそうなったとはいえ、これは不思議!みな走って何とか登ろうとしたり、サーファーの様なポーズをとろうとするけど、皆ずるずると落ちちゃうんです。ここは、パースからは距離があるので、同じく不思議な岩ピナクルズという不思議な岩群があります。
ここは、以前緑豊かな場所だったのですが、今では砂漠となり、その木々が枯れ今では岩と化した地球の歴史の一部を垣間見れます。このピナクルズとウェーブロックではツアーで申し込むことが多く、西オーストラリアの観光には欠かせないコースです。
Surfing.. ;P, by CamponeZ, CC BYflickr cc attribution helper by cogdog • cogdog.in
【13】キンバリー地域
オーストラリアの魅力を語るうえでここも欠かせません!ここは、荒々しい自然を地球誕生以来そのままに残す広大なワイルドステージ。色んなアクティビティが楽しめますが、キンバリー地区西側にあるブルームでは、ビーチをラクダに揺られながら散策ができます。
バングル・バングルは現地アボリジニの言葉で砂の岩を意味します。ここもまた世界自然遺産に指定された、地球最後の秘境ともいわれて、世界中のトレッキングファンにはおなじみの場所。長い年月をかけ少しずつ浸食された幾重にもなる、ドーム型の岩。その奇妙な姿は地球の奥深さを思い知らされます。
Kimberley aerial 2, by David Busch Aus, CC BY
【14】カリジニ国立公園
ここもまたキンバリー地域の一部。本当にオーストラリアの自然には人間は小さな生き物だと思い知りますが、ここも同じく一生の思い出となる場所。豊かな自然公園を数多く保有するオーストラリアですが、中でもここはそのトップクラス。
この公園の渓谷にある滝は、息をのむ美しさ。赤褐色の岩肌は、長い歳月をかけ、その澄んだ美しい雨水で青く浸食し、滝の中に注ぐ豊かな水と青い水は必見!これぞ秘境中の秘境と言えるでしょう。
Dales Gorge, by Lennixx, CC BY-SA
【15】カカドゥ自然公園
ここもまたオーストラリアの世界自然遺産です。5万年前に人間が描いたといわれる「カカドゥの壁画」があります。実はこの地域では40年前に人が住んでいたという形跡があったことから、古代の地球をしる上では非常に重要な場所です。
Kakadu National Park billabong, by Alberto OG, CC BY
この公園の最大の見どころでもあるジムジムの滝は、ワイルドさ抜群!またオーストラリアといっても、ここは北に位置するため気候は熱帯雨林気候に属しますから、湿地帯ならではの蓮の花が咲き誇り、多くの見たこともないような野鳥を間近に見ることができます。
Twin Falls, Kakadu National Park, by Daniel Alexander-Head, CC BY
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