Singapore Skyline and view of Marina Bay by fotolia - © boule1301

まっぷるマガジン編集部

更新日:2020年4月13日

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シンガポールの名所、マーライオン・パーク、シンガポール・フライヤー

1972年、当時の首相リー・クアンユーの発案で造られた。国内きっての人気撮影スポットで、多くの観光客が訪れる。



高さ8.6m、重さ70tシンガポールのシンボル



上半身は国名の由来となったライオン、下半身は海の国を表す魚という姿は、シンガポールのシンボル。マリーナベイ・サンズを正面から見られる立地もあり、連日多くの人が集まってくる。

マーライオンの伝説と歴史

伝説では、スマトラ島から海を渡りこの地を訪れた王子が獅子と出会ったことから、獅子の街を意味する名をつけたという。その伝説を受け継ぐマーライオンは、河口に造られたが、1997年に完成した橋に視界をさえぎられた。ポンプの故障で水が出なかった時期もあり、一時は「がっかり観光地」の汚名を着せられたことも。2002年に見晴らしの良い現在の場所へ移動し、今ではマリーナベイ・サンズ正面の眺望スポットとして人気を取り戻している。

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マーライオンの対岸にはマリーナベイ・サンズが真正面に見える!!

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マーライオンの後ろにはミニマーライオンが立っている

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Signapore MerLion, by markehr, CC BY

正面から見るとこんな顔

知ればもっと楽しい マーライオン トリビア

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マーライオンの誕生は意外と最近

観光局のロゴマークとして、マーライオンが登場したのは、1964年。古名の「テマセック」は「海の街」を意味し、「シンガポール」は「獅子の街」を意味する。「merマー(海)」と獅子を合わせて、国を象徴する生き物として誕生した。

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by fotolia - © wizdata

マーライオンは一体だけじゃない?

観光客がよく訪れるのは、マリーナの大小マーライオンと、セントーサ島の巨大マーライオンの3体。ほかにも、マウント・フェーバーや、シンガポール観光庁などにマーライオンの像がある。

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Inside of Singapore Pavilion, by hibino, CC BY

日本にもマーライオンがある?

異国感たっぷりのマーライオンだが、なんと日本にも3体もあるという。場所は、北海道北斗市「七重浜の湯」、千葉県館山市「アロハガーデン館山」、そして愛知県知多郡「食と健康の館」。気軽にシンガポール気分が味わえちゃう!?

マーライオン・パークでこんな写真が撮れます

アイデア次第でいつもの記念写真をユーモアたっぷりに楽しめる!!

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マーライオンの水を飲み干そう

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サンズの屋上を持ち上げて

「did the merlion」「マーライオンした」ってどういうこと?

シンガポーリアンが使う 「did the merlion」。直訳すると「マーライオンした」という英文の意味は、「嘔吐する」ということ。「昨晩は飲み過ぎて、マーライオンしちゃったよ!」といった具合に使うのだが、旅先ではマーライオンしちゃわないように気をつけたい。

マーライオン・パーク

現地名:
Merlion Park
住所:
1 Fullerton Rd.
地図を見る »
アクセス:
MRTラッフルズ・プレイス駅から徒歩7分
営業時間:
見学自由

必見の大観覧車は夜がおすすめ シンガポール・フライヤー Singapore Flyer

最高到達地点が165m、42階建てのビルに相当する世界最大級の観覧車。夜は眼下に素晴らしい夜景が広がる。

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直径 160m
一周 約30分

下にはフードコートやおみやげ売り場などが入っている

近隣の国まで見渡せるアジア最大の観覧車

定員28名の大型ゴンドラに乗って、一周30分ほどの空中遊泳へ出発。マリーナベイ・サンズの展望デッキとは違い、360度のワイドな景観が魅力だ。カクテルやディナーを楽しみながら2人貸し切りで楽しめるプランも用意されている。

Vue arienne depuis la grande roue, Singapour
by fotolia - © Prod. Numérik

ゴンドラの中からは360度美しい景色が眺められる

シンガポール・フライヤーからこんな景色が見えます

中心部の超高層ビル群を同じ目線で見渡せる

Top views skyline business building and financial district in sunshine day at Singapore City, Singapore
by fotolia - © Miki Studio

北側に見えるのはマリーナ地区の高層ビル

Marina bay
by fotolia - © krunja

マリーナベイ・サンズ方面が見えるのは後半

大人の贅沢な夜の楽しみ方 空中散歩を満喫するプラン

STB-Singapore

プレミアム・シャンパン・フライト

シャンパンを飲みながら1周30分の周遊ができるプラン。
◆開始時刻 15:00、17:00、19:00、20:00、21:00
◆価格 S$69

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プレミアム・スカイ・ダイニング

ゴンドラ内で贅沢なディナーが提供される2周60分のプラン。
◆開始時刻 19:30、20:30(チェックインは各30分前)
◆価格 1組S$269

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シグネチャー・カクテル・フライト

シグネチャー・カクテルを楽しみながら周遊できる1周30分のプラン。
◆開始時刻 14:30、16:30、18:30、19:30、20:30、21:30
◆価格 S$69

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シンガポール・スリング・フライト

シンガポール名物のシンガポール・スリング付の1周30分のプラン。
◆開始時刻 14:30、16:30、18:30、19:30、20:30、21:30
◆価格 S$69

シンガポール・フライヤー

現地名:
Singapore Flyer
住所:
30 Raffles Ave.
地図を見る »
アクセス:
MRTプロムナード駅から徒歩10分
TEL:
6333-3311
営業時間:
8:00~22:00(営業終了は22:30)
定休日:
無休 天候により運休あり
Webサイト:
http://www.singaporeflyer.com

観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。

奥付:
この記事の出展元は「まっぷるシンガポール’18」です。掲載されている営業時間や表記などのデータは、2017年1月〜3月の調査・資料に基づくものです。諸事情により変更になる可能性がありますので、ご利用の際にはご確認ください。
その他:
●掲載の商品は取材時のもので、売り切れなどで取り扱っていない可能性があります。 ●料金、価格の単位は原則としてシンガポール・ドル(S$)で表示しています。2017年3月現在、S$1=約81円です。なお、一部はアメリカ・ドル(US$)で表示しています。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。