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まっぷるマガジン編集部

更新日:2020年4月13日

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シンガポールへの入出国や持込、免税の情報

入国時に持ち込む荷物の制限に要注意。

日本出国 DEPARTURE FROM JAPAN

①預ける荷物のセキュリティチェック
チェックインの前に行なう(一部空港)。機内で使うものは、検査前に出しておく。

②チェックイン
航空会社のカウンターで。パスポート、航空券または航空券引換書を提示し、機内に預ける荷物を出す。搭乗券、預けた荷物のバゲージクレーム・タグを受け取る。

③持ち込む荷物のセキュリティチェック
荷物はベルトコンベアでX線の機械に通し、自分はボディチェックのゲートへ。

④税関申告
高級ブランド品などを持ち出す場合は、品物とともに税関で申告する。

⑤出国審査
日本国のパスポート所有者はパスポートと搭乗券を審査官に提示。

⑥搭乗ゲート
搭乗券のゲート番号を確認し、搭乗ゲートへ。出発の30分くらい前から搭乗開始。

Narita Airport Terminal 2 early in the morning
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シンガポール入国 ENTRY INTO SINGAPORE

①空港ターミナルへ
Arrival Hall、次いでImmigrationのサインに従い、入国審査場へ。

②入国審査
All Passportsの列に並ぶ。審査官にパスポート、出入国カード、帰国の航空券を提示。ほとんど質問はなく、出国カードに滞在期限が書かれ渡されるので出国時までなくさないように。

③預けた荷物の受け取り
入国審査が終わったら、搭乗便名のサインがあるターンテーブルで機内に預けた荷物をピックアップ。

④税関検査
申告するものがない場合は緑のランプの検査台へ、申告するときは赤のランプのカウンターに並ぶ。

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注意の必要な品物

たばこは400gまで持ち込めるが、1本から課税。1本くらいと申告せず、緑ランプで見つかって多額の罰金を払う事態が頻発している。また、ガムの持ち込みは禁止。麻薬持ち込みは極刑となる。

シンガポール出国 DEPARTURE FROM SINGAPORE

①チャンギ空港へ向かう
航空会社により利用するターミナルが異なるので、必ず事前に確認をしよう。2時間前には到着していたい。

②預ける荷物のセキュリティチェック
検査後は荷物を開けられないので、GST還付を受ける品物をスーツケースにしまう場合は、税関の承認を先に済ませよう。

③チェックイン/出国審査
搭乗する航空会社の掲示があるカウンターで、パスポート、航空券を提示。荷物を預け搭乗券、バゲージクレーム・タグを受け取る。出国審査カウンターで、入国時に渡された出国カードとパスポート、搭乗券を提示し出国審査を受ける。

④再両替/ショッピングなど
時間があるときは余ったシンガポール・ドルの再両替やショッピングをするといい。なお、搭乗口は変更になることもあるので、アナウンスに注意しよう。出発が近づいたら、搭乗便の搭乗口の待合室へ。

⑤持ち込む荷物のセキュリティチェック/ボディチェック
機内に持ち込む荷物のセキュリティチェックやボディチェックは搭乗ゲートの待合室の手前で行なわれる。日本出国時と同様、液体物の持ち込みは制限されている。

空港でのGST還付手続き

GST還付手続きのための電子認証端末は、チャンギ空港の各ターミナルにある。購入品を機内預け入れ荷物に入れる場合は、出国審査前に電子認証端末で搭乗手続き前、購入品を手荷物にする場合は、出国審査後に電子認証端末で手続きをする。eTRSの印字がない申請用紙は、チェックイン・カウンターの手前にあるGST Refundのサインがある税関で、店でもらった申請用紙、パスポート、領収書、購入した品物(未使用)、航空券を提示し、申請用紙に承認印をもらう。現金の払い戻しは出国審査後に。

日本帰国 RETURN TO JAPAN

①検疫
機内で検疫質問票が配布された場合は、記入し、検疫で係官に手渡す。検疫質問票が配られなかったときでも、腹痛など体調に異状があったときは申告する。

②入国審査
日本のパスポート所有者は「日本人」の列に。順番がきたらパスポートを提示。問題がなければ入国スタンプが押印される。

③預けた荷物の受け取り
ターンテーブルで機内に預けた荷物をピックアップ。破損や紛失は係員にバゲージクレーム・タグを提示し、申し出る。

④動植物検疫
果物や生花、ハムやソーセージなど、動植物を持ち込む場合は、検疫検査を受けなければならない。植物は禁止品以外は持ち込めるが、肉類は日本向けの検査証明書がなければ原則持ち込めない。また蘭やサンゴ、蝶など、ワシントン条約の対象品も正規の輸出許可書が必要。

⑤税関検査
機内で配られた携帯品・別送品申告書をパスポートとともに提出する。日本出国の際に外国製品の持出し届を提出した場合は、承認印が押された届出書も同時に出す。免税範囲内であれば緑、超えている場合は赤の検査台に進む。

免税の範囲(成人1人あたり)

海外旅行者の日本入国時の免税範囲は以下のとおり。別送品は携帯するものと合算して申告する。未成年者は酒とたばこ類は免税とならない。

・酒類
1本760㎖程度のもの3本

・たばこ
紙巻200本、葉巻50本、その他250gのいずれか1種。2種類以上を購入した場合は換算して合計250gまで。日本製たばこは外国製たばことは別に上記と同じ量まで免税

・香水
2オンス(約56㎖)
オーデコロン、オードトワレは除外

・同一品目
同一品目の合計が1万円以下の物
(例:1箱1000円のチョコを9箱購入)

・その他
海外市価の合計が20万円以内のもの

観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。

奥付:
この記事の出展元は「トラベルデイズ シンガポール」です。掲載している情報は、2015年4月〜8月にかけての取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。