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まっぷるマガジン編集部

更新日:2020年4月13日

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【シンガポール ナイト・サファリ徹底ガイド】夜の動物園で野生を体感しよう!

夜行性の動物たちがアクティブに動きまわる夜にのみオープンする動物園。トラムやトレイルという散策路で体験する、神秘的な夜のジャングルが大変な人気を博している。南北アメリカ、アジア、アフリカ、オーストラリアなど、世界各地の動物が集い、自然に近い生態を見ることができる。

そんなナイト・サファリの見どころや楽しみ方のポイントをご紹介します。 いつもとは違う動物の姿は最高にエキサイティング!

ナイト・サファリの注目ポイント

●夜行性動物がイキイキ活動している
自然環境では夜間に活動する動物が多く、昼間のみ開園する通常の動物園ではなかなか見られない、活発に動く彼らのイキイキとした姿が見られる。

●生息環境をリアルに再現している
月明かりを思わせるほのかな照明、うっそうと茂った木々、満々と水をたたえる湖など、自然豊かな環境のなか、本当の探検に出るようなドキドキ感が味わえる。

●動物を隔てる檻がない
人と動物のボーダーは、フェンスではなく水路や木々で仕切るのが基本。動物によっては、人のすぐ足元を走ったり、みずからトラムに近づいてきたりして迫力満点。

シンガポールのナイトサファリツアー

ナイト・サファリを満喫するツボ!

●入場時間のセレクト
時間ごとに入場人数の制限があり、購入時に1時間ずつのスロットから選ぶ。着いたけれど入れないということのないように、必ず事前に予約しておきたい。十分に満喫するならば、もちろんいちばん早い19:15の入場を選ぶべき。

●トラムとトレイルどちらでまわる?
両方を体験するのがいちばんだが、雰囲気重視ならトラム、動物を間近で見たいならトレイルへ。トレイルはある程度進むと入口に戻るまで時間がかかるので注意。

●レストラン&ショップのセレクト
夕方から深夜に及ぶナイト・サファリ散策。どこで夕食をとるかを考えるのも重要。少し早めに到着し、ショーを見ながら食事を楽しむのもよい。

訪れるときは、ここに注意!

●フラッシュ厳禁!!
暗いところでいきなり強い光を浴びると、動物たちが失明するおそれあり。ショーを含めて、フラッシュは厳禁。携帯電話などを懐中電灯代わりに使用するのも不可。

●土着の野生動物に注意!!
園内には土着の生物も生息。ほとんどは危険なものではないが、ヘビ、サソリ、カニクイザル、オオトカゲに遭遇した場合や、助けが必要なときには近くのスタッフに知らせるか、緊急ホットライン6360-8612に電話する。

●衝突注意!!
暗くて視界があまりよくないので、動物に夢中になっていると、別の動物や人、トラムが近づいていることに気がつかないことがある。とくにトラム・ルートを横断する際は要注意。

●トラムから身を乗り出さない!!
動物たちの姿に、ついつい夢中になってしまうが、トラムから手を出したり、身を乗り出したりするのは危険。

●立ち入り禁止区域は厳守!!
立ち入り禁止区域は安全のために設けられたもの。絶対に入らないこと。

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フラッシュ撮影は、動物を驚かせてしまうので厳禁

おすすめパーフェクトプラン

滞在時間の目安 3~6時間

18:00 入園 
開園時間は空が暗くなる19:00くらいだが、エントランス付近のレストランは17:30にオープン。

日本語トラムの予約
チケット購入後、専用カウンターで予約(S$10)。英語のトラムに乗る場合は予約不要。

18:10 ボンゴ・バーガー 
ハンバーガーで夕食。ステージ近くの席をとれば、座ったまま特等席でトライバル・ショーが観られる。

18:45 トゥンブアカ・パフォーマンス
最前列の席は炎の熱さも感じる迫力。子供も一緒なら、少し注意が必要。

19:35 トラムで出発
まずトラムで園内の様子をつかんでおくのがおすすめ。

21:30 クリーチャーズ・オブ・ザ・ナイト・ショー
人気のショーなので少なくとも開演15分前、できれば30分前くらいには会場に着いておきたい。

22:00 トレイルを歩く 
ゆっくりトレイルを歩いて動物たちとの出会いを楽しもう。停車駅での乗り降り自由な英語トラムを使って、中間地点のイースト・ロッジから入口近くまで戻ることもできる。

おみやげ購入
エントランス・プラザにあるギフトショップは24:00まで営業。

24:00 退園
タクシーでホテルへ。

 

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ライドでお手軽密林めぐり!トラムでジャングルへ突入! Tram Safari Experience

見学ルートをトラムでまわり、多くの動物を見ることができる便利な乗り物でGO!

トラムでのサファリめぐりは、月明かりのもとで野生のように過ごす動物たちが見られ、じつにドラマチック。動物たちの名前や生態などはガイドが教えてくれる。乗り降り自由の「英語トラム」は予約不要だが、状況によっては長い行列ができている。日本語で案内してくれる「日本語トラム」は本数限定なので予約必須。予約してしまえば乗車待ちの列に並ばなくてもいいので時間の節約にもなる。

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夜のジャングルへ出発進行!

ルート

所要時間 45分

トラムは一方通行で、時計回り。入口近くからトレイルに沿って進み、イースト・ロッジを経由してから一度入口に戻り、トラム専用のルートへ進む。日本語車両は計3.2㎞すべてを通して走るため、所要時間は45分程度となる。英語車両はイースト・ロッジでも乗り降りできるため、途中でトレイル散策を挟むことができ、また、トレイルの中間点から入口への移動手段としても利用できる。

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ほのかな明かりに照らされ、暗闇の中でくつろぐ動物たちが浮かび上がる

こんな動物に出会えます!

トラムでの写真撮影は暗いうえ動いているため、通常のカメラではほぼ不可能。しっかり目に焼きつけよう。

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アジアゾウ Asian Elephant

人の言葉や数の多寡を理解するなど賢く、人間との関係も密接なゾウ。

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ホワイトライオン White Lion

世界にわずか300頭しかいないという。1900年代に入り、発見された。

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マレーバク Malayan Tapir

ツートン模様が特徴。夜、肉食動物の目には白い部分しか映らないので敵に見つかりにくい。

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ヒゲイノシシ Bearded Pig

顔に長いヒゲをもつ。多産、雑食でありながら森林の減少とともに激減。

驚きと迫力に満ちた大興奮のナイトショー! Night Show

火を使った迫力あるショーと動物たちの特技を生かしたショーの2つが用意されている。

トゥンブアカ・パフォーマンス Thumbuakar Performance

トゥンブアカ族の戦士たちによるファイヤー・ダンス。炎を振り回したり、口から火を吹いたりと迫力満点のショーだ。

上演時間 15分
開催場所 エントランス・コートヤード
開催時間 19:00、20:00、21:00 金・土曜、祝前日のみ22:00追加(雨天中止)
料金   無料

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たくましい男たちが炎を操る。驚くほど大きな火を吹く。観客が参加するコーナーもある

クリーチャーズ・オブ・ザ・ナイト・ショー Creatures of the Night Show

夜行性の動物たちが会場のいたるところで大活躍し、彼らのユニークな習性や能力を披露する。司会者のユーモアあふれるコミカルな演出も楽しい。

上演時間 20分
開催場所 アンフィシアター
開催時間 19:30、20:30、21:30 金・土曜、祝前日のみ22:30追加(雨天中止)
料金   無料

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動物たちの特技に大盛り上がり。大蛇の登場に観客もビックリ

日本語トラム予約とショー鑑賞

●トラムの時間は余裕をもたせて! 
日本語トラムの予約は現地でしかできない。入場の際、行列ができることもあるため、入場時間から多少余裕のある時間のトラムを選びたい。入園チケットを買ったらすぐに予約カウンターへ。

●ショー鑑賞は待ち時間覚悟で 
ショーは予約ができず席も限られているため、確実に入るにはある程度早めに会場へ到着しておく必要がある。会場はトラム乗り場から徒歩5分ほどの場所にある。

●ツアーもおすすめ 
トラムの予約やショーの待ち時間を避けたいならば、ツアー会社のオプショナルツアーを利用しよう。見学時間などに制限はあるものの、トラムの手配やショーの席を確保してもらえるのは心強い。

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観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。

奥付:
この記事の出展元は「まっぷるシンガポール’18」です。掲載されている営業時間や表記などのデータは、2017年1月〜3月の調査・資料に基づくものです。諸事情により変更になる可能性がありますので、ご利用の際にはご確認ください。
その他:
●掲載の商品は取材時のもので、売り切れなどで取り扱っていない可能性があります。 ●料金、価格の単位は原則としてシンガポール・ドル(S$)で表示しています。2017年3月現在、S$1=約81円です。なお、一部はアメリカ・ドル(US$)で表示しています。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。