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まっぷるマガジン編集部

更新日:2020年4月13日

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マドリード【プラド美術館】圧倒的名画を収めるスペイン王室のコレクション

世界3大美術館のひとつとして知られるプラド美術館は、1819年、フェルナンド7世の命により、歴代王室コレクションの保存、公開を目的として設立。3万点に及ぶ所蔵品のなかから約3000点を展示しており、絵画館として世界トップクラスの規模を誇る。なかでも、ゴヤやベラスケスといった巨匠たちの作品は必見だ。ティツィアーノらのイタリア絵画、ルーベンスらのフランドル絵画も素晴らしい。

見学のアドバイス

1.チケットはネット予約が便利
チケット売り場は美術館北側にあり、当日券、前売り券、共通券(※パセオ・デル・アルテ)が購入できる。ホームページ(英語、スペイン語のみ)で前売り券を購入しておくと並ばずに入館できる。ただし入館日の指定が必要で、手数料€0.85がかかる。※プラド美術館、国立ソフィア王妃芸術センター、ティッセン・ボルネミッサ美術館に入場できる
www.entradasprado.com

2.音声ガイドやガイドブックを活用
1階のインフォメーションで音声ガイド(日本語 €4)を借りられる。ミュージアムショップには、日本語のガイドブックを売っているので鑑賞の前に購入するとよい。公式ガイドブック+入場チケットのセット券(€24)も販売されている。

3.写真撮影は禁止
館内は写真や動画などの撮影は禁止となっている。ほかに40cm四方以上の手荷物や傘などの細長いものも持ち込み不可。

4.無料時間を活用
見たい作品が少しだけならば、月・土曜18時以降、日曜17時以降の無料の時間帯に。といっても、混雑したり入場待ちで並ぶことも多いので早めに到着したい。

5.スペイン3大画家に注目
スペインで多くの傑作を描いたベラスケス、ゴヤ、エル・グレコの3人。プラド美術館にも多数の作品が展示されている。

6.歩き疲れたら1階のカフェへ
1階の「カフェ・プラド」は休憩するのにぴったり。ドリンクだけでもOKだが、スペイン料理の軽食も用意されているので、ここで昼食をとるのもいい。

7.おみやげ探しも忘れずに!
ミュージアムショップ「プラドショップ」には、エル・グレコ、ゴヤ、ベラスケスなどの絵柄が入ったオリジナルグッズが並んでいる。

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ゆっくりと鑑賞したいなら、比較的すいている午前中に訪れたい

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美術館南側にある、スペインの代表的な画家ムリーリョの銅像

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常設展が置かれているビリャ・ヌエバ館。19世紀初めに建てられた

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エル・グレコの絵柄のインセンス(お香)など、ミュージアムグッズも要チェック

プラド美術館

現地名:
Museo Nacional del Prado
住所:
Paseo del Prado s/n
地図を見る »
アクセス:
地下鉄2号線Banco de Españaバンコ・デ・エスパーニャ駅から徒歩10分
TEL:
91-3302800
営業時間:
10:00~19:30(閉館は20:00)、日曜、祝日は~18:30(閉館は19:00)、1/6、12/24・31は~13:30(閉館は14:00)、10/12は12:30~18:30(閉館は19:00)
定休日:
1/1、5/1、12/25 
Webサイト:
http://www.museodelprado.es

観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。

奥付:
この記事の出展元は「トラベルデイズ パリ」です。掲載されている電話番号、営業時間、料金などのデータは2016年7〜9月の取材・調査によるものです。いずれも諸事情により変更されることがありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。また、掲載の商品は取材時のもので現在取り扱っていない可能性があります。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。