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まっぷるマガジン編集部

更新日:2020年4月13日

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フランスの美しい村【ブーヴロン・アン・オージュ】りんご畑に囲まれて

木組みの家とあちこちに見えるリンゴの木。どこか懐かしい風景に心が癒される。

シードル街道沿いに現れる木組みの民家の美しい村

フランスの北西部、バス・ノルマンディ地方、カルヴァドス県、カーンの近くにある村。ここは「最も美しい村」のほかに、「花の咲く村」というタイトルを持つ。約230人が住む村には、1本のメインストリートしかない。通りの両脇には、ノルマンディ独特のコロンバージュ(木骨組み造り)の民家が並び、家々の窓には競い合うように美しい季節の花々が飾られている。

村の入口から通りに入っていくと、木組みの家々に圧倒される。通り沿いには、シードル屋やパン屋が点在し、真ん中あたりの広場の周辺には、アンティークショップや雑貨店、1ツ星のレストラン、クレープ屋が集まり、旅の楽しさを盛り上げてくれる。時折ツアー観光客で村全体に人があふれるが、その一行が帰ってしまうと、村はもとの日常に戻る。一人旅で訪れてみたい。

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多種類の木組みの家が建ち並ぶメインストリート

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村の真ん中に建つ1ツ星レストラン「ル・パヴェ・ドージュ」は建物も立派

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人気のメインストリートを抜ければ特産品であるリンゴの果樹園や牧草地が続く

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自転車もかごもすっかり村になじんで、絵になる風景が多い

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村の中ほどにある雑貨屋さん。小物も充実

アクセス

パリから
パリのSt-Lazareサン・ラザール駅から在来線(Corail Intercitésコライユ・アンテルシテ)でCaenカーン駅まで約2時間。本数は平日で9本程度。カーン駅から約30㎞ 、タクシーかレンタカーで約35分。

オプショナルツアー

パリから
7時10分パレ・ロワイヤル広場から出発、ノルマンディの村、ブーヴロン経由モン・サン・ミッシェル島の見学。20時30分頃にルーヴル界隈に到着・解散。所要時間約13時間30分。

●催行会社 エミ・トラベル・パリ Emi Travel Paris
TEL 01-85-76-00-40(日本語予約)
料金 モン・サン・ミッシェルとノルマンディの田舎村(曜日によって村が異なる)ツアー€110〜(日本人アシスタント同行) 詳細、催行日は要問い合わせ
URL www.emitravel.jp
日本での予約先 TEL 03-6907-3907

観光案内所

住所 2 Esplanade Woolsery
TEL 02-31-39-59-14
時間 10:00〜13:00 14:00〜18:00(日曜・バカンス時期・11〜2月は〜17:00、5・7・8月は〜19:00)
休み 11〜2月の日・月・水・金曜
URL www.beuvroncambremer.com

特産のリンゴ酒を味わう

特産のリンゴを使った「シードル」やその蒸留酒「カルヴァドス」が有名

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リンゴ酒、シードル
ノルマンディ特産のリンゴ酒、シードル。アルコール分が少なく、さっぱりしていて飲みやすい。

アルチザンな本場のガレットにトライ ラ・コロンブ・オージュ La Colomb'Auge

木組みの建物も見事でかわいいクレープ屋さん。村の真ん中の広場に面していて、木の梁の天井や壁が、典型的なノルマンディ様式の建物だ。そば粉のクレープ、ガレットとリンゴのお酒シードルを賞味。

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看板や窓のカーテンなど、すべてがかわいらしいクレープ屋の外観

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ハムとトマト、ジャガイモ、チーズが入ったガレット。シードルもよく発酵していて、美味

ラ・コロンブ・オージュ

現地名:
La Colomb'Auge
住所:
Colomb'Auge Le Bourg
地図を見る »
アクセス:
観光案内所から徒歩3分
TEL:
02-31-39-02-65
営業時間:
10:30~21:00
定休日:
木曜、1月 

観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。

奥付:
この記事の出展元は「まっぷるフランス」です。掲載されている電話番号、営業時間、料金などのデータは2015年12月〜2016年1月の取材・調査によるものです。いずれも諸事情により変更されることがありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。