556962

まっぷるマガジン編集部

更新日:2020年4月13日

この記事をシェアしよう!

パリの王道スポット【オペラ座】バレエとオペラの殿堂

舞台芸術の殿堂として知られる、絢爛豪華な巨大劇場。芸術家たちの技術が集結した装飾の数々に目を奪われる。

バレエとオペラの殿堂は壮麗な宮殿

宮殿を思わせる壮麗な劇場、オペラ座。建設構想が出たのは1860年のこと。ナポレオン3世の命によりデザイン・コンペが開かれ、当時38歳だった無名の建築家シャルル・ガルニエが選ばれた。ファサードをくぐり場内に入ると、中央には豪華な大理石の階段がある。絵画や彫刻を展示したグラン・フォワイエ、5層に分かれた馬蹄形の客席など、構造も装飾も素晴らしい。

オペラ座(パレ・ガルニエ)

現地名:
Opéra(Palais Garnier)
住所:
8 Rue Scribe, 9e
地図を見る »
アクセス:
メトロ3・7・8号線Opéraオペラ駅からすぐ
TEL:
01-75-25-24-23
営業時間:
見学10:00~16:30(7月中旬~9月初旬、学校の休暇期間は~17:00、午後に公演のある日は~12:30)、閉館は各30分後
定休日:
1/1、5/1、公演期間中 
Webサイト:
http://www.operadeparis.fr

アポロン像

堂々とたたずむ音楽神アポロン
中央のドーム屋根の上には、音楽の神アポロンの像。ミレー作。古代ギリシャの弦楽器リラを頭上に捧げ持っている。

559959

芸術の素晴らしさを讃えている

芸術の女神像

頭上に輝く芸術の女神
屋根の両脇には、ギュメリー作の光り輝く黄金像が。音楽家にインスピレーションを与える芸術神ミューズで、向かって右がポエジー、左がハーモニー。

560083

多くの芸術家に愛されてきた像

ここにも注目 オペラ座のブティック(La Galerie de L’Opéra de Paris)

養蜂が盛んなパリでは、オペラ座の天井でも養蜂をしていて、そこで採れた貴重なはちみつを販売。ほかにも、バレエをモチーフにしたグッズや、オペラ座限定のスイーツも見逃せない。

558059

オペラ座のブティック

現地名:
La Galerie de L'Opéra de Paris
TEL:
01-53-43-03-97
営業時間:
10:00~18:30(公演日は公演終了まで)
定休日:
無休 

7人の作曲家の像

オペラ座で音楽を紡いだ偉大な作曲家たちが見守る
正面ファサードには、7人の作曲家の金色に輝くブロンズ製胸像が設置されている。モーツァルト、ベートーベン、ロッシーニらこの劇場にかかわった人物だ。

561310

ラ・ダンス

フランスを代表する彫刻家の傑作
カルポー作のダンス群像。制作当時、不道徳的だということで大批判を浴びた。オリジナルはオルセー美術館にあり、現在壁面を飾っているのはポール・ベルモンドによる複製。

561272

舞踊の楽しさがあふれ出るよう

グラン・エスカリエ

貴族の気分で歩きたい夢のような空間
内部で最大の見どころの中央階段。天井までの高さは30m。幅10mの白大理石の階段は左右に分かれてバルコニーへ。ロマンティックな空間。

560795

まるで『オペラ座の怪人』の世界に入り込んだよう

グラン・フォワイエ

シャンデリアの明かりにフレスコ画が浮かび上がる
モザイクが施された丸天井に高低2段のシャンデリアが下がる、まるで宮殿のような大広間。長さ58m、幅13m、高さ18mという規模を誇る。

560803

開演前や幕間にひと息つけるスペース

1 2

観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。

奥付:
この記事の出展元は「まっぷるフランス」です。掲載されている電話番号、営業時間、料金などのデータは2015年12月〜2016年1月の取材・調査によるものです。いずれも諸事情により変更されることがありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。