2017年12月22日

パリ

【パリのカフェ】ちょっと気取ってスタイリッシュな旅時間!

by Fish & Tips

562676

フランス人の日常に根づいている、カフェ文化に触れてみたい。早朝から深夜まで営業しているところもあり、お茶にも食事にも利用できる。

カフェの基礎知識
フランスでカフェとは、店そのものとエスプレッソの両方を意味する。コーヒーの苦みを楽しむため、多くの場合、エスプレッソにミルクを入れないで飲む。日本とは違い、スイーツはほとんど置いておらず、コーヒーと食事がメイン。また、飲食代は席によってねだんが変わることも多い。テラス席と店内では、通常テラス席のほうが飲み物がやや割高になる。

ギャルソンとは
プロの給仕スタッフ。担当するテーブルが決まっているので、こちらからは呼ばずに待とう。ギャルソンが交替する際に会計を催促されることがあるが、会計後もゆっくりして大丈夫。

エスプリ薫る伝説の店 名門カフェ

かつては作家や芸術家たちの交流の場として栄え、今もパリジャンにこよなく愛される老舗のカフェ。テラスで街ゆく人々を眺めつつ、コーヒーとパリの空気を味わおう。

映画にも登場したカフェ ル・セレクト (Le Select)

創業は1924年。数々の小説や映画に登場した趣あるカフェ。ピカソやマティスも通った店内にはさまざまな絵画が飾られる。かつて芸術家たちが通った名店は今もなお、パリ在住の俳優や作家たちのくつろぎの場となっている。

老舗カフェ物語
常連客のヘミングウェイが座っていたスツールが、今もカウンターにある。ピカソは奥の席が指定席だったという。ヘミングウェイの『日はまた昇る』や、ゴダールの映画『勝手にしやがれ』にも登場した。

かつての常連さん
ヘミングウェイ、ピカソ、コクトー、マティスなど

555584

ひさしに書かれた「American Bar」の文字は、ヘミングウェイをはじめとする著名なアメリカ人が常連であったことに由来する

ル・セレクト

現地名:
Le Select
住所:
99 Bd. du Montparnasse, 6e
地図を見る »
アクセス:
メトロ4号線 Vavin ヴァヴァン駅からすぐ
TEL:
01-45-48-38-24
営業時間:
7:00~翌2:00
定休日:
無休 

格式ある赤色の空間 ラ・ロトンド (La Rotonde)

赤い屋根が目をひく1903年創業のカフェ。往時の雰囲気をしのばせる華やかな店内には、常連だったモディリアーニの作品が並ぶ。料理はどれも本格派で、日替わりメニューがおすすめ。

老舗カフェ物語
1920年代には画廊やダンスホールも兼ねており、シャガールやユトリロ、モディリアーニなど、多くの芸術家たちが毎晩集って芸術談議に花を咲かせていたそう。現在も作家や映画関係者の利用が多い。

かつての常連さん
ユトリロ、シャガール、ドビュッシー、モディリアーニ、ピカソ、コクトーなど

551340

レモン風味のスズキのポワレ、ライス添え (Filet de bar poele au citron) €27
新鮮なスズキに爽やかなレモンソースがたっぷり

551968

店のあちこちにモディリアーニらの作品が飾られ、文化の薫りが漂う

555418

ギャルソン ロマンさん
深夜まで営業しています。観劇帰りもお気軽にお立ち寄りください

551134

赤を基調とした外観は、古き良きパリを感じさせる

ラ・ロトンド

現地名:
La Rotonde
住所:
105 Bd. du Montparnasse, 6e
地図を見る »
アクセス:
メトロ4号線 Vavin ヴァヴァン駅からすぐ
TEL:
01-43-26-68-84
営業時間:
8:00~翌1:00(閉店は翌1:30)
定休日:
無休 
Webサイト:
http://www.rotondemontparnasse.com

文学者たちに愛されたカフェ レ・ドゥ・マゴ (Les Deux Magots)

創業以来、多くの文学者や芸術家が通い、パリの文化・芸術の中心的役割を果たしてきた。1933年からは、店の常連作家や詩人が「ドゥ・マゴ文学賞」を設立するなど、現在も新しい文化を発信している。

老舗カフェ物語
戦前はおもにシュルレアリストたちの、戦後はサルトルやボーヴォワールを筆頭とする実存主義者たちの議論の場となっていた。ヘミングェイゆかりの席も残されている。

かつての常連さん
ヴェルレーヌ、ボーヴォワール、ピカソなど

559145

軽食はもちろん、本格的な料理も味わえる

563571

中央の柱にある店のシンボル、2体の中国人形は必見

559163

サン・ジェルマン・デ・プレ教会の目の前に建つ歴史あるカフェ

レ・ドゥ・マゴ

現地名:
Les Deux Magots
住所:
6 Pl. St-Germain des Prés, 6e
地図を見る »
アクセス:
メトロ4号線 Saint-Germain-des-Présサン・ジェルマン・デ・プレ駅からすぐ
TEL:
01-45-48-55-25
営業時間:
7:30~翌1:00
定休日:
無休 
Webサイト:
http://www.lesdeuxmagots.fr

芸術関係者たちが語らう店 カフェ・ド・フロール (Café de Flore)

1887年創業。「レ・ドゥ・マゴ」と同様にエリアのシンボルで、この店にも多くの著名人が通った。おすすめは、上品な甘さのショコラや、トーストに溶けたチーズをのせたウェルシュ・ラービット。

老舗カフェ物語
ダダイストたちが熱い議論を交わしあった店は、1930年代以降は文学者やインテリ陣の溜まり場に。夫婦で哲学者であり作家であったサルトルとボーヴォワールは、いつも2階席を陣取り執筆していたという。

かつての常連さん
サルトル、カミュ、アンドレ・ブルトン、アポリネール、バタイユなど

558147

タルティーヌやサンドイッチも人気のメニュー

559009

天気のいい日はテラス席へ。セレブも訪れる

カフェ・ド・フロール

現地名:
Café de Flore
住所:
172 Bd. St-Germain, 6e
地図を見る »
アクセス:
メトロ4号線 Saint-Germain-des-Prés サン・ジェルマン・デ・プレ駅からすぐ
TEL:
01-45-48-55-26
営業時間:
7:30~翌1:30
定休日:
無休 
Webサイト:
http://www.cafedeflore.fr

数々のパレットが歴史を物語る ラ・パレット (La Palette)

ボーザール(国立美術学校)のすぐそばにあり、芸術、出版関係の常連が足を運ぶ老舗カフェ。歴史的建造物に指定されている店内には、多くの絵画やパレットが飾られている。

老舗カフェ物語
店のあちこちに飾られているパレットや絵はボーザール(国立美術学校)の学生たちがカフェ代の代わりに残していったもの。現在はハリウッド俳優も訪れるという。

かつての常連さん
セザンヌ、ピカソ、ジム・モリソンなど

559155

晴れた日のテラス席には常連客が押し寄せる

ラ・パレット

現地名:
La Palette
住所:
43 Rue de Seine, 6e
地図を見る »
アクセス:
メトロ10号線 Mabillonマビヨン駅から徒歩4分
TEL:
01-43-26-68-15
営業時間:
8:00~翌2:00(日曜は10:00~)
定休日:
無休 
Webサイト:
http://www.cafelapaletteparis.com

パリの画家たちが集った ル・ドーム (Le Dôme)

1898 年から続く老舗のカフェレストラン。店内はアールデコの装飾が美しく、気の利いたサービスとともに居ごこちがよい。食事をするなら店のスペシャリテである魚介料理を。

老舗カフェ物語
狂乱の時代といわれる 1920年代、ヘンリー・ミラーなどのアメリカ人作家や、藤田嗣治をはじめとするエコール・ド・パリの画家たちの溜まり場として利用された。店内には当時のポートレートが大切に飾られている。

かつての常連さん
コクトー、藤田嗣治、モディリアーニ、ピカソなど

558991

ナスとズッキーニ入りヤリイカのファルシー (Encornets farcis d’aubergines et courgettes,un jus d’encre) €24
フランス版のイカ飯は、イカ墨ソースで食べる

559642

ギャルソン ステファンさん
ゆったりとした時間を過ごしたいなら、朝食がおすすめですよ!

562676

静かで落ち着くテラス席。インテリアも素敵

ル・ドーム

現地名:
Le Dôme
住所:
108 Bd. du Montparnasse, 14e
地図を見る »
アクセス:
メトロ4号線 Vavinヴァヴァン駅からすぐ
TEL:
01-43-35-25-81
営業時間:
8:00~23:00(食事は12:00~14:45、19:00~23:00、閉店は翌1:00)
定休日:
7月中旬~8月の日・月曜 

名作鑑賞のあとのくつろぎタイム ミュージアムカフェに行こう!

日差しを浴びながら、庭園でお茶を アン・テ・ダン・ル・ジャルダン (Un Thé dans le Jardin)

小さな石畳の路地を抜けると、緑に囲まれたかわいらしい美術館が現れる。ここでは隠れ家的に4〜10月の期間限定で庭園カフェが楽しめる。天気の良い日に手作りのケーキや紅茶をいただきたい。【ロマン派美術館に併設】

566157

バラの季節はとくに庭園が美しい

アン・テ・ダン・ル・ジャルダン

現地名:
Un Thé dans le Jardin
TEL:
01-55-31-95-67
営業時間:
10:00~17:30
定休日:
月曜、祝日、11月~3月中旬(変動あり) 

贅を尽くした美術館のサロン カフェ・ジャックマール・アンドレ (Café Jacquemart-André)

エドゥアール・アンドレとネリー・ジャックマール夫妻の旧邸宅のダイニングをカフェとして利用。天井に広がる見事なティエポロのフレスコ画や由緒あるタペストリーが美しい。【ジャックマール・アンドレ美術館に併設】

558154

タピスリーはブリュッセルで17世紀に作られたもの

カフェ・ジャックマール・アンドレ

現地名:
Café Jacquemart-André
TEL:
01-45-62-11-59
営業時間:
11:45~17:30(ブランチは土・日曜11:00~15:00)
定休日:
無休 

パリッ子のお気に入り 最旬カフェ

最高の一杯がいただけるカフェ、食事の味や量に大満足のカフェ、内装までしっかりかわいいカフェなど、あなたのお気に入りを見つけて!

パリの新しいカフェ文化を発信 クチューム・カフェ (Coutume Café)

2011年に、オーストラリア人のトムとフランス人のアントワーヌが開いたカフェ。オリジナルの厳選された豆を焙煎、 抽出した本格派のカフェが大人気。エスプレッソやコルタードなどを味わいたい。

566491

白タイルのカウンターがおしゃれな店内。みんな自由な雰囲気を楽しんでいる

566551

【おすすめメニュー】
カプチーノ (Cappucino) €4.50
まろやかなコクのある味わい

566500

真剣な面持ちでカプチーノを準備中

566509

左岸のデパート、ル・ボン・マルシェの近くにある

クチューム・カフェ

現地名:
Coutume Café
住所:
47 Rue de Babylone, 7e
地図を見る »
アクセス:
メトロ13号線 Saint-François-Xavier サン・フランソワ・グザヴィエ駅から徒歩5分
TEL:
01-45-51-50-47
営業時間:
8:00~18:00(食事は9:00~15:45)、土・日曜は9:00~
定休日:
8月の数日間 

家庭料理も食べられる人気店 ランぺリアル (L'Impérial)

チュイルリー公園が目の前に広がる、回廊の中にあるカフェ。エスカルゴから、ブッフ・ブルギニヨンといった本格的な家庭料理まで食べられるのが魅力。ルーヴル美術館もすぐそば。

568209

店内はブラックが基調のシックな空間

570059

【おすすめメニュー】
ブッフ・ブルギニヨン (Bœuf Bourguignon) €16
煮込んだ牛肉がおいしい、代表的な家庭料理

568202

名所や買い物スポットが多いおしゃれエリアのカフェ

ランぺリアル

現地名:
L'Impérial
住所:
240 Rue de Rivoli, 1er
地図を見る »
アクセス:
メトロ1号線Tuileries チュイルリー駅から徒歩5分
TEL:
01-42-60-73-27
営業時間:
7:00~24:00
定休日:
12/24 

やさしいぬくもりのある空間 カフェ・クレーム (Café Crème)

使い込まれた木のテーブルや古いランプが配され、何時間座っていてもここちよいカフェ。シーザーサラダや特製ハンバーガーが地元っ子に人気で、近所の人たちの憩いの場に。

567004

木製の家具に石造りの壁。かわいい内装でくつろげる

571543

【おすすめメニュー】
シーザーサラダ (Salade César) €12
鶏肉やチーズ、アボカドなどが入ってボリュームたっぷり(手前)
ハンバーガー (Hamburger Buns) €12
特製のハンバーガーでカジュアルなランチを楽しめる(奥)

567186

賑やかなテラス席で人の往来を眺めながらの休憩もパリらしい

カフェ・クレーム

現地名:
Café Crème
住所:
4 Rue Dupetit Thouars, 3e
地図を見る »
アクセス:
メトロ3号線 Temple タンプル駅から徒歩3分
TEL:
01-42-72-04-06
営業時間:
8:30~翌2:00、日曜9:00~翌1:00
定休日:
無休 

おしゃれなパリっ子たちが集う ポーズ・カフェ (Pause Café)

映画『猫が行方不明』の舞台として一躍有名に。カフェでありながら、しっかりとおいしい食事がとれると評判。店内は年代を感じさせる天井画と、レトロでポップな色使いのテーブルやイスが不思議とマッチしている。

570822

【おすすめメニュー】
タルタル・サーモン、マンゴー風味 (Tartare de Saumon à la Mangue) €11.50
サラダもたっぷり

567556

センスのよさが人気で、おしゃれなお客さんで賑わう

ポーズ・カフェ

現地名:
Pause Café
住所:
41 Rue de Charonne, 11e
地図を見る »
アクセス:
メトロ8号線 Ledru-Rollin ルドリュ・ロラン駅から徒歩3分
TEL:
01-48-06-80-33
営業時間:
7:30~翌2:00、日曜9:00~20:00
定休日:
12/25 

カフェの定番メニュー

552122

カプチーノ (Cappuccino)
エスプレッソにミルクを加えたもの。カフェ・クレームよりも泡立ったミルクの分量が多い。

552254

エスプレッソ (Café)
フランスで一般的なコーヒー(カフェ)を頼むと出てくる。カフェ・エクスプレスともいう。

552247

カフェ・クレーム (Café Crème)
カフェ・オ・レを指す。エスプレッソにミルクを入れるので、クリーミーな味わい。

552170

ミント水 (Menthe à l’eau)
爽やかなミント・シロップの水割り。炭酸水割りは「ディアボロ・マント Diabolo Menthe」。

552139

オレンジジュース (Orange Pressée)
生搾りのオレンジジュース。搾った果汁と水、砂糖が出されるので、混ぜて好みの味にして飲む。

552287

サンドイッチ (Sandwich)
フランスでは、サンドイッチもバゲットがベース。ハム、生ハム、チーズなどからチョイス。

552349

クロック・ムッシュ (Croque Monsieur)
軽食の代表格。パンの間にハムとチーズを挟む。目玉焼きがのっているものは、クロック・マダム。

552319

オムレツ (Omelette)
小腹がすいたとき、おすすめの一品。卵のみのナチュラル、ハム、きのこ入りなどチョイスあり。

552381

ステーキ (Steak Frites)
パリっ子の昼食の定番。たっぷりのフライドポテト付ステーキは、焼き加減がポイント!

この記事のタグ

まっぷるフランス(16年)

  • 発売日:2016年03月29日

筆者 : Fish & Tips

Fish and Tipsでは、海外旅行のコツやノウハウ、海外で話題のスポット、人気のホテル等、おすすめの海外旅行情報を配信しています。

奥付:
この記事の出展元は「まっぷるフランス」です。掲載されている電話番号、営業時間、料金などのデータは2015年12月〜2016年1月の取材・調査によるものです。いずれも諸事情により変更されることがありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。