ベートーヴェンハウス

若き日の楽聖が滞在した

ベートーヴェンはドイツ騎士団総長の宮廷楽団のヴィオラ奏者に迎えられ、1791年に居住した。現在1階部分は化粧品店となっている。

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ベートーヴェンが住んだことを示す銘版がある

ベートーヴェン (Beethoven)【1770〜1827年】

楽聖と称される作曲家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンがバート・メルゲントハイムを訪れたのは無名時代の1791年のこと。約3か月にわたり、ドイツ騎士団総長の宮廷楽団のヴィオラ奏者として働いた。翌年ウィーンに移住し、成功への道を突き進んでいく。

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ベートーヴェンハウス

現地名:
Beethovenhaus
住所:
Deutschordenplatz 1
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アクセス:
Marktplatzマルクト広場から徒歩5分
営業時間:
外観のみ見学自由

テーマで巡るロマンティック街道!マイスターの傑作彫刻を追いかけて

リーメンシュナイダー
Tilman Riemenschneider 1460頃-1531

ヴュルツブルクの市長も務めた彫刻家。没後300年を経てから世間に名を轟かせた数奇な名匠の作品をぜひ鑑賞したい

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彫刻家ティルマン・リーメンシュナイダーは、各地のマイスターのもとで修業したのちヴュルツブルクの市民権を獲得、この地で数多くの教会の祭壇彫刻を手がけたが、1524年からのドイツ農民戦争に巻き込まれて投獄されてしまう。没後も混乱は続き、彼の名は忘れ去られた。しかし、19世紀前半に彼の墓碑が発見されたことをきっかけに、この地域に残る優れた彫刻の数々が彼の作品だとわかり、その名は再び世に知れわたった。彩色を施さず素材の質感を生かした作品は、ロマンティック街道北部の各地で鑑賞できる。

【ロマンティック街道 クレクリンゲン】聖母マリアの祭壇 (Marienalter)【1490年】

12使徒に見守られたマリアが、天に昇ろうとする場面の祭壇。倉庫の奥深くに保管され、1832年に再発見された。

 

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ロレンツ・フォン・ビブラの墓碑 Grabmal des Bischofs Lorenz von Bibra【1516年】

ロマンティック街道 ヴュルツブルク
彫刻の表情に司教の穏やかな人柄が感じられる墓碑。巨匠の円熟期に制作された。大聖堂内の身廊には歴代司教の墓碑が並んでいる。

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マドンナ Madonna【1493年】

ロマンティック街道 ヴュルツブルク
砂岩に刻まれた幼子イエスとマリアの像。安らぎに満ちた表情と服の質感が美しい。

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フランシスコ祭壇 Franziskusaltar【1490年】

ロマンティック街道 ローテンブルク
左に聖人フランシスコ、右にレオ修道士を刻む、彩色が施された祭壇。この場面がイタリア以外で表現されるのは珍しい。

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アダムとイヴ Adam, Eva【1493年】

ロマンティック街道 ヴュルツブルク
マリエンカペレに飾るためヴュルツブルク市議会に発注された出世作。現在礼拝堂に飾られているのはレプリカで、オリジナルはマインフランケン博物館が所蔵。

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聖血の祭壇 Heiligblutaltar【1505年】

ロマンティック街道 ローテンブルク
中央には菩提樹の幹から彫り出した「最後の晩餐」、左扉には「エルサレム入城」が刻まれており、諸作のなかでも重要な作品。

Rothenburg ob der Tauber, Heilig-Blut-Altar in der St. Jakobs Kirche
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奥付:
この記事の出展元は「まっぷるドイツ ロマンティック街道」です。掲載されている電話番号、営業時間、料金などのデータは2017年6月〜8月現在のものです。いずれも諸事情により変更されることがありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。また、掲載の商品は取材時のもので、現在取り扱っていない可能性があります。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。