2017年12月8日

上海

上海旅行出発前に知っておきたい基本情報あれこれ

by Fish & Tips

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中国という国は発展途上国でありながら、上海の街の様子は先進国とほぼ変わらない。とはいえ、日本とは文化もお国柄も違うので、上海へ着く前にあらかじめ覚えておきたいことがある。最低限のことを予習して、楽しい旅にしたい。

中国のお金、物価、為替、両替など

通貨 CURRENCY

中国の通貨は人民元。単位は元、角、分(分はほぼ使わない)に分かれ、1元は10角、1角は10分。紙幣は100元、50元、20元、10元、5元、1元の6種類、硬貨は1元、5角、1角の3種類が流通している。

両替 EXCHANGE

【為替レート EXCHANGE RATE】

1元=約20円 (2015年8月現在) 1万円で約500元

レートは日々変動しているが、日本よりも中国で両替をしたほうがレートが良い。再両替についても日本ではレートが悪いので、中国で使いきるか、再両替するほうがよい。

【両替できるところ CURRENCY EXCHANGE】
日本円から人民元への両替は、銀行、両替所、大きなホテル、空港などでできる。

■空港の両替所
浦東国際空港や虹橋空港の中にある両替カウンター。比較的すいていて使いやすい。手数料が1回につき50〜60元かかる(2015年3月)ので、ここでは少額の両替はしないのが賢明だ。日本でまったく両替してこなかった場合、市内までの交通費を両替するのに使おう。

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■銀行
外貨を取り扱う銀行支店で両替でき、入口の「exchange」が目印。一般に最もレートが良い。自動両替機を設置している場合もある。営業時間は9〜18時で、日曜は休み。中国銀行や中国工商銀行などをはじめ、上海は街のいたるところに銀行があるため両替にはとても便利。待ち時間が長いのが難点。

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■ホテルのフロント
宿泊しているホテルのフロントで両替ができる。フロントにパスポートを提示して簡単な手続きをするだけ。小さなホテルやエコノミーホテル、ドミトリーではできないことが多いので注意したい。レートはあまり良くない。

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クレジットカード CREDIT CARD

提携銀行での窓口でキャッシングできるほか、クレジットカードや国際キャッシュカードで、ATM(自動現金支払機)を使ってのキャッシングサービスが利用できる。
上海では、ほとんどの高級レストランや大型デパートなどの支払いにも利用できる。最近では個人経営の店などでも使えるところが増えてきている。使い方は日本と同様、支払いの際にクレジットカードを提示し、支払いの回数を指定して、暗証番号を入力、またはサインをする。日本円への換算レートは発行会社が設定した日が基準。

【キャッシング CASH WITHDRAWAL】
■ATMから
プラスPlus、シーラスCirrusなどのATMネットワークを利用して、現地の空港や駅、銀行などに設置されているATMから、クレジットカードでキャッシングできる(暗証番号が必要)。余分な現金やパスポートを持ち歩く必要がなく、また必要な分だけを引き出せるのも便利。利用枠、利用条件などは制限があるので、出発前に事前の確認を。

■提携金融機関の窓口
必要事項を記入し、クレジットカードとパスポートを提示。売上票にクレジットカード裏面と同じサインをする(暗証番号が必要となる場合がある)。

■換算レート
利用日当日から2日後までの、利用データを処理した日のレートで換算される。

■手数料
クレジットカード会社からの借り入れになるため、手数料ではなく、翌月の返済までの期間の利息の支払いということになる。キャッシュサービスの利息は年率18.0%以内となっていて、支払日に近いほうが返済期間は短くなる。たとえば、利率18%で最短19日後の支払いであれば0.94%、最長56日後であれば2.77%の利息となる(締日と支払日によって日数は異なる)。現金を両替するより、結果的に最も利用しやすい、お得な両替方法となっている。

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【ATMでのキャッシング】
ATMのキャッシングサービスは、各国語のガイダンスに従って操作を進める。24時間利用できるので便利だが、路上に設置されているATMでは、人けのない通りでの夜間の引き出しには注意を。

■画面表示の一例(機種により操作方法は異なる)
①ENTER YOUR PIN NUMBER,THEN PRESS
暗証番号を入力してください

4桁の暗証番号を入力。入力後にENTER、OKなどを押す。訂正はCLEAR、CORRECTION、中止はCANCEL。

②SELECT TRANSACTION
取引内容を選んでください

引き出しはWITH DRAWL。BALANCEは残高照会、TRANSFERは振り込み。

③PLEASE SELECT WITHDRAWAL ACCOUNT
引き出し口座を選んでください

CREDIT CARD(クレジットカード)を選ぶ。

④SELECT AMOUNT
金額を選んでください

必要な金額のボタンを押す。画面に数字が出ない場合は、テンキーで金額を入力。現金とカード、明細書を受け取る。

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時間 TIME

お隣の国なので、日本とほとんど変わらない

時差 TIME DIFFERENCE

−1時間
上海が正午のとき、日本は午後1時

中国の標準時は北京を基準としているため、日本との時差は1時間。大きな差はないが、上海に到着したら時計の針を1時間戻すのを忘れないようにしたい。

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ビジネスアワー BUSINESS HOURS

中国の休日は日本と同じ土・日曜。レストランやショップの営業時間も日本とあまり変わらない。小吃など軽食の店は朝早くから開いているので、朝食にも利用できる。
多くの店が定休日なしの年中無休だが、国定休日の時期には注意。とくに春節(旧正月)、国慶節(10月上旬)には全国的に7日間の長い休みに入る。

衛生 SANITATION

日本と比べると清潔さに多少の不安がある

水 DRINKING WATER

水道水 WATER SUPPLY
上海の水道水は、シャワーや洗顔に使う程度であれば問題ないが、日本人がそのまま飲むには適していない。沸かしても臭いが残る場合も。場所によっては水道管の汚れで濁った水が出てくることもあるので、気になる人は十分に注意したい。

ミネラルウォーター MINERAL WATER
日本人が上海に滞在するにあたってミネラルウォーターは必須。街なかのスーパーやコンビニなど、どこでも買えるので利用したい。価格は約1元からと安価だが、外国産のものは少し値が張る。ホテルの部屋にはあらかじめ用意されていることが多いので、飲み水にはそれを使おう。

トイレ TOILETS

トイレが整備されていないイメージを持たれることが多い中国だが、上海のような大都市ではきちんとしたトイレが多い。ホテルやショッピングセンター、大きなレストランなどのトイレは比較的清潔で使いやすい。また、市内各所に無料や有料(1回5角〜1元)の清潔な公衆トイレもあるので、利用したい。

公衆トイレの使い方
「公共厠所」と表示がある。上海万博以来、無料で清潔なトイレが増えている。トイレットペーパーは置いていないことがほとんどなのでティッシュを持ち歩きたい。使用済みのティッシュは流さず、置いてあるカゴへ。

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習慣とマナー CUSTOM & MANNERS

ルールに従い楽しい旅にしたい

注意したいこと RESTRICTIONS

旅行中だからこそ、中国と日本の習慣の違いを理解しておく。地元の人たちに不快な思いをさせ、トラブルに巻き込まれることのないよう気をつけたい。郷に入っては郷に従えのことわざにあるように異文化を楽しもう。

飲酒 DRINKING
中国ではお酒は大勢で楽しむもの。宴会の席では周りにお酒をすすめてから一緒に飲むのが常識だ。乾杯の際には飲み干してグラスを逆さに置くという習慣もある。ただし、酔っ払って公共の場で騒ぐなどして醜態をさらすのは厳禁。体調管理をしながら楽しみたい。

喫煙 SMOKING
ホテルやレストラン、空港など公共の場での喫煙は禁止されている。周りに大勢の人がいる場合は、まず周りにすすめてから吸うのが中国の大切な習慣だ。たばこをすすめられたらそれを断らないのもマナーのひとつ。

携帯電話 MOBILE PHONE
基本的に通話禁止の場所はないが、公共の場で大きな声で話すのは慎みたい。また電話に夢中になっている間に、置き引きやスリの被害に遭わないよう荷物には気を配っておく。

食事 MEAL
中国では楽しく賑やかに食事をするのが基本。マナーについて厳しいことは言われないが、箸は右側に縦に置く、魚料理はひっくり返さないなど細かい所作には気を付けたい。

買物 SHOPPING
デパートなどを除き、商品の価格は店員との交渉で決まることが多い。観光客向けの商店や市場などでは相場の2~3倍の値段を提示されることもあるのでしっかり交渉を。

マナー MANNERS

あいさつ GREETING
一日中使われるあいさつの言葉は「你好」。改まった席でない限り気軽に使いたい。中国ではあいさつの際、握手をする。日本人のようにおじぎをすることはない。男性が女性と握手をするときには女性側から手を出されるまで待つ。また、習慣として贈り物をすることも多いが、タブーの品物もある。傘や置時計、靴などは発音が死や別れを連想させることからタブー。ハンカチや緑色の物なども好まれないので注意しよう。

ドレスコード DRESS CODE
高級レストランでもドレスコードを問われることはほとんどない。一部の店で男性のサンダル履きや短パン不可ということがある程度だ。気軽な服装で楽しめるが、相応の格好をしていくと丁重にもてなされることも。

日本語・英語の使用 JAPANESE / ENGLISH
英語教育に力を入れている中国では、高級ホテルやレストラン、バーなど英語が通じる場所は多い。上海には日系の店も多いのでそこでは日本語も可。バスやタクシーなどでは中国語しか通じないことがほとんど。

交通ルール TRAFFIC
中国では交通ルールは守られていないことがほとんど。青信号を渡る際でも車が来ないかどうか確認してから渡る。地下鉄では乗車する人をかきわけて降りなくてはならないので、降車駅が近づいたらドア付近で待つ。

チップ TIPPING

基本的に、中国ではチップは不要。特別なサービスを受けたときには感謝の気持ちとして少し渡してもよいだろう。

通信 COMMUNICATION

準備のために、もしくは緊急の場合に備えて

電話 TELEPHONE

国際電話 INTERNATIONAL PHONECALL
国際電話の国番号86 (中国)・81 (日本)

■日本への国際電話
ダイヤル直通電話のほか、国際電話会社のサービスも利用可。公衆電話、ほとんどのホテルの客室の電話からかけられるが、ホテルは通話料以外に手数料がかかる。

【ダイヤル直通電話】
*一般の電話へ(例)東京03-1234-5678へかける
●-00-81-3-1234-5678
ホテルからかけるときは、ホテルの外線番号
国際電話識別番号
日本の国番号
市外局番の最初の0は取る

*携帯電話へ(例)日本090-1234-5678へかける
●-00-81-90-1234-5678
ホテルからかけるときは、ホテルの外線番号
国際電話識別番号
日本の国番号
識別番号の最初の0は取る

*携帯電話から(例)東京03-1234-5678へかける
+-81-3-1234-5678
0または*キーを長押し(機種により異なる場合あり)
日本の国番号
最初の0は取る

【国際電話会社のサービスを利用する】
クレジットカードや専用カードを使って、日本あて国際ダイヤル通話が利用できる。

*KDDIスーパージャパンダイレクトアクセス番号(上海から)
●-108-2810
ホテルからかけるときは、ホテルの外線番号

KDDIスーパーワールドカード、クレジットカードが利用できる。プッシュ回線の電話からアクセス番号にかけて音声ガイダンスに従い、カード番号、暗証番号(クレジットカードの場合)、相手先の電話番号を押す。1分100〜200円程度。
KDDI www.001.kddi.com

■携帯電話からかける
国際電話対応機種なら、日本で使っている携帯電話やスマートフォンがそのまま海外でも使える。非対応の機種の場合は、レンタル携帯電話を利用するとよい。プッシュの順はほとんど固定電話と同じで、
①国際電話識別番号
②日本の国番号
③0を取った市外局番(識別番号)
④相手の電話番号
の順で押す。日本からも中国からもかけられるが、日本から海外にかけた場合、着信料がかかるので注意したい。

■IP電話
インターネット環境を活用した電話サービスで、代表的なのはスカイプ。固定電話や携帯電話へかけるときは料金が発生するが、通常の国際電話に比べて格安。ただし、中国では通信規制により使えないものもあるので気をつけたい。

国内電話 DOMESTIC PHONECALL
上海の電話番号は、市外局番・市内局番・番号の順に構成されている。市内通話なら市外局番(上海なら021)は不要だ。ホテルからかける場合は外線番号を頭に付ける。

公衆電話 PUBLIC PHONE
コイン式とカード式があり、カードはICカードやIPカードなどがある。ホテルや空港、郵便局や街角の商店で購入できる。1元で5分程度通話可能。

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国際宅配便 COURIER

郵便局で船便の小包で出すのが割安だが、梱包材などはすべて自分で用意しなければならない。その点、宅配サービスを利用すれば、引き取りに来てくれるし、場合によっては梱包や税関手続きもしてくれる。
・FedEx 400-886-1888 www.fedex.com/jp
・ヤマト運輸 4008-56-56-56 www.kuronekoyamato.co.jp
・佐川急便 021-5411-3526 www.sagawa-cn.com
・日本通運 021-6295-0202 www.nittsu.co.jp

郵便 POSTAL SERVICE

郵便を出す POST BY MAIL
■上海の郵便局
郵便局は「郵政局」「郵電局」と表示されている。郵便局で小包を送りたい場合は、中身の検査があるため梱包しないで持参する。郵便ポストの色は緑色だ。

■はがき・手紙
はがき・手紙を日本へ送る場合は、宛名の下に「JAPAN」と「AIR MAIL」と記入し、ポストへ投函すればよい。通常5~7日で届く。料金ははがき1枚4.5元、手紙は20g以下なら5元。20g以上は10gごとに1元加算される。速達や小包などは郵便局へ持ち込む。

■小包
郵便局からは航空便と船便を送ることができる。EMSは通常の航空便より費用はかかるが、最短2日ほどで日本に到着することも。伝票番号での追跡サービスも可能だ。
www.post.japanpost.jp/int/ems(日本郵政)
www.chinapost.com.cn(中国郵政)

インターネット INTERNET

ホテルではインターネットの設備が整っていることが多いが、宿泊客が自由に使えるパソコンを備えていることは少ない。ビジネスセンターなどにあるホテルのパソコンは有料の場合がほとんどだ。Eメールを利用する場合、ホテルやカフェに備え付けられているパソコンは日本語に対応していないことが多い。ただ、ホテルによっては日本語入力機能を設定していることもあるのでたずねてみよう。
中国では国の規制により、Google検索、Googleマップ、ツイッター、LINE、Facebook、YouTubeなど日本でよく利用するウェブサイトやサービス、アプリの多くが使えないので、注意しておきたい。

街なかの無線LAN事情 WIRELESS LAN ON THE STREET

Wi-Fi
上海市内では7000カ所以上のホットスポットが路上に設置されているので、いたるところでインターネットを利用できる。カフェなどで無料Wi-Fiを提供している店も。Wi-Fiが見つからない場合はネットカフェを利用するとよい。日本語環境が整っているところはまれだが、1時間2~5元で利用できる。

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■スマートフォンのデータ通信に注意
スマートフォンは電源を入れているだけで、メールのチェックなどでデータ通信を行なうことがあり、知らぬ間に高額の料金になっているということも。1日2000円程度の定額制もあるが、適用される事業者が限られているので、注意。

上海のおすすめホテル

トラベルデイズ 上海

  • 発売日:2012年09月07日

筆者 : Fish & Tips

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奥付:
この記事の出展元は「トラベルデイズ 上海」です。掲載している情報は、2015年4〜8月にかけての取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。 最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。
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