2017年12月8日

上海

上海【徐家匯】は異国情緒漂う繁華街

by Fish & Tips

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港匯広場や東方商厦など、大型デパートやモールが多い繁華街。賑やかな大通りから少し離れると出会えるのは、ひっそりと建つ歴史の証人、租界時代の建造物だ。

徐家匯 租界時代の風情漂う繁華街

繁華街の賑わいと歴史的建造物を歩く
徐家匯駅の3番出口を出ると、徐家匯天主堂の2本の尖塔が見えてくる。租界時代の歴史を感じさせるどっしりとした風格が漂う歴史的建造物だ。漕渓北路を下ると上海市気象局や徐匯区政府など政府の建物があり、そこから南丹路を西へ進むと明代末期の科学者の墓・徐光啓墓がある。現在は光啓公園として整備されている。光啓公園を右折して北上し、大通りの虹橋路を東に進めば、徐家匯のランドマーク的存在である港匯恒隆広場のほか、東方商厦太平洋百貨第六百貨などのデパート群が見えてくる。銀色の球体がトレードマークのショッピングセンター、美羅城(Metro City)には、今どきの上海の流行がいっぱい。地下には日本の無印良品もテナントとして入っている。徐家匯は家電の街としても有名で、近くには太平洋数碼蘇寧電器などの電器店も並ぶ。日本の電器店とはひと味違う内装がおもしろい。 華山路を北上すると名門の上海交通大学に到着。基本的に一般人でも中に入ることができるので、キャンパス内を散策してみるのもいいだろう。中国人学生のほか、世界各国から集まる留学生などで賑わっている国際色豊かな総合大学だ。

欧米人たちの集う旧フランス租界・衡山路
広元路から余慶路を北上して淮海中路に出ると、宋慶齢故居に着く。孫文の妻だった宋慶齢は中華人民共和国建国後に国家名誉副主席を務め、1948年から1981年に没するまでこの地で過ごした。宛平路から衡山路へ抜けると、欧米人向けのバーやクラブなどが目立ち始める。このあたり一帯はかつてのフランス租界としても有名だ。そこから北上してそのまままっすぐ行ってもいいが、こぎれいなバーなどが林立している永嘉路へ寄り道するのもおすすめ。衡山路駅近くには上海国際礼拝堂があり、今なお毎週日曜日にはキリスト教の礼拝が行なわれている。

街歩きコース 移動時間約1時間35分
START 一、九、十一号線/徐家匯駅
↓ 3分
1徐家匯天主堂
↓ 30分
2上海交通大学
↓ 60分
3上海国際礼拝堂
↓ 2分
GOAL 一号線/衡山路駅

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プラタナス並木の間を若者たちが通り抜ける。レトロ感のある街灯もかわいらしい

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メインストリート衡山路はヨーロッパ風の街並が特徴

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光啓公園の徐光啓の銅像。徐家匯という地名の由来となった人物

徐家匯天主堂(シュウジアフエイティエンヂュウタン)

清朝末期の1910年に建てられた高さ56mの重厚なゴシック様式の聖堂。天にそびえる2本の尖塔が特徴的。

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徐家匯天主堂

現地名:
徐家汇天主堂
住所:
蒲西路156号
アクセス:
地下鉄一、九号線徐家匯駅から徒歩2分
営業時間:
土曜13:00~18:00 日曜14:00~16:00
定休日:
月~金曜 

上海交通大学(シャンハイジャオトンダーシュエ)

1896年に創設され、江沢民元国家主席ら多数の著名人を輩出した名門大学。北京大学、清華大学に次ぐ難関校。

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上海交通大学

現地名:
上海交通大学
住所:
華山路1954号
アクセス:
地下鉄十号線交通大学駅から徒歩1分

上海国際礼拝堂(シャンハイグオジーリーバイタン)

中華民国時代の1925年、上海に住むアメリカ人たちによって建てられた赤レンガ造りの教会。緑豊かで美しい。

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上海国際礼拝堂

現地名:
上海国际礼拜堂
住所:
衡山路53号
アクセス:
地下鉄一号線衡山路駅から徒歩2分
営業時間:
7:30~19:00
定休日:
月~土曜 

宋慶齢故居(ソンチンリングウジュウ)

花咲く庭が広がるモダンな洋館
孫文夫人で中華人民共和国成立後に国家名誉副主席を務めた宋慶齢が、孫文の死後に約30年間を過ごした洋館。館内は記念館となっており、写真や遺品を展示。ガレージでは、当時使われた2台のクラシックカーも見られる。

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旧フランス租界エリアのおしゃれな一軒家

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資料だけでなく、美しい建物自体にも注目

宋慶齢故居

現地名:
宋庆龄故居
住所:
淮海中路1843号
アクセス:
地下鉄十号線交通大学駅から徒歩5分
TEL:
021-6437-6268
営業時間:
9:00~17:00
定休日:
無休 

徐家匯蔵書楼(シュウジアフエイチャンシュウロウ)

上海最古のカトリック教会図書館
1847年設立のカトリック教会図書館。2棟の建物からなり、北には3階建ての蔵書楼、南には神職らが住居としたコロニアル建築の総院が建つ。館内には各国語の蔵書があり、図書館として利用することができる。

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現在は上海図書館に併合されている

徐家匯蔵書楼

現地名:
徐家汇藏书楼
住所:
漕渓北路80号
アクセス:
地下鉄一、九号線徐家匯駅から徒歩5分
TEL:
021-6487-4095
営業時間:
土曜14:00~16:00
定休日:
日~金曜 

徐家匯天主堂(シュウジアフエイティエンヂュウタン)

荘厳な空気に包まれるカトリック教会
1910年に建造された上海最大のカトリック教会。高さ56mの2本の鐘楼がそびえる中世ゴシック建築で、内部は2000人以上がミサを行なえる広さを誇る。内部にはおごそかな雰囲気が漂い、精緻な彫刻が随所に施されている。

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鋭くとがった2本の鐘楼が印象に残る

徐家匯天主堂

現地名:
徐家汇天主堂
住所:
蒲西路156号
アクセス:
地下鉄一、九号線徐家匯駅から徒歩2分
営業時間:
土曜13:00~18:00 日曜14:00~16:00
定休日:
月~金曜 

徐光啓墓(シュウグアンチームウ)

徐家匯の地名の由来となった人物の墓
徐光啓は明代の政治家であり、天文学者・農政学者としても活躍した。42歳のときにカトリック教徒となり、上海でのキリスト教布教に貢献した。徐光啓の墓は周辺が光啓公園として整備され、近くに徐光啓記念館も建つ。

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墓地は中国式とキリスト教式が混合した造り

徐光啓墓

現地名:
徐光启墓
住所:
南丹路17号
アクセス:
地下鉄十号線交通大学駅から徒歩10分
営業時間:
6:00~18:00
定休日:
無休 

蒋介石邸(ジャンジエシーディー)

蒋介石夫妻が暮らした瀟洒な洋館
1927年に結婚した蒋介石と宋美齢が暮らした洋館。フランス式の2階建て邸宅で、現在は上海音楽学院附属中学の教室として使われている。一般見学は外観のみだが、文化遺産デーなどの記念日に公開されることもある。

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現在は学生たちがピアノのレッスン室に使っている

蒋介石邸

現地名:
蒋介石邸
住所:
東平路9号
アクセス:
地下鉄一、七号線常熟路駅から徒歩7分
営業時間:
不定
定休日:
不定 

上海交通大学(シャンハイジャオトンダーシュエ)

赤レンガ建築が大学の歴史を物語る
江沢民元国家主席の出身校である名門大学。1896年創立の南洋公学を前身とし、歴史的建築が数多い。学内最古の建築は1919年建造の図書館で、重厚感あるゴシック様式。正門や校舎など、異なる様式の建物が見られる。

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中国でも有数の名門大学。上海らしく洋風の建物が多い。キャンパスは市内各所にあるが、ここ徐家匯が創設の地だ

上海交通大学

現地名:
上海交通大学
住所:
華山路1954号
アクセス:
地下鉄十号線交通大学駅から徒歩1分

上海国際礼拝堂(シャンハイグオジーリーバイタン)

閑静なたたずまいのレンガ造りの教会
租界時代の1925年に建造されたプロテスタント教会。ツタのからまる赤レンガのゴシック建築が木立に囲まれて建つ。毎週日曜の正午からの礼拝は英語、中国語、ドイツ語で行なわれ、宗派を問わず誰でも礼拝できる。

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内部が見学できるのは礼拝が行なわれる日曜日のみ

上海国際礼拝堂

現地名:
上海国际礼拜堂
住所:
衡山路53号
アクセス:
地下鉄一号線衡山路駅から徒歩2分
営業時間:
7:30~19:00
定休日:
月~土曜 

筆者 : Fish & Tips

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