2017年12月23日

上海

上海交通ナビ 初めてでも迷わない!

by Fish & Tips

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上海万博の開催を契機に、地下鉄の路線が増えるなど上海の交通網は充実。旅を満喫するため、まずは基本からおさえたい。

空港から市内へのアクセス

上海浦東国際空港と上海虹橋国際空港から市内への移動は、おもにバス、タクシー、地下鉄という手段がある。低料金で移動するならバス、荷物が多い場合はタクシー、身軽に動けるなら地下鉄も便利。また、上海浦東国際空港なら世界最速といわれるリニアモーターカーが運行しているので、一度乗ってみるのもいい。

上海浦東国際空港から市内へ

上海浦東国際空港は2つのターミナルからなり、無料シャトルバスと連絡通路で行き来することができる。両ターミナルの中間地点にリニアと地下鉄二号線の駅がある。

エアポートバス

市内へはおもに5つの路線がある。6時30分〜23時頃に15〜30分間隔で運行。第1ターミナルを出発後、5分で第2ターミナルへ到着し、それから各所を経由し目的地へ向かう。満席の場合、第2ターミナルでは乗れないことも。

【運行時間】6:30〜23:00頃/15〜30分間隔で運行
【所要時間と料金】所要1時間〜1時間30分。8〜30元
【乗場】第1ターミナルは到着フロアを出てすぐ、第2ターミナルは1階に下りたところにある 
※浦東国際空港から主要ホテルへ向かうシャトルバス(EGoBus穿梭巴士)も2016年に運行開始。料金は68元均一で、空港カウンターやオンラインで申し込む。現金は不可。
www.egobus.com

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リニアモーターカー

「世界最速の商業列車」としてギネスブックに登録された。市内へ向かうには龍陽路駅で地下鉄二号線か七号線に乗り換える。「磁浮」の案内板を目印に駅へ。切符購入の際に片道なら「ダンチェン」、往復なら「ワンファン」と中国語を使ってみよう。

【運行時間】7:02〜21:42/15〜20分間隔で運行
【所要時間と料金】所要7分20秒。片道50元(搭乗券の半券があれば40元)、往復80元
【駅】第1・第2ターミナルの中間地点にある

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地下鉄

料金も安く利用しやすい。二号線に乗車し、途中の広蘭路駅で市街地へ向かう電車に乗り継ぐこと。

【所要時間と料金】南京東路駅まで所要約1時間、7元など。
【駅】第1ターミナルと第2ターミナルとの中間地点。「地鉄」という表示を目印にするとよい

タクシー

荷物が多い場合はタクシーも便利。最近は乗場が混み合うことも少ない。行き先を簡体字で書いたメモを運転手に見せるのがスムーズ。

【所要時間と料金】市内中心部まで所要約1時間。140〜200元
【乗場】第1ターミナルは到着ターミナルを出たところに、第2ターミナルは案内板に従って1階へ下りたところにある

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上海虹橋国際空港から市内へ

市内中心部から西15㎞に位置する上海虹橋国際空港は、路線バスが多く乗り入れているのが特徴。ただし地理に詳しくなければ地下鉄やタクシーが安心。

路線バス・エアポートバス

日本からの直航便は第1ターミナルに到着する。市内へ出るおもな路線バスの乗場は第1ターミナルB楼を出たところにある。運行路線は806路・807路・1207路など。料金は1~6元で乗車後に車掌に行き先を告げて支払いをするシステムだ。上海浦東国際空港へのエアポートバスは第2ターミナルに発着する。なお、第1・第2ターミナル間は無料シャトルバスが運行している。

【運行時間】 5:00〜23:00頃/10〜30分間隔で運行(路線による)
【所要時間と料金】所要1時間。1〜30元 
【乗場】路線バスは第1ターミナルのB楼外と、第2ターミナルの3階バスターミナル。エアポートバスは第2ターミナルの3階バスターミナル

地下鉄

第1ターミナル、第2ターミナルともに地下鉄でアクセスできる。現在、二号線と十号線が乗り入れている。

【所要時間と料金】南京東路駅まで所要20〜30分。5元など
【乗場】第1ターミナルに十号線、第2ターミナルに二・十号線がある

タクシー

ロビーを出ると白タクが声をかけてくる場合があるが、無視してタクシー乗場から乗ること。

【所要時間と料金】市内中心部まで所要20〜30分。40〜60元
【乗場】第1ターミナルのA楼(北側のターミナル)の前
※2017年夏現在、A楼は工事中。乗場は今後移動する可能性がある

上海市内の交通

地下鉄、タクシー、観光路線バス、市内バスなど、さまざまな交通手段がある。地下鉄なら渋滞に巻き込まれることなく移動できるし、タクシーや路線バスを使えば行動範囲はさらに広がる。自分の旅のスタイルに合わせて、そのつど最適な交通手段を上手に利用したい。

地下鉄

上海市内を2017年8月現在、14路線の地下鉄が運行しており、市内のほぼ全域を網羅している。とくに一〜四号線はおもな観光エリアに行くのに便利。虹橋、浦東の両空港へも直接アクセスでき、新路線も次々開通している。運行時間は5時頃〜22時頃までで、運賃は3〜15元と格安だ。

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地下鉄とはいえ地上を走るところもある

地下鉄の乗り方

❶地下鉄の駅を探す

地下鉄の入口付近には、白地に赤のカラーリングで、円とMが描かれたマークがあるのでそれを目印にしよう。

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赤いMのマークが目印

❷切符を買う

券売機の画面上のマップから目的地の路線と駅名、切符の枚数を選んでタッチ。表示された料金を紙幣か硬貨で投入するとカード状の切符が出てくる。

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タッチパネル式でわかりやすい

❸改札を通る

入るときに切符または交通カードを丸いセンサー部分にかざしたら、鉄のバーを回して進む。切符は降りた駅では改札を通るときに差し込むので注意。

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カードを丸い部分にかざすだけ

❹降りる準備をする

到着駅のアナウンスは中国語と英語で行なわれる。わかりにくいので、停車ごとにホームの掲示板をチェックしよう。

❺下車する

下車したら改札へ向かう。改札機にカードを差し込み、バーを回して出る。切符は、機械に回収される。

マナーと注意点

上海では下車する人を待たずに乗車してくる人が多いので、人を押しのけてでも降りる覚悟がないと、降りられない場合も。

上海公共交通カード(上海公共交通卡)

上海の交通系ICカード。地下鉄、バス、リニアモーターカー、フェリー、タクシーなど、主要な交通機関のほとんどで使用でき、一部割引もある。購入やチャージは、コンビニ、郵便局、主要駅の窓口などで。デポジットは20元。駅の自動チャージ機は現金不可。

路線バス

上海市内を網羅している路線バス。早朝から深夜まで、5〜10分間隔で運行。運賃は市内なら一律2元で、交通カードも使える。2017年2月からは、専用レーンを走るトロリーバスも登場。延安路沿いを走る71路バスは、外灘などへのアクセスにも便利だ。

路線バスの乗り方

❶バス停を探す

書店やキオスクなどで「上海市交通図」を購入するか、検索サイトでバスの路線番号を調べ、そのバスが走る道路へ行ってバス停を探す。

❷乗車料金を払う

前から乗車し、運転手のすぐ横にある料金箱に乗車料金を入れるか、交通カードをセンサーにタッチする。

❸下車する

車内が混雑している場合は、なるべく早くドアの前に近づいておこう。のんびりしていると降りられない場合もあるので注意。

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つり銭が必要ないように支払いたい。スリに注意

鉄道

上海のターミナル駅は、上海駅と上海南駅、そして蘇州や杭州などに向かう高速鉄道の発着駅である上海虹橋駅の3つ。切符は窓口か自動券売機で購入する。高速鉄道の切符を購入する際はパスポートが必要なので忘れずに。

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高速鉄道や動車(新幹線型車両)が早くて便利

鉄道の乗り方

❶切符を買う

駅の售票処内にある当日切符売場カウンターに並び、行き先と出発時刻、座席や寝台席などを示す席の種類(硬座・軟座・硬臥・軟臥)を紙に書いて係員に見せる。

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行き先などを簡体字で書いてカウンターに出すのが確実

❷待合室へ

ひとまず改札が開くまでは待合室で待機。軟座のチケットを持っている場合は軟座専用の待合室へ。チケットを係員に見せてそこで待つ。乗車のサインが出たら改札へ。車両ごとに待機している車掌にチケットを見せて車内に入る。

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広々とした上海南駅

❸乗車から下車まで

目的の駅を乗り過ごさないよう、時刻表などを見て到着時刻をあらかじめ確認しておこう。軟臥の場合は、車両に乗り込む際に車掌にチケットを渡し、代わりに座席札を受け取って中へ。下車駅に近づくと車掌がコンパートメントへやって来て、札とチケットを再度交換する。時刻表を見るのに自信のない人は、軟臥を選ぶと安心だ。

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揺れも少なく快適

マナーと注意点

列車内での盗難は多いので要注意。席の種類は硬座=硬い椅子、軟座=軟らかい椅子、硬臥=硬い寝台、軟臥=軟らかい寝台。

タクシー

上海のタクシー事情はかなり良くなったが、タクシー会社によってサービスの違いがある。人気が高いのは「大衆」で、水色を基調としたツートンカラーの車体が目印。「強生」「錦江」も評判がいい。空港や駅前で強引に客引きしている場合は、トラブルに巻き込まれる危険があるので、くれぐれも相手にしないこと。

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大衆タクシーが一番人気

タクシーの乗り方と料金

❶タクシーをつかまえる

タクシーは街なかのほとんどの場所で拾うことができるが、人民広場や南京東路周辺など交通量の多い繁華街では決まった場所でしか停車できないので注意。その場合は、近くのタクシー乗場やホテルの前まで歩いて、そこから乗車する。

❷ドアは自分で開閉する

中国のタクシーは日本と違って、ドアは手動。降りてからも閉めておかないと、事故につながるので注意。

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自分でドアを開ける

❸メーターをチェックする

まれにだが、メーターを使わないで、法外な料金を要求してくるドライバーがいる。そういう場合はすぐ下車すること。

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メーターはしっかりチェックを

❹下車する

目的地に着いたら、表示された代金を支払ってレシートをもらおう。車内に忘れ物がないかしっかり確認を。

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降りたらドアを閉めること

●料金

基本料金(3㎞まで14元)以降、1㎞ごとに2.5元ずつ加算。23時以降は、深夜の割増料金が30%加算される。電話でタクシーを呼ぶと、別途4元が必要。

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渋滞が起こるラッシュアワーの利用は避けたい

マナーと注意点

タクシーを利用する場合、目的地の住所と名前を事前に紙に書いておき、運転手に渡すとよい。助手席に座る場合は、シートベルトの着用も忘れずに。

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筆者 : Fish & Tips

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