2017年11月28日

チェコ

美しき旧市街!プラハ東岸の歴史地区

by Fish & Tips

650167

神聖ローマ帝国の都として、ルネサンスやバロック、アール・ヌーヴォーなどさまざまな建築様式が導入されたプラハ。今も残るその多様な建築を堪能しながら歩こう。

お城へ続く「王の道」から旧市街の大動脈をめぐる

スタロムニェストスカー駅からカレル橋の旧市街タワー・ゲートのたもとまで出て、まずはクレメンティヌムを見学。そのあとカレル通りを進んでいくと、旧市街広場が開ける。広場の中央には宗教改革の闘士ヤン・フス像がある。天文時計の有名な旧市庁舎、バロック様式の傑作聖ミクラーシュ教会を見学し、作家カフカの生家であるフランツ・カフカ展示館を訪れたい。続けてゴシック様式の石の鐘の家、ロココ様式のゴルツ・キンスキー宮殿、百塔の街を彩るティーン聖母教会と、美しい建築を満喫。教会脇のツェレトナー通りを進むと、ナームニェスティ・レプブリキ駅に着く。近くにある火薬塔も見ておきたい。

アクセス
ⓂA線スタロムニェストスカー駅から散策をスタート。旧市街の中心部やユダヤ人地区に近く、観光の拠点となる駅だ。カレル通り、ツェルトナー通りを進むと、ⓂB線ナームニェスティレプブリキ駅に着く。市民会館のすぐ近くにある。

おさんぽルート

所要時間の目安約5時間50分

START スタロムニェストスカー駅ⓂA線→1分
1.クレメンティヌム 見学時間1時間→6分
2.旧市街広場
3.旧市庁舎 見学時間40分→1分
4.聖ミクラーシュ教会 見学時間20分→1分
5.フランツ・カフカ展示館 見学時間40分→2分
6.石の鐘の家 見学時間50分→1分
7.ゴルツ・キンスキー宮殿 見学時間50分→1分
8.ティーン聖母教会 見学時間30分→6分
9.火薬塔 見学時間40分→1分
ナームニェスティ・レプブリキ駅ⓂB線 FINISH

654580

旧市庁舎の塔は旧市街広場の人気スポット。塔の上の展望台にはエレベーターで昇ることができる

665072

王の道の一部であるカレル通り。伝統品のおみやげ店も並ぶ

654460

ツェレトナー通りにある、鉄製の透かし模様が美しい看板

学問の府として発展した クレメンティヌム Klementinum

ハプスブルク家の手厚い保護を受けたイエズス会の寄宿学校。次々と拡張され、プラハ城に次ぐ規模の複合建築群となっていった。現在は国立図書館として使用されている。館内の美しい装飾は必見。

652321

美しい図書館や天文台をめぐるツアーもある

クレメンティヌム

現地名:
Klementinum
住所:
Karlova 1
地図を見る »
アクセス:
地下鉄A号線Staroměstskáスタロムニェストスカー駅からすぐ
TEL:
733-129-252
営業時間:
ガイドツアー10:00~17:00(11・12月は~18:00、1・2月は~16:30)
定休日:
無休 

チェコの歴史が凝縮 旧市街広場 Staroměstské náměstí

プラハを代表する観光地。観光馬車やエコ・エキスプレスの乗り場にもなっており、いつも多くの観光客で賑わっている。宗教改革や民族運動など、さまざまな事件の舞台となった場所で、中央にはヤン・フス没後500年を記念した銅像が立つ。

654374

旧市街観光の中心地であり、憩いの場所

旧市街広場

現地名:
Staroměstské náměstí
住所:
Staroměstské nám.
地図を見る »
アクセス:
地下鉄A号線Staroměstskáスタロムニェストスカー駅から徒歩4分

観光客に人気の天文時計 旧市庁舎 Staroměstská radnice

旧市街広場に建つゴシック様式の建物。市庁舎の壁にある「12人の使徒像の天文時計」は指折りの観光スポット。高さ約70mの塔からは、プラハの街を一望できる。

657587

毎正時になると鐘の音とともに12人の使徒が動きだす

旧市庁舎

現地名:
Staroměstská Radnice
住所:
Staroměstské nám.
地図を見る »
アクセス:
地下鉄A号線Staroměstskáスタロムニェストスカー駅から徒歩4分
TEL:
224-482-909
営業時間:
9:00~22:00(内部見学は~18:00)、月曜は11:00~
定休日:
無休 
Webサイト:
http://www.praguewelcome.cz

威厳ある白亜のバロック建築 聖ミクラーシュ教会 Kostel sv. Mikrache

12世紀に建てられた小さな教会が礎となっている。18世紀に入り、50年以上かけて現在の美しいバロック様式となった。聖ミクラーシュの生涯を描いた天井のフレスコ画は必見。音響の良さからミニコンサートも催される。

657602

建築家キリアン・イグナツ・ディーンツェンホーファーによる設計

聖ミクラーシュ教会(旧市街)

現地名:
Kostel sv. Mikuláše
住所:
Staroměstské nám. 27a
地図を見る »
アクセス:
地下鉄A線Staroměstskáスタロムニェストスカー駅から徒歩4分
TEL:
224-190-991
営業時間:
10:00~16:00
定休日:
無休 

『変身』の作者カフカの生家 フランツ・カフカ展示館 Expozice Franze Kafky

チェコを代表する作家フランツ・カフカが生まれた家。短い生涯のほとんどをユダヤ人街で過ごした彼の、生前の貴重な資料を展示・公開している。人間の内面、不条理な世界を追求した作品は、この街からの影響を強く受けている。

658020

改めて作品を読み返したくなる

フランツ・カフカ展示館

現地名:
Expozice Franze Kafky
住所:
nám. Franze Kafky 5
地図を見る »
アクセス:
地下鉄A線Staroměstskáスタロムニェストスカー駅から徒歩3分
TEL:
222-321-675
営業時間:
10:00~18:00(土曜は~17:00)
定休日:
日・月曜 

ゴシック様式の建物 石の鐘の家 Dum U Kamenného zvonu

右角の上に石の鐘の装飾が施されているところからこの名前がついた。建物の中ではコンサートやギャラリーの企画展なども行なわれる。

662784

14世紀の建設以来、改築を繰り返してきた

石の鐘の家

現地名:
Dům U Kamenného zvonu
住所:
Staroměstské nám. 13
地図を見る »
アクセス:
地下鉄A号線Staroměstskáスタロムニェストスカー駅から徒歩4分
TEL:
224-828-245
営業時間:
10:00~20:00
定休日:
月曜 
Webサイト:
http://www.citygalleryprague.cz

淡いピンクの壁が印象的 ゴルツ・キンスキー宮殿 Palác Golz-Kinských

18世紀中頃ゴルツ伯爵の命で建てられたロココ様式の宮殿。ハプスブルク時代にはエリート中・高等学校だったこともある。現在は2、3階を国立美術館として利用しており、また、マリオネット劇などが催されることもある。

659278

時間があれば美術品をじっくり鑑賞したい

659269

隣には石の鐘の家が並ぶ

ゴルツ・キンスキー宮殿

現地名:
Palác Golz-Kinských
住所:
Staroměstské nám. 12
地図を見る »
アクセス:
地下鉄A号線Staroměstskáスタロムニェストスカー駅から徒歩4分
TEL:
224-810-758
営業時間:
美術館10:00~17:45(閉場は18:00)、季節により異なる
定休日:
月曜 
Webサイト:
http://www.ngprague.cz

フス派の聖母教会 ティーン聖母教会 Matka Bozí pred Týnem

12世紀に建てられ、1365年に現在のゴシック様式に改築。「ティーン(税関)の前に建つ聖母マリア教会」が正式名称。15世紀にはフス派の本拠地として、宗教改革に大きな役割を果たした教会。

659304

高さ80mの尖塔の間には、金のマリア像がある

ティーン聖母教会

現地名:
Matka Boží před Týnem
住所:
Celetná 5
地図を見る »
アクセス:
地下鉄A号線Staroměstskáスタロムニェストスカー駅から徒歩4分
TEL:
222-318-186
営業時間:
月・水・金曜9:00~11:00、火・木曜15:00~17:00
定休日:
土・日曜 
Webサイト:
http://www.tyn.cz

旧市街への出入口にある 火薬塔 Prasná brána

旧市街広場から東に延びるツェレトナー通りの奥に建つ。15世紀後半、ゴシック様式の城門として造られ、17世紀のロシアとの戦いで火薬庫として使用されたことから火薬塔と呼ばれる。現在内部はギャラリーとして使用されている。

659712

ギャラリーでは、武器や鎧などの変遷を展示。展望ポイントからの眺望も素晴らしい

火薬塔

現地名:
Prašná brána
住所:
Na P ikopě
地図を見る »
アクセス:
地下鉄B号線NáměstíRepublikyナームニェスティ・レプブリキ駅からすぐ
TEL:
724-911-556
営業時間:
10:00~22:00(11~2月は~18:00、3・10月は~20:00)
定休日:
無休 

注目のエリア

古都プラハのモダンな一面 新市街 Nové Mesto

ヴルタヴァ川東岸、旧市街を取り囲むように広がっている新市街。新市街といってもその歴史は古く、14世紀カレル1世(のちの神聖ローマ帝国皇帝カール4世)の時代に3つの市場が造られたことが始まり。19世紀に入ってから街の原型ができあがった。1968年の「プラハの春」事件や1989年のビロード革命など、プラハの歴史にかかわりの深いヴァーツラフ広場を中心に、ホテルや銀行などの主要施設が集中し発展している。オペラ座や国民劇場、国立博物館などの文化施設も多数存在している。

650167

ユダヤの貴重な歴史を残す ユダヤ人地区 Josefov

旧市街広場からチェフ橋に向かうパジーシュスカー通りに沿って広がる。当時の姿を伝える6つのシナゴーグと墓地、役所、儀式の家などがユダヤの歴史と文化、伝統、風習を伝える資料館として公開されている。

656581

まっぷるウィーン プラハ・ブダペスト(16年)

  • 発売日:2016年08月09日

筆者 : Fish & Tips

Fish and Tipsでは、海外旅行のコツやノウハウ、海外で話題のスポット、人気のホテル等、おすすめの海外旅行情報を配信しています。