2017年11月25日

イギリス

ロンドン エリア&市内交通 地下鉄、バス、タクシー

by Fish & Tips

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ロンドンのスポットめぐりには、市街に網の目状に走る地下鉄が最も手軽で便利な移動手段となる。もちろん名物のダブルデッカーや、ブラックキャブも利用価値は大。上手に組み合わせてシティ・トリップを満喫しよう!

ロンドン マップのエリア区分 Area Profile

ロンドン中心部

ロンドナーの憩いの場、リージェンツ・パークから、瀟洒な街、メイフェア、マリルボーン、大英博物館を擁するブルームズベリ、賑やかなソーホー、コヴェント・ガーデンまでを含むエリア。

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オックスフォード・ストリート/ニュー・ボンド・ストリート/リージェント・ストリート

ロンドンの目抜き通りオックスフォード・ストリート、リージェント・ストリート、一流ブランド店が並ぶニュー・ボンド・ストリートなどを含むメイフェア周辺のエリア。

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ソーホー/コヴェント・ガーデン/ピカデリー・サーカス

ロンドンの繁華街ソーホー、コヴェント・ガーデンの拡大図。劇場街の中心レスター・スクエアも含む。

シティ/サザーク/イースト・エンド

世界経済を牽引する金融街のシティ、ロンドン塔やタワー・ブリッジ、話題のイースト・エンドや、新スポットが続々登場するテムズ川対岸のサザークを含むエリア。

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ウェストミンスター/ウォータールー

ロンドンの中枢であるバッキンガムやウェストミンスター、テムズ川対岸のウォータールーの一部、ショッピング街のナイツブリッジやチェルシーの一部、ハイド・パークの一部を含むエリア。

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サウス・ケンジントン/ナイツブリッジ

ハイド・パークの南、高級デパート・ハロッズから、一流ブティックが軒を連ねるスローン・ストリート、おしゃれなキングス・ロードなどを含むエリア。

ケンジントン/ノッティング・ヒル/チェルシー

チャールズ皇太子の住むケンジントン宮殿を中心に、ハイソなロンドナーが集まるケンジントン、ノッティング・ヒル、チェルシーを含むエリア。

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地下鉄 Underground

チューブ(Tube)の愛称で親しまれているロンドンの地下鉄。市内に13の路線が走り、250ほどの駅があるので、ほとんどの観光スポットにはこれで行ける。

地下鉄に乗る前に確認!

路線図は、ロンドンの各駅窓口でも手に入れることができる。

まずは現在地を確かめ、目的地への最寄りの駅を探す。路線図には観光スポットなどの名前は入っていないので、地下鉄マークが記載されているシティ・マップなどと併用して確認しよう。

目的地の最寄りの駅がわかったら、どの路線を使い、どこで乗り換えるかなどを調べる。この際、最短ルートより、少し遠回りになっても乗り換えの少ないルートのほうがラクなことが多い。ロンドンは乗り換えの通路が長いところが多く、いったん改札を出なければならない場合もあり、不慣れなトラベラーには面倒だからだ。

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地下鉄のマーク

さあ、地下鉄に乗ろう!

❶ 切符をチョイス
いくつかの種類の切符があるが、最も一般的なのは非接触型のプリペイド式カード、オイスターカード。デポジットが£5かかるが、料金が割安になる。ロンドン市内のほとんどの観光スポットを網羅する1〜2ゾーン(※1)は、通常の乗車1回限りの切符では£4・90に対し、オイスターカードではオフピーク時£2・40、ピーク時£2・90(※2)と半額ほど。また、1日の課金上限額が設定されており、1〜2ゾーンの場合£6・50で、それ以上は1日乗り降り自由で定期券感覚で使える。市街やその周辺を走るバス、鉄道でも利用でき、絶対に便利。トラベルカードは有効期間内、何度でも乗り降り自由で、切符を買う手間が省ける。1〜2ゾーンの7日券は£32・40。前述のとおり通常の切符はかなり高いのであまり利用しないほうが賢明。

(※1)ゾーンは、路線図か色分けされた駅のボードで確認を
(※2)ピークは月〜金曜6:30〜9:30、16:00~19:00。土・日曜を含むその他の時間帯がオフピーク

※カードのゾーン区分は実際にゾーン1〜9まであり、ゾーン1(ゾーン2〜3)などもある。

❷ 切符を買う
オイスターカードやトラベルカード、切符は自動券売機で購入。券売機には、目的駅の駅名かトラベルゾーンを選んで買うものと、運賃だけ表示したものがあり、購入切符の種類によって使い分ける。コインのほか、紙幣やクレジットカードが使える機械もあり、主要駅には近年タッチパネル式で日本語表示が選べる機械もある。現金の場合、NO CHANGE GIVENの表示がついているときは、おつりが出ないので要注意。

❸ 改札へ
改札は自動改札で、利用法は日本とだいたい同じ。Ticketと書かれたスリットに切符またはトラベルカードを入れて、チケットを受け取るとゲートが開く。オイスターカードは丸い読み取り機にかざせばよい。No Entryと表示が出ている改札は入れない。切符やカードは折り曲げないように注意。

❹ ホームに出る
改札口からホームまでかなりの距離がある駅もある。いくつもの路線が交差する乗り換え駅の場合は、ことさら通路が長い。また1つの路線でも上りと下りのホームへの通路が分かれていることが多いので、間違えないように注意。迷ったら駅員に気軽に聞いてみよう。

❺ 電車に乗る
電車のドアは基本的に自動開閉だが、路線によってはドア脇のPushボタンを押してドアを開くタイプのものもある。車両内には路線図が掲示されているので、それを見ながら停車駅を確認し、目的駅と逆方向に行ってしまったり、下車駅を通り越さないよう注意しよう。

❻ 電車を降りる
車内の通路は狭く、駅と駅の間隔も短いことが多いので、下車駅が近づいたらドアのそばにいるほうがいい。車両が手動開閉式の場合は、ボタンを押してドアを開け、下車する。出口はWay Outの表示に従う。乗り換えの場合は、路線名と同じ色の表示の矢印に沿って進む。

❼ 出口へ
連絡通路や出口は、慣れないとわかりづらいが、表示をよく見て行きたい場所にいちばん近い出口を見分けよう。自動改札に切符を入れ、ゲートを出る。トラベルカードはスリットから出てくるので取り忘れないようにしよう。

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オイスターカード Oysgter Card
地下鉄と市バス、DLR、ロンドン・オーバーグラウンド鉄道などで利用できるプリペイドカード。日本の「Suica」や「ICOCA」のように自動改札のカードリーダーにかざせばOK。地下鉄駅や観光案内所で購入・チャージ(トップアップ)できる。£10以下であればどの地下鉄の券売機でも払い戻しが可能。

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タッチパネル式の券売機。新しい機械では日本語の表示もあるので、ガイドに従って購入しよう

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トラベルカード Travel Card
期間とゾーンの決まった乗り放題チケット。地下鉄、市バス、DLR、ロンドン・オーバーグラウンド鉄道などに有効で、1日券と7日券などがある。始発から使える「ピーク」と、「オフピーク」の2種類がある(7日券は「ピーク」のみ)。駅窓口で購入でき、1日券は自動券売機でも購入可能。

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自動改札機

鉄道 Railway

地下鉄の路線網が発達しているロンドン市街地ではほとんど利用することはないが、郊外へ足を延ばすときに便利なのが鉄道。鉄道の駅は、市内の数か所に分散しているので、行き先に合わせて駅を確認する必要がある。たとえば、カンタベリー、ブライトン行はヴィクトリア駅。バース行はパディントン駅など。鉄道の始発駅はすべて地下鉄と連絡しており、トラベルカードなどを持っている場合、有効エリアではもちろん使用可能。エリア外の駅に降りるときには、差額を精算する。

■ 切符を買うときは?
ロンドン市内の通勤圏内の駅への切符は自動販売機で、中・長距離は窓口で購入する。

バス Bus

おなじみの赤い2階建てバス「ダブルデッカー」。ロンドンの地上の足として活躍するバスは、風景を楽しみながら移動できるのが魅力。路線が多く、車内アナウンスもないので、乗りこなすにはちょっとしたコツが必要だ。

❶ バス停を探す
目的地に向かう路線バスの停留所を探し、バスを待つ。バスが近づいてきたら手を挙げて乗車の意思表示をする。この合図がないと停まってくれないことがあるので要注意。

❷ バスに乗る
乗車は前方から。オイスターカードは黄色の読み取り機にタッチする。トラベルカードは運転手に見せよう。車内は立席は認められず着席するのが基本。どこで降りればいいかわからず不安なときは、運転手や車掌に目的地を告げ、降車地を教えてもらうのがいちばんだ。 運賃はオイスターカード、トラベルカードでの支払いで、現金は使えないので、あらかじめこれらを用意しておきたい。バスは全路線£1・50(1日の課金限度額£4・50)。

❸ バスを降りる
ワンマン・バスの場合は、降車口にあるポールにボタンがあるので、これを1回押して降りる。一方、マスタータイプは、車内の後部にある赤いボタンを押すか、ひもを1回引いて鳴らし、降車の合図をしてから降りる。2回鳴らすと通過の意味になるので注意したい。

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路線がきめ細かに張りめぐらされ、観光にも大いに役立つ

タクシー Taxi

クラシカルな魅力が漂う黒塗りのオースチンのブラックキャブ(最近はカラフルにペイントしたものも多い)。広々としていて大人4人でも楽々乗れるし、大きな荷物を運ぶのにも便利。料金も初乗り£2・60と比較的安いので、楽に移動したいときには重宝する。

❶ 空車の見つけかた
助手席のランプにFor Hireの文字がついているのが空車。タクシーを止めるには、手を真横に出して知らせるのが英国流。見つかりにくければ、駅近くのタクシー乗場へ行くのがてっとり早い。

❷ 乗車
乗車する前に、まず窓越しに運転手に行き先を告げて、OKだったら自分でドアを開けて乗車する。

❸ 降車
運賃の支払いは、停車後降車してから、窓越しに払う(英国では車内で払う習慣はない)。約10%のチップを料金にプラスして払う。

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ロンドン名物のオースチン。ひと目でタクシーとわかる

ミニキャブ Mini Cab

一般の乗用車を使用した無線タクシー。ホテルやショップで呼んでもらうか、直接自分で電話して乗るのが一般的。ミニキャブはブラックキャブより割安でチップも不要だ。ただ料金メーターがないので、乗車前にしっかりと運賃交渉する必要がある。

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まっぷるイギリス・ロンドン(16年)

  • 発売日:2016年05月18日

筆者 : Fish & Tips

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