イタリアでぜひ買いたいブランド10選
ファッション、芸術の国といえばイタリアです。そんなイタリアに行った時買うべきオススメのイタリアブランドを一挙ご紹介させて頂きます。ハイブランドばかりですが日本で買うよりもとにかくお手頃価格!そしてイタ...
ヴェネツィア共和国の主要産業だったガラス細工や、家内工業として発展した細密なレース編み。どちらもかつてヨーロッパ貴族たちに愛され、現在もその美しさを受け継ぐ、島の伝統工芸品。
高い技術を必要とするガラス製造は、早くよりヴェネツィア共和国の主要産業のひとつだった。1291年に火災防止のためすべてのガラス職人をムラーノ島に移住させ、技術の流出も防いだ。以来、島には今でも多くのガラス工房があり、世界中から絶えずガラス作家らが修業に訪れる。フィリグラーナと呼ばれるレースのような模様のガラスや、 金太郎飴のようにして作ったムリーネという花模様のミッレフィオーリのほか、鮮やかで多彩な色合いが特徴。
10人の専属マエストロを抱え、さまざまな種類のガラスを扱う大型店。著名作家の作品が並ぶ部屋はまるで美術館。ワイングラスなどは原則セット売りだが、破損の際は追加オーダーも可能。
もともと貴族の女性の趣味として生まれたヴェネツィアのレース編みは、すでに16世紀にはデザインや技法を記した本も出版されている。ブラーノのレースは、1本の針を使って型紙の上を糸で縫うように結びつけていくニードル・レースと呼ばれるもの。たくさんのボビンで糸をからめていくボビン・レースと比べ時間はかかるが、より細かく、自由で立体的な模様になる。国の主要産業のひとつとして、とくにブラーノでこのレースの生産が強化された。
4代目の店主、ロレンツォさんがみずからデザインも手がける。商品は伝統的な品もあれば新しいものもあり、しおりからテーブルクロスまでバリエーション豊か。2階には代々のコレクションの展示も。
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