2017年9月23日

イタリア

イタリア出入国ガイド&各空港からのアクセス

by Fish & Tips

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楽しい旅行のための大切な第一歩は、入国審査や空港への移動。憧れの地に到着しても、不安ばかりではもったいない。どのような手順で出入国するのか、市内までの交通手段など、十分に日本で用意を整えて、ストレスのない旅を始めたい。

フライト・スケジュール FLIGHT SCHEDULE

東京からイタリアへの所要時間 約12時間30分〜13時間

2015年2月現在、日本からイタリアへは、成田空港からローマのフィウミチーノ空港へ週7便、ミラノのマルペンサ空港へ週4便のノンストップ直行便が運航している。所要時間は約12時間30分~13時間。運航はすべてアリタリア-イタリア航空だ。ノンストップ直行便は昼頃日本を出発、同日の夕食どきに到着する。直行便以外は乗り継ぎで訪れることになり、便が多いのはヨーロッパで、パリやフランクフルト、ヘルシンキなどで乗り継ぎをすれば、同じ日のうちにイタリアへアクセスできる便も多い。ストップオーバーで他都市の滞在を楽しむのも良い。時間はかかるが、ドーハやドバイは金額が安めなので人気がある。乗り換えの移動が大変になりがちだが、ヨーロッパからのLCCの便も安くてお得。

■おもな航空会社
・アリタリア-イタリア航空(AZ) Alitalia
03-3568-1411(東京)
892010(イタリア国内コールセンター)
www.alitalia.com/JP_JA

■日本からの直行便がある空港
・ローマ・フィウミチーノ空港 06-65951 www.adr.it/fiumicino
・ミラノ・マルペンサ国際空港 02-232323 www.seamilano.eu

■イタリアへの直行便
・成田NRT→ローマ・フィウミチーノ空港FCO アリタリア・イタリア航空AZ 週7便 所要時間:12時間50分
・成田NRT→ミラノ・マルペンサ国際空港MXP アリタリア・イタリア航空AZ 週4便 所要時間:12時間30分
※2015年2月現在。運航便数や所要時間は時期により変更があります。

■日本からフィレンツェ、ヴェネツィアへ 日本からの直行便はないが、ローマやミラノのほか、フランクフルト、ミュンヘン、パリ、アムステルダム、ロンドンなどで乗り継いで、同日中に到着できる便は多い。接続時間は1〜4時間半ほど。フィレンツェはペレートラ空港(FLR)、ピサ空港(PSA)、ヴェネツィアはヴェネツィア・テッセラ空港(VCE)に到着する。

・フィレンツェ・ペレートラ空港(アメリゴ・ヴェスプッチ空港)
055-3061300 www.aeroporto.firenze.it

・ピサ空港
050-849300 www.pisa-airport.com

・ヴェネツィア・テッセラ空港(マルコ・ポーロ空港)
041-2609260 www.veniceairport.it

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日本出国 DEPARTURE FROM JAPAN

①空港ターミナルへ
出発2時間前を目安に空港へ。成田空港などでは、利用する航空会社のターミナルを確認しておく。

②チェックイン
航空会社カウンターで、パスポートと航空券(Eチケット控え)を提出。大きな荷物を預けて、荷物引換証と搭乗券を受け取る。フライトによっては、事前にオンラインでのチェックインも可能。刃物類や、規定量を超える水分を含む荷物は、機内への持ち込みが制限されているので、預ける荷物の中に入れておく。

③持ち込む荷物のセキュリティチェック
機内へ持ち込む荷物のX線検査と、ボディチェック。ペットボトルなどの液体類はここで没収される。また、ライターやマッチは1人1個まで。小さいものでも刃物類は持ち込めない。

④税関申告
高価な外国製品を持ち出す場合は、税関の窓口で、外国製品の持出し届を提出、承認を得る必要がある。

⑤出国審査
日本国のパスポート所有者はパスポートと搭乗券を審査官に提示。

⑥搭乗ゲート
搭乗券にあるゲート番号を確認し、両替や買物などが済んだら搭乗ゲートへ。

機内への持ち込み禁止・制限物

■液体物
100mℓ以下の容器に入れ、総容量1ℓ以下のジッパー付のプラスチックの袋に入れる。1ℓを超える場合は機内に預ける荷物に入れる。漬物、缶詰、歯磨き粉なども対象。免税店で購入した化粧品、酒類などは容量にかかわらず持ち込み可能だが、乗り継ぎ空港で没収されることが多い。

■刃物
包丁、カッターなど刃物類は、形状にかかわらず禁止。スーツケースなどに入れ、機内に預ける。

■ライター
1人1個に限り持ち込み可能。預け荷物は不可。

イタリア入国 ENTRY INTO ITALIA

①空港ターミナルへ
到着したターミナルの到着ホールに向かう。ローマの場合、日本からの便はT3に到着することが多い。到着はArrivi。荷物受取Ritiroまたは出口Uscitaのサインに従い、入国審査場Controllo Passaportiへ。

②入国審査
ブースはEU圏内居住者とそれ以外の旅行者に分かれているので、All Passaportiの列に並ぶ。審査官にパスポートを提示すると、入国スタンプを押してくれる。

③預けた荷物の受け取り
荷物受取所Ritiro Bagagliへ。搭乗便名のサインがあるターンテーブルで機内に預けた荷物をピックアップ。カートはデポジット式で、利用するには€1が必要。

④税関検査
税関Doganaでは、申告するものがない場合は緑のランプの検査台へ、申告するときは赤のランプのカウンターに並ぶ。スーツケースだけなら普通に通過できる。段ボール箱などを持っているときは呼び止められ、内容物を聞かれることがある。

イタリア入国時の免税の範囲

■酒類
アルコール度22度未満のお酒2ℓ、またはアルコール度22度以上のお酒1ℓとワイン4ℓ、ビール15ℓ

■たばこ
紙巻たばこ200本、シガリロ100本、葉巻50本、刻みたばこ250g

■その他
€430(陸路入国は€300)以下の品物

※ユーロ、外貨の持ち込み制限はないが、€1万相当額以上の現金や有価証券などを持っている場合は出入国時に申告が必要17歳未満の酒、たばこの持ち込みは禁止

近隣諸国からの入国 ENTRY FROM EU COUNTRIES

鉄道での入国 BY RAIL

ヨーロッパの主要都市間は多くの高速鉄道で結ばれている。シェンゲン協定加盟国間では出入国審査が簡略化されているので、各国間をスムーズに移動できる。

■列車の種類 
周辺諸国からイタリアにアクセスする路線のおもなものに、ヨーロッパの主要都市を結ぶEuroCityユーロシティ、フランス国鉄の新幹線TGVなどがある。

■ユーレイル・パス
ヨーロッパ内での移動が多いなら、規定の範囲内で鉄道が乗り放題になるユーレイル・パスを活用したい。パスは複数種類あり、使用できる日数、列車の等級、使用できる国数から、連続して使用するか、フレキシブルに利用するか、など旅のスタイルに合わせて細かく分けられている。
レイルヨーロッパ www.raileurope-japan.com

■入国の手続き
シェンゲン協定加盟国間の出入国審査は簡略化されているが、列車で入国の場合は、車内で簡単にパスポートチェックされることも。

■近隣諸国からの直行列車
【フランス】
パリ~ミラノ         列車の種類TGV 所要時間=約7時間
ニース~ミラノ        列車の種類EC 所要時間=約4時間40分

【スイス】
チューリッヒ~ミラノ      列車の種類EC 所要時間=約4時間
チューリッヒ~ヴェネツィア   列車の種類EC/ES 所要時間=約5時間10分

【オーストリア】
ウィーン~ヴェネツィア    列車の種類EN 所要時間=約7時間30分
インスブルック~ヴェネツィア 列車の種類EC 所要時間=約4時間40分

【ドイツ】
ミュンヘン~ミラノ       列車の種類EC 所要時間=約7時間20分
ミュンヘン~ヴェネツィア    列車の種類EC 所要時間=約6時間30分

 

TGV=テジェヴェ ES=ユーロスター EC=ユーロシティ EN=ユーロナイト
※2015年1月現在

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ミラノ中央駅に到着するユーロシティ

飛行機での入国 BY AIR

ヨーロッパの主要都市からローマ、フィレンツェ、ミラノ、ヴェネツィア、ナポリなどに便が運航している。シェンゲン協定加盟国からのフライトは国内線と見なされるので、入国審査は省略される。ローマ・フィウミチーノ空港ではターミナル1・2に、ミラノではマルペンサ国際空港のほか、リテーナ空港に到着する便もある。

■近隣諸国からの直行便のフライト時間
ロンドン(イギリス)   約2時間45分(ローマ)、約2時間(ミラノ)
パリ(フランス)     約2時間10分(ローマ)、約1時間30分(ミラノ)
ニー(フランス)     約1時間10分(ローマ)
チューリッヒ(スイス)  約1時間40分(ローマ)
リスボン(ポルトガル)  約3時間(ローマ)、約2時間45分(ミラノ)
マドリード(スペイン)  約2時間25分(ローマ)
バルセロナ(スペイン)  約1時間45分(ローマ)、約1時間30分(ミラノ)
フランクフルト(ドイツ) 約2時間(ローマ)、約1時間20分(ミラノ)

国際長距離バスでの入国 BY BUS

ヨーロッパの主要都市を結ぶEurolinesユーロラインズなどを利用して入国できる。ローマへはアムステルダム、バルセロナ、ロンドン、リヨンなどから、ミラノやヴェネツィアへはフランクフルト、ロンドン、ブリュッセルなどからバスが運行している。チケットは現地でも購入できるが、ウェブサイトで予約しておくのが無難。
ユーロラインズ www.eurolines.com

イタリア出国 DEPARTURE FROM ITALIA

①空港へ向かう
航空会社によってターミナルが異なるので、事前に確認しておく。空港には2時間前までに到着。免税手続きがある場合は、さらに時間に余裕を持つこと。

②チェックイン
利用する航空会社のカウンターで、パスポートと航空券(Eチケット控え)を提示して荷物を預け、搭乗券とバゲージクレームタグを受け取る。免税手続きがある場合は、税関(DOGANA)で手続きをする。購入品を手荷物と預け荷物のどちらにするかなどで、手順が異なるのでよく確認しておくこと。

③出国審査
係官にパスポートと搭乗券を提示して審査を受ける。カウンターが分かれている場合はNon-EU Nationsの列へ並ぶ。

④持ち込む荷物のセキュリティチェック/ボディチェック
機内に持ち込む手荷物のセキュリティチェックとボディチェックのあと、パスポートのチェックがある。日本出国時と同じように、液体物やライターの持ち込みは制限されている。

⑤ショッピングなど
時間があれば出発までショッピングを楽しもう。遅くても30分前には搭乗口へ。急に搭乗口が変更されることもあるので、モニターやアナウンスに注意すること。

日本帰国 RETURN TO JAPAN

①検疫
機内で検疫質問票が配られた場合は記入し、検疫で係官に手渡す。体調に異状を感じたら質問票が配られなくても申告。

②入国審査
日本のパスポート所有者は“日本人”の列に並ぶ。順番がきたらパスポートを提示。

③預けた荷物の受け取り
搭乗した便の掲示があるターンテーブルで機内に預けた荷物をピックアップする。破損や紛失は係員にバゲージクレーム・タグを提示し、申し出る。

④動植物検疫
ハムやソーセージ、果物など、動植物とその製品を持ち帰った場合は、検疫で検査を受けなければならない。肉類はほとんどのものが持ち込み禁止なので買わないほうが安全。チーズは、ハムなどの肉類を含んだものでなければ持ち帰れる。

⑤税関検査
機内で配られた携帯品・別送品申告書をパスポートとともに提出。別送品がある場合は2枚記入。日本出国時に外国製品の持出し届を提出したときは、承認印が押されたものも同時に出す。免税範囲内であれば緑、超えている場合は赤の検査台へ。携帯品・別送品申告書は免税範囲内でも記入・提出が必要。

日本入国時の免税の範囲

■免税の対象 
海外旅行者の日本入国時の成人1人あたりの免税範囲は右のとおり。別送品がある場合は、購入した品物は携帯するものと合算して申告する。未成年者は酒類とたばこ類は免税にならない。また、6歳未満の子供は、明らかに子供本人が使用するもの以外は免税されない。

・酒類
1本760㎖程度のもの3本

・たばこ
紙巻200本、葉巻50本、その他250gのいずれか1種。2種類以上を購入した場合は換算して合計250gまで。日本製たばこは外国製たばことは別に上記と同じ量まで免税

・香水
2オンス(約56㎖)
オーデコロン、オードトワレは除外

・同一品目
同一品目の合計が1万円以下の物
(例:1箱1000円のチョコを9箱購入)

・その他
海外市価の合計が20万円以内のもの

■物品の課税方法
①海外市価の合計が20万円を超える場合は、20万円に納まる物品は免税、残りの物品に課税される。
②1個が20万円を超える場合は、物品全体に課税される。
③腕時計、貴石、パソコン、ゴルフクラブなどは関税は無税。消費税のみ課税される。

免税手続き PROCEEDING OF FREE TAX

イタリアの商品には日本の消費税と同様のIVA(付加価値税)4〜22%が課せられていて、手続きを踏めば、手数料を引いた額の税金が返金される。対象となるのはTax Freeのマークを掲げている店。店や手続き代行会社によって条件などに多少の違いはあるが、手続きの手順は基本的に同じ。なお空港内の免税店はあらかじめ値段から税金を引いている。

免税の条件 CONDITION OF FREE TAX

● EU圏外に在住(EU滞在期間が6カ月未満)。
● 1軒の店で1日に総額€154.94以上の買物をした(飲食費など対象外のものもある。店により最低購入金額が異なることも)。
● 購入月の末日から3カ月以内に、購入者本人が商品を未使用のままEU加盟国外へ持ち出すこと。
● 購入月の末日から3カ月以内に払戻しの申請を行なうこと。

免税の手順 PROCEEDING OF FREE TAX

■店で商品を購入、手続き 
すべての店が免税手続きを行なってくれるわけではない。一流ブランドやデパートのほか、グローバル ブルーやプレミア・タックス・フリーなどの免税手続き代行会社の加盟店であるというステッカーが目印となる。支払いの際に店員にパスポートを提示し、「タックス・フリー・プリーズ 」と言えば免税書類を作成してくれる。免税書類を受け取り、名前やパスポート番号など記入されている事項に間違いがないか確認し、必要事項を記入する。

■空港で税関に輸出承認印をもらう
購入品を預け荷物にする場合は、チェックインカウンターでスーツケースにバゲージタグを付けてもらってから、荷物を持って税関(DOGANA)へ。手荷物にして機内へ持ち込む場合は、出国審査後に税関手続きをする。税関では、免税書類、レシート、搭乗券(航空券)、パスポートを提示して免税書類に承認印をもらう。購入品の提示を求められることも。この承認印のない書類は無効になる。税関の場所や手順は、空港によって異なることもあるのでよく確認しよう。

■払い戻し:クレジットカード
クレジットカードによる払い戻しを希望する場合、税関の承認印が押された免税書類にクレジットカード番号を記入し、店でもらった封筒に入れて、税関近くのポストに投函する。控えがない場合は免税書類番号(バーコード)をメモしておき、返金される2〜3カ月後まで大切に保管を。銀行小切手も選択できるが、手数料がかかるため少額払いの戻しには不向き。

■払い戻し:現金
空港の出発ロビーなどにある、払戻しカウンターに書類を提出して現金を受け取ることもできる。免税書類にクレジットカード番号が記載されていると現金の払い戻しができない。グローバル ブルー、ユーロ・リファンドなどの代行会社では帰国後に成田カウンターに書類を提出して日本円で受け取ることもできる。

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グローバル ブルー加盟店はこのマークが目印

■タックスフリー加盟店ではない場合 
免税書類を用意していない店や、持っていても使ったことのない店では、その店で使っている通常の請求書(Fattura)を発行してもらい、商品の内容、価格、IVA22%の価格のほかに、「Art.38 Quater DPR 633/72」と記入してもらう。これはEU諸国圏外に住む外国人がIVAの払い戻しを請求できる法令のこと。空港の税関でこれらが明記された請求書にスタンプを押してもらうと、払い戻しが可能になる。 ただし、タックスフリー加盟店ではない場合、払い戻しは各店が行なうため、本当に払い戻しされるかどうかは店次第。スタンプ済みの請求書を商品を購入した店に郵送し、店から銀行振込などの方法で払い戻しを受ける。たびたび訪れる街なら、直接行くほうが確実。

手続きの注意点 IMPORTANT REMINDER

● EU加盟国を移動する場合は、原則として最後に出国する国の空港で免税手続きをする。
● 税金の返還は、約2〜3カ月後のクレジットカード明細で確認できる。時期が過ぎたら控えに記載された連絡先に催促を。
● 日本帰国後は、免税書類を申請期限内に直接代行会社に郵送し、クレジットカードに払戻しをしてもらうことができる。

ローマ・フィウミチーノ空港 AEROPORTO DI FIUMICINO

イタリア最大の空港、ローマ・フィウミチーノ空港は別称レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港とも呼ばれている。ローマ市内から南西に約30kmの海沿いにある。

■空港ターミナル 
旅客ターミナルは1、2、3、5の4つ。国際線の発着はターミナル2と3。シェンゲン協定加盟国からの便が発着するのがターミナル2で、日本からの便はターミナル3に着く。ターミナル1は国内線の便が発着する。

ローマ・フィウミチーノ空港 06-65951 www.adr.it/fiumicino

空港から市内へ ACCESS FROM THE AIRPORT

市内への交通手段 TRANSPORTATION

レオナルド・エクスプレス 約30分 €14
普通列車 約30〜45分 €8
シャトルバス 約40〜55分 €4〜8
タクシー 約45分 約€48

■レオナルド・エクスプレス Leonardo Express
空港駅とローマのテルミニ駅を直通で結ぶ専用特急列車。所要時間は約30分、料金は片道€14。空港駅はT3と連絡通路で結ばれており、切符は専用窓口か自動券売機で購入する。改札口はないが、自分で切符に使用開始日のスタンプを押さなければならない。ホームの手前に並んでいる黄色か緑の刻印機に切符を挟み、刻印する。

●運行時間
空港発 6:23〜23:23(30分間隔)
市内発 5:35〜22:35(30分間隔)
●乗場
空港 フィウミチーノ空港駅
市内 テルミニ駅

 

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■普通列車 Treno Regionale FL1
レオナルド・エクスプレスと同様、空港駅とローマ市内を結んでいるレジョナーレと呼ばれる近距離の普通列車。所要はトラステヴェレまで27分、ティブルティーナまで47分、料金は€8。チケットは窓口または自動券売機で購入。窓口で買うときは行き先かレジョナーレと告げる。切符の刻印はレオナルド・エクスプレスと同様。

●運行時間
空港発 5:57〜23:27(15〜30分間隔)
市内発 5:01〜22:17(15〜30分間隔)
●乗場
空港 フィウミチーノ空港駅
市内 トラステヴェレ Trastevere、オスティエンセ Ostiense、トゥスコラーナ Tuscolana、ティブルティーナ Tiburtina

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■シャトルバス Shuttle Bus 
数社が運行しており、料金も異なる。行き先はほとんどがテルミニ駅だ。

 

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□テラヴィジョン・エアポート・トランスファー・サービス(Terravision Airport Transfer Service)
フィウミチーノ市内発、空港経由ローマ・テルミニ駅行が運行している。所要時間55分、料金€4。

●運行時間
空港発 5:35〜23:00(25〜70分間隔)

 

□SITバスシャトル(SIT Bus Shuttle)
空港からカヴール広場経由テルミニ駅行のバスが運行している。所要時間は約55分、料金は€6。

●運行時間
空港発 8:30〜0:30(30〜65分間隔)
市内発 5:00〜20:30(15〜60分間隔)
●乗場
空港 ターミナル3到着フロア出口近く
市内 テルミニ駅

 

□アトラル・スキアッフィーニバス(Atral-Schiaffini Bus)
ローマ市内のテルミニ駅までノンストップで運行。所要45分、料金€4。

●運行時間
空港発 6:05〜20:25(25〜60分間隔)
市内発 5:10〜21:30(30〜60分間隔)
●乗場
空港 ターミナル3到着出口4番
市内 テルミニ駅

 

■タクシー Taxi 
ドアトゥードアで目的地までアクセスできるので、いちばん楽な交通手段。空港の到着ロビーのすぐ外に乗場があるので、正規のタクシーを利用する。料金はローマ市内まで一律€48に定められている。ただし、ローマ市内とは城壁内のことで、その外にあるホテルなどに行く場合は一律ではない。

●乗場
空港 各ターミナル 到着フロア

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■レンタカー Rent-A-Car
ローマ周辺を観光するには、駐車場の問題や、けっして安全運転とはいえない現地の運転マナーを考えると、市内だけならレンタカーは不要。郊外や周辺の街に行くには利用すると便利。到着ロビーに主要レンタカー会社のカウンターがある。

ミラノ・マルペンサ国際空港 AEROPORTO DI INTERNAZIONALE MILANO-MALPENSA

ミラノ市内から北西へ約50kmにあり、ローマのフィウミチーノ空港と並び、イタリアを代表する空港となっている。アリタリア航空をはじめ、ヨーロッパのたくさんの航空会社がイタリアでのハブ空港としている。

■空港ターミナル
国際線、国内線とも第1ターミナルから発着。第2ターミナルはおもにチャーター便の発着に使用される。日本からの便が到着するのは第1ターミナルだ。

■空港内の施設
・両替/キャッシング
ユーロの現金がないときは両替するかキャッシングして当面必要な現金を手に入れておく。空港の両替所は換算レートが良くないので、クレジットカードを持っているときはATMでのキャッシングがおすすめ。両替所や銀行、ATMはターミナル内各所にたくさん設置されている。

・救急医療施設
24時間開業。ファーマシーは一般区域内では第1ターミナルの1・2階にある。
02-74862408

 

・Wi-Fiポイント
チェックインカウンターや搭乗ラウンジ、レストラン、バーなど一般区域、制限区域を問わずWi-Fiポイントが設置されており、どこでもパソコン通信ができる。

ミラノ・マルペンサ国際空港 02-232323 www.seamilano.eu

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空港から市内へ ACCESS FROM THE AIRPORT

市内への交通手段 TRANSPORTATION

マルペンサ・エクスプレス 約30~40分 €12
シャトルバス 約50分 €10
タクシー 約50分 約€90

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■マルペンサ・エクスプレス Malpensa Express
ミラノ・マルペンサ国際空港とミラノ市内のミラノ・ノルド鉄道駅(カドルナ駅)を結ぶ鉄道。所要時間は約30〜40分、料金は€12 。ミラノ中央駅に停まる便もある。マルペンサ国際空港駅はターミナル1と連結しており、到着ホールを出て直進すると空港駅に至る。チケットは自動券売機か窓口で購入。改札はないが、日付の刻印を忘れずに行なう。刻印はエスカレーターの前にある黄色または緑の機械にチケットを挟む。車内には検札がまわってくるので、無賃乗車が見つかると罰金が徴収される。

●運行時間
空港発 5:26〜翌1:30(30分間隔)
市内発 4:28〜23:28(30分間隔)
●乗場
空港 ミラノ・マルペンサ国際空港
市内 カドルナ駅

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■マルペンサ・シャトル Malpensa Shuttle  
マルペンサ・シャトルと呼ばれるシャトルバスが、ターミナル2とミラノ見本市会場(Fiera Milanocity)を経由しミラノ中央駅を結んで運行している。バス乗場はターミナル1の到着ロビー、4番出口と3番出口の間にある。終着のミラノ中央駅までの所要時間は50分。チケットは到着ロビーにあるマルペンサ2000というカウンターにあるチケット売場か、バス乗場の近くにいるチケット売りの係員から購入する。料金は片道€10。運転手からは買えないので注意したい。

●運行時間
空港発 5:00〜翌1:20(20分間隔)
市内発 3:45〜翌0:30(20分間隔)
●乗場
空港 ミラノ・マルペンサ国際空港ターミナル1
市内  ミラノ見本市会場(Fiera Milanocity)、ミラノ中央駅

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■タクシー Taxi 
マルペンサ国際空港からミラノ市内までは一律料金が定められており、€90。到着ロビー付近で客引きをしている白タクは法外な料金を請求するので、絶対に乗らないこと。タクシー乗場はターミナル1の到着ロビー、6番出口付近にある。

●乗場
空港 ターミナル1 到着フロア

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■レンタカー Rent-A-Car
ミラノ市内を観光やショッピングするには、駐車場の問題や運転環境を考えるとレンタカーは不要。郊外や周辺の街へ行くには利用すると便利だ。レンタカーを利用する予定があるときは、日本で予約をしておいたほうがスムーズ。到着ロビーから鉄道駅に向かう地下に主要レンタカー会社のカウンターがある。

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イタリアの国内交通 ①鉄道 RAILWAY

FSの愛称で親しまれていたかつてのイタリア国鉄の業務を、そのまま引き継いだのがトレ二タリア。これに加えて、2012年4月にはNTV社が運営する民間鉄道イタロが開通した。

トレ二タリア Trenitalia www.trenitalia.com
イタロ(NTV社) Italo www.italotreno.it

列車の種類 TRAIN TYPE

■高速・特急列車
全席指定制なのでチケットは乗車券と座席指定料が一緒になった包括料金。各社サイトでは時刻表検索や予約ができ、随時割引もあり。

・イタロ(ITA:Italo)
最高時速300kmのNTV社の高速列車で、イタリアの主要都市を結ぶ。赤で塗装されたシャープな車体デザインに、車内でインターネットが利用できるなどの充実したサービスも話題。

 

NTV

 

・エウロスター・イタリア・アルタ・ヴェロチタ(ES AV:Eurostar Italia Alta Velocità)
トレ二タリアの高速列車。最高時速300km、ナポリからローマ、フィレンツェ、ミラノなどを結ぶフレッチャ・ロッサ (FR:Frecciarossa )と、最高時速250kmでヴェネツィアからフィレンツェ、ローマ、ナポリなどを結ぶフレッチャ・アルジェント (FA:Frecciaargento )がある。時刻表などでは単にFR、FAで表記されることも多い。

 

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・フレッチャビアンカ(FB:Frecciabianca)
ミラノ~ヴェネツィア間などES AVが通らない路線をカバーする特急列車。ほかのフレッチャシリーズ(FR、FA)と合わせてレ・フレッチェと呼ぶ。

 

・インテルシティ(IC: Inter City)
国内主要都市を走る特急列車で自由席もある。ES AVが走行していない路線をカバー。

 

・インテルシティナイト(ICN:Inter City Night)
ICの夜行列車。個室寝台と簡易寝台車両のほか、座席のみの車両もある。

 

■ローカル列車
予約は不要。普通運賃で利用できる。

・エスプレッソ(E:Espresso)急行列車

・ディレット(D:Diretto)準急列車

・レジョナーレ(R:Regionale)普通列車

 

■国際列車
通常運賃に特急料金や寝台料金を含んだ包括料金で購入する。区間にもよるが全席指定のことが多い。

・エウロシティ(Euro City:EC)国際高速列車各国の主要都市を結んで走る。スイス線、フランス線、ドイツ線がある。

・エウロナイト(Euro Night:EN)ECの夜行列車

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■主要都市間の最速所要時間
ローマ-フィレンツェ    鉄道ITA   1時間27分
ローマ―ミラノ       鉄道ITA   2時間45分
ローマ―ヴェネツィア    鉄道ITA   3時間23分
ローマ―ナポリ       鉄道ITA   1時間08分
ミラノ―フィレンツェ    鉄道FR     1時間40分
ミラノ―ヴェネツィア    鉄道FB/EC 2時間35分
ミラノ―ナポリ       鉄道FR     4時間15分
フィレンツェ―ヴェネツィア 鉄道ITA   1時間53分
フィレンツェ―ナポリ    鉄道ITA   2時間32分
ヴェネツィア―ナポリ    鉄道ITA   4時間36分

チケットの買い方 TICKET PURCHASING 

季節や時間帯によっても異なるが、イタリアの主要駅の窓口は常時混雑しており、当日、乗車直前に買うときは、30分以上は並ぶ覚悟が必要。予定が確定できるなら、事前に購入しておいたほうが安心だ。

■自動券売機で買う
①言語を選択。国旗があしらわれているので簡単。BUY YOUR TICKET(チケット購入)を選択。

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②行き先を入力、選択。

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③出発日を入力。
④出発時間を入力。
⑤希望の列車を選ぶ。

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⑥チケットの種類を選ぶ。
⑦座席の等級、人数を指定する。
⑧内容を確認して選択すると料金が表示される。
⑨クレジットカードを挿入。

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■Webサイトから買う
①トレ二タリアのホームページを開き言語を英語にする。
②チケットの検索画面に出発駅、目的駅、日時を入力して、SEARCHをクリックすると、指定した時刻以降に発車する便が表示される。

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③希望の列車が決まったらPrices欄の料金の後ろのSelectをクリック。

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④乗りたい等級にチェックを入れ、座席位置を選択する(Select Seat)か自動割り当て(AUTOMATIC ASSIGNMENT)に○印を付け、Continueで購入手続きへ進む。
英語のWebサイトでの予約は不安という人は、レイルヨーロッパの日本語Webサイトでヨーロッパの区間乗車券を検索、購入できる。
www.raileurope-japan.com

列車の乗り方 GETTING ON A TRAIN

■ホームの確認 
駅に着いたらまず、乗車する列車が停まるホームの番号を確認したい。大きな掲示板に列車番号と発車時刻、ホームの番号が表示されている。各ホームにも表示があるが、列車の遅れなどにより、直前に変わることもある。

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Partenze:出発 Arrivi:到着 treno:列車の種類 provenienza:出発地 destinazione:目的地orario:発車時刻/到着時刻ritardo:遅延時間 binario:発車/到着ホーム

■改札の代わりに刻印する
イタリアの旧国鉄駅には改札口がなく、自由にホームに入ることができるが、列車に乗車する前に、ホームの手前に設置されている日付の刻印機(黄色の箱状タイプと緑の円形タイプあり)で、チケットに刻印しなければならない。

各種鉄道パス PASSES

旅行中に鉄道を頻繁に(3回以上)利用する場合や、イタリアだけでなく数カ国にわたって鉄道旅行をする場合など、ユーレイルの各種パスのなかから日程に合ったものを利用すると便利。ユーレイルパスは使用開始日に、窓口で使用開始の手続きとして、開始日と終了日を駅員に記入してもらい、日付印をもらう。高速・特急列車に乗る場合は別途予約料や特急料金を支払う必要がある。

■ユーレイル イタリアパス
トレ二タリアのすべての路線

■ユーレイル フランス-イタリアパス
フランス国鉄とイタリアのトレ二タリア

■ユーレイル セレクトパス
ヨーロッパの26カ国のうち鉄道または船舶が乗り入れている4カ国の鉄道

■ユーレイル グローバルパス
ヨーロッパの最大28カ国の鉄道

空路 AIRWAY

格安航空会社の発祥の地ともいえるヨーロッパにはヨーロッパ圏内や国内を運航する航空会社がたくさんある。イタリア国内にも、イタリアを拠点にヨーロッパの主要都市への路線やアリタリア航空がカバーしていない路線を運航する格安航空会社がある。

イタリアの国内線 DOMESTIC FLIGHTS

■おもな路線
ミラノやトリノなど北部の主要都市や、パレルモ、カターニアなど列車では時間がかかる街へのアクセスには空路が整い、便数も豊富。ただし、ローマ、ミラノを拠点とした便が多く、それ以外の都市間を結ぶ便は少ない。

■格安航空会社の路線
格安航空会社は、ローマばかりでなくイタリアの諸都市を拠点としている会社も多く、そこからヨーロッパの主要都市へ路線を広げている。国内線も、主要路線よりはむしろローマやミラノ以外の都市間を運航する便が多いのも特徴だ。

■おもな航空会社
・アリタリア-イタリア航空 ALITALIA (AZ) www.alitalia.com
・イージージェット航空 easyJet(U2) www.easyjet.com
・ブルーエクスプレス航空 Blu-express (bv) www.blu-express.com
・ライアンエアー Ryanair (FR) www.ryanair.com
・メリディアーナ・フライ航空 Meridiana fly (IG) www.meridiana.it

■安さの仕組み
格安航空会社のチケットが安い理由は、たとえば、機内預けの荷物は別料金、機内食は有料、座席の指定ができないなど、従来の航空会社では無料だったサービスが有料になる点にある。さまざまな条件が付くので、注意書きをよく読み、納得のいく旅を楽しみたい。

■国内おもな路線と所要時間
ローマFCO-フィレンツェFLR 運航会社AZ     3~4便    1時間
ローマFCO-ミラノMXP      運航会社AZ-U2-IG 4~8便    1時間10分
ローマFCO-ミラノLIN     運航会社AZ-U2  11~28便  1時間10分
ローマFCO-ヴェネツィアVCE 運航会社AZ    4~7便  1時間5分
ローマFCO-ピサPSA      運航会社AZ    3~4便    1時間
ローマFCO-ナポリNAP    運航会社AZ    3~4便    55分
ミラノMXP-ナポリNAP      運航会社AZ    2~4便    1時間25分
ミラノLIN-ナポリNAP     運航会社AZ-IG    5~13便  1時間15分
ヴェネツィアVCE-ナポリNAP 運航会社AZ    2~3便    1時間10分

レンタカー RENT-A-CAR

■予約 
日程が決まったら国際ブランドのレンタカー会社に日本で予約しよう。

■チェックアウト(借り出し)
空港、大きな鉄道駅、市内のオフィスなどで、①予約時に受け取った予約確認書かクーポン、国際免許証と日本の免許証、パスポート、クレジットカードを提示。②契約書に利用日数、返却場所、宿泊先などを記入。予約確認書があるときはレンタカー会社のほうで作成してくれるので、内容を確認のうえサインのみをする。

長距離バス LONG-DISTANCE BUS

■長距離バスの旅 
ヨーロッパ各国間を結ぶユーロラインズEurolinesは、イタリア全土もカバーしている。鉄道や飛行機に比べ時間はかかるが、価格が安いのが魅力だ。

■おもな都市のバスターミナル
ローマ Autostazione Tiburtina
ヴェネツィア Tronchetto stazione people mover
ミラノ Stazione FS/Metro Rogoredo LATO ANAS
フィレンツェ Uscita A1 Impruneta (fermata Sena) www.sena.it

イタリアのおすすめホテル

トラベルデイズ イタリア

  • 発売日:2012年07月02日

筆者 : Fish & Tips

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奥付:
この記事の出展元は「トラベルデイズ イタリア」です。掲載している情報は、2014年10月〜2015年1月の取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。