2017年9月23日

イタリア

イタリア出入国ガイド&各空港からのアクセス

by Fish & Tips

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楽しい旅行のための大切な第一歩は、入国審査や空港への移動。憧れの地に到着しても、不安ばかりではもったいない。どのような手順で出入国するのか、市内までの交通手段など、十分に日本で用意を整えて、ストレスのない旅を始めたい。

フライト・スケジュール FLIGHT SCHEDULE

東京からイタリアへの所要時間 約12時間30分〜13時間

2015年2月現在、日本からイタリアへは、成田空港からローマのフィウミチーノ空港へ週7便、ミラノのマルペンサ空港へ週4便のノンストップ直行便が運航している。所要時間は約12時間30分~13時間。運航はすべてアリタリア-イタリア航空だ。ノンストップ直行便は昼頃日本を出発、同日の夕食どきに到着する。直行便以外は乗り継ぎで訪れることになり、便が多いのはヨーロッパで、パリやフランクフルト、ヘルシンキなどで乗り継ぎをすれば、同じ日のうちにイタリアへアクセスできる便も多い。ストップオーバーで他都市の滞在を楽しむのも良い。時間はかかるが、ドーハやドバイは金額が安めなので人気がある。乗り換えの移動が大変になりがちだが、ヨーロッパからのLCCの便も安くてお得。

■おもな航空会社
・アリタリア-イタリア航空(AZ) Alitalia
03-3568-1411(東京)
892010(イタリア国内コールセンター)
www.alitalia.com/JP_JA

■日本からの直行便がある空港
・ローマ・フィウミチーノ空港 06-65951 www.adr.it/fiumicino
・ミラノ・マルペンサ国際空港 02-232323 www.seamilano.eu

■イタリアへの直行便
・成田NRT→ローマ・フィウミチーノ空港FCO アリタリア・イタリア航空AZ 週7便 所要時間:12時間50分
・成田NRT→ミラノ・マルペンサ国際空港MXP アリタリア・イタリア航空AZ 週4便 所要時間:12時間30分
※2015年2月現在。運航便数や所要時間は時期により変更があります。

■日本からフィレンツェ、ヴェネツィアへ 日本からの直行便はないが、ローマやミラノのほか、フランクフルト、ミュンヘン、パリ、アムステルダム、ロンドンなどで乗り継いで、同日中に到着できる便は多い。接続時間は1〜4時間半ほど。フィレンツェはペレートラ空港(FLR)、ピサ空港(PSA)、ヴェネツィアはヴェネツィア・テッセラ空港(VCE)に到着する。

・フィレンツェ・ペレートラ空港(アメリゴ・ヴェスプッチ空港)
055-3061300 www.aeroporto.firenze.it

・ピサ空港
050-849300 www.pisa-airport.com

・ヴェネツィア・テッセラ空港(マルコ・ポーロ空港)
041-2609260 www.veniceairport.it

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日本出国 DEPARTURE FROM JAPAN

①空港ターミナルへ
出発2時間前を目安に空港へ。成田空港などでは、利用する航空会社のターミナルを確認しておく。

②チェックイン
航空会社カウンターで、パスポートと航空券(Eチケット控え)を提出。大きな荷物を預けて、荷物引換証と搭乗券を受け取る。フライトによっては、事前にオンラインでのチェックインも可能。刃物類や、規定量を超える水分を含む荷物は、機内への持ち込みが制限されているので、預ける荷物の中に入れておく。

③持ち込む荷物のセキュリティチェック
機内へ持ち込む荷物のX線検査と、ボディチェック。ペットボトルなどの液体類はここで没収される。また、ライターやマッチは1人1個まで。小さいものでも刃物類は持ち込めない。

④税関申告
高価な外国製品を持ち出す場合は、税関の窓口で、外国製品の持出し届を提出、承認を得る必要がある。

⑤出国審査
日本国のパスポート所有者はパスポートと搭乗券を審査官に提示。

⑥搭乗ゲート
搭乗券にあるゲート番号を確認し、両替や買物などが済んだら搭乗ゲートへ。

機内への持ち込み禁止・制限物

■液体物
100mℓ以下の容器に入れ、総容量1ℓ以下のジッパー付のプラスチックの袋に入れる。1ℓを超える場合は機内に預ける荷物に入れる。漬物、缶詰、歯磨き粉なども対象。免税店で購入した化粧品、酒類などは容量にかかわらず持ち込み可能だが、乗り継ぎ空港で没収されることが多い。

■刃物
包丁、カッターなど刃物類は、形状にかかわらず禁止。スーツケースなどに入れ、機内に預ける。

■ライター
1人1個に限り持ち込み可能。預け荷物は不可。

イタリア入国 ENTRY INTO ITALIA

①空港ターミナルへ
到着したターミナルの到着ホールに向かう。ローマの場合、日本からの便はT3に到着することが多い。到着はArrivi。荷物受取Ritiroまたは出口Uscitaのサインに従い、入国審査場Controllo Passaportiへ。

②入国審査
ブースはEU圏内居住者とそれ以外の旅行者に分かれているので、All Passaportiの列に並ぶ。審査官にパスポートを提示すると、入国スタンプを押してくれる。

③預けた荷物の受け取り
荷物受取所Ritiro Bagagliへ。搭乗便名のサインがあるターンテーブルで機内に預けた荷物をピックアップ。カートはデポジット式で、利用するには€1が必要。

④税関検査
税関Doganaでは、申告するものがない場合は緑のランプの検査台へ、申告するときは赤のランプのカウンターに並ぶ。スーツケースだけなら普通に通過できる。段ボール箱などを持っているときは呼び止められ、内容物を聞かれることがある。

イタリア入国時の免税の範囲

■酒類
アルコール度22度未満のお酒2ℓ、またはアルコール度22度以上のお酒1ℓとワイン4ℓ、ビール15ℓ

■たばこ
紙巻たばこ200本、シガリロ100本、葉巻50本、刻みたばこ250g

■その他
€430(陸路入国は€300)以下の品物

※ユーロ、外貨の持ち込み制限はないが、€1万相当額以上の現金や有価証券などを持っている場合は出入国時に申告が必要17歳未満の酒、たばこの持ち込みは禁止

近隣諸国からの入国 ENTRY FROM EU COUNTRIES

鉄道での入国 BY RAIL

ヨーロッパの主要都市間は多くの高速鉄道で結ばれている。シェンゲン協定加盟国間では出入国審査が簡略化されているので、各国間をスムーズに移動できる。

■列車の種類 
周辺諸国からイタリアにアクセスする路線のおもなものに、ヨーロッパの主要都市を結ぶEuroCityユーロシティ、フランス国鉄の新幹線TGVなどがある。

■ユーレイル・パス
ヨーロッパ内での移動が多いなら、規定の範囲内で鉄道が乗り放題になるユーレイル・パスを活用したい。パスは複数種類あり、使用できる日数、列車の等級、使用できる国数から、連続して使用するか、フレキシブルに利用するか、など旅のスタイルに合わせて細かく分けられている。
レイルヨーロッパ www.raileurope-japan.com

■入国の手続き
シェンゲン協定加盟国間の出入国審査は簡略化されているが、列車で入国の場合は、車内で簡単にパスポートチェックされることも。

■近隣諸国からの直行列車
【フランス】
パリ~ミラノ         列車の種類TGV 所要時間=約7時間
ニース~ミラノ        列車の種類EC 所要時間=約4時間40分

【スイス】
チューリッヒ~ミラノ      列車の種類EC 所要時間=約4時間
チューリッヒ~ヴェネツィア   列車の種類EC/ES 所要時間=約5時間10分

【オーストリア】
ウィーン~ヴェネツィア    列車の種類EN 所要時間=約7時間30分
インスブルック~ヴェネツィア 列車の種類EC 所要時間=約4時間40分

【ドイツ】
ミュンヘン~ミラノ       列車の種類EC 所要時間=約7時間20分
ミュンヘン~ヴェネツィア    列車の種類EC 所要時間=約6時間30分

 

TGV=テジェヴェ ES=ユーロスター EC=ユーロシティ EN=ユーロナイト
※2015年1月現在

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ミラノ中央駅に到着するユーロシティ

飛行機での入国 BY AIR

ヨーロッパの主要都市からローマ、フィレンツェ、ミラノ、ヴェネツィア、ナポリなどに便が運航している。シェンゲン協定加盟国からのフライトは国内線と見なされるので、入国審査は省略される。ローマ・フィウミチーノ空港ではターミナル1・2に、ミラノではマルペンサ国際空港のほか、リテーナ空港に到着する便もある。

■近隣諸国からの直行便のフライト時間
ロンドン(イギリス)   約2時間45分(ローマ)、約2時間(ミラノ)
パリ(フランス)     約2時間10分(ローマ)、約1時間30分(ミラノ)
ニー(フランス)     約1時間10分(ローマ)
チューリッヒ(スイス)  約1時間40分(ローマ)
リスボン(ポルトガル)  約3時間(ローマ)、約2時間45分(ミラノ)
マドリード(スペイン)  約2時間25分(ローマ)
バルセロナ(スペイン)  約1時間45分(ローマ)、約1時間30分(ミラノ)
フランクフルト(ドイツ) 約2時間(ローマ)、約1時間20分(ミラノ)

国際長距離バスでの入国 BY BUS

ヨーロッパの主要都市を結ぶEurolinesユーロラインズなどを利用して入国できる。ローマへはアムステルダム、バルセロナ、ロンドン、リヨンなどから、ミラノやヴェネツィアへはフランクフルト、ロンドン、ブリュッセルなどからバスが運行している。チケットは現地でも購入できるが、ウェブサイトで予約しておくのが無難。
ユーロラインズ www.eurolines.com

イタリア出国 DEPARTURE FROM ITALIA

①空港へ向かう
航空会社によってターミナルが異なるので、事前に確認しておく。空港には2時間前までに到着。免税手続きがある場合は、さらに時間に余裕を持つこと。

②チェックイン
利用する航空会社のカウンターで、パスポートと航空券(Eチケット控え)を提示して荷物を預け、搭乗券とバゲージクレームタグを受け取る。免税手続きがある場合は、税関(DOGANA)で手続きをする。購入品を手荷物と預け荷物のどちらにするかなどで、手順が異なるのでよく確認しておくこと。

③出国審査
係官にパスポートと搭乗券を提示して審査を受ける。カウンターが分かれている場合はNon-EU Nationsの列へ並ぶ。

④持ち込む荷物のセキュリティチェック/ボディチェック
機内に持ち込む手荷物のセキュリティチェックとボディチェックのあと、パスポートのチェックがある。日本出国時と同じように、液体物やライターの持ち込みは制限されている。

⑤ショッピングなど
時間があれば出発までショッピングを楽しもう。遅くても30分前には搭乗口へ。急に搭乗口が変更されることもあるので、モニターやアナウンスに注意すること。

イタリアのおすすめホテル

トラベルデイズ イタリア

  • 発売日:2012年07月02日

筆者 : Fish & Tips

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奥付:
この記事の出展元は「トラベルデイズ イタリア」です。掲載している情報は、2014年10月〜2015年1月の取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。
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