2017年9月9日

イタリア

古代ローマの遺跡群を堪能する コロッセオ周辺

by Fish & Tips

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壮大な白亜のヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂から出発し、背後のカンピドーリオの丘を登って、フォロ・ロマーノ、コンスタンティヌス帝の凱旋門、コロッセオと遺跡群を訪ね歩く。

【街歩きコース】
START A線 バルベリーニ駅
↓ 15分
①ヴェネツィア広場
↓ 5分
②カピトリーニ美術館
↓ 5分
③フォロ・ロマーノ
↓ 5分
④コロッセオ
↓ 1分
GOAL B線 コロッセオ駅

移動時間約35分

19世紀末から古代ローマへの時間旅行

見上げる者に存在を誇示するかのようにそびえ立ち、イタリア統一王国の権勢を具現化したヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂。ヴェネツィア広場に建つ神殿のようなこの建物にはつねにイタリア国旗がたなびき、軍関係のイベントなどがしばしば行なわれる、文字どおり首都の象徴的存在だ。この巨大な建物の右後ろの階段を上がる。かつてはカピトリーノの丘と呼ばれ、ローマ中心部を囲む7つの丘のひとつであったここは宗教の中枢であり、神殿が建てられていた。ルネサンス時代にはミケランジェロ設計によるカンピドーリオ広場として再生。現在はローマ市庁舎、その左右を挟むようにカピトリーニ美術館が並ぶ。広場中央の床に描かれた楕円の模様は今見ても非常に斬新なデザインで、ミケランジェロの非凡さをいやがうえにも感じさせる。カンピドーリオ広場の市庁舎裏のテラスからはフォロ・ロマーノを眼下に眺めることができる。紀元前1世紀には古代ローマの商業、政治、宗教の中心として栄え、以降ローマ帝国滅亡までその繁栄は衰えなかったという、壮大な遺跡を目の前にして、2000年前の活気あふれる帝国の都市の姿にしばし思いを馳せてみたい。

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ヴェネツィア広場は交通の要所

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白亜のヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂がそびえるイタリアの共和国建国を物語る場所。

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カピトリーニ美術館 教皇シクストゥス4世により1471年に創設されたローマ最古の博物館などいくつかの建物で構成されている。

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フォロ・ロマーノ 古代ローマ帝国の政治、宗教、商業の中心地として栄えたフォロ(フォーラム)。19世紀に発掘されるまでは荒れ地だった。

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古代の中心地だったフォロ・ロマーノ

ローマ帝国の傑作、円形闘技場コロッセオ

市庁舎の左手から階段を下り、フォーリ・インペリアーリ通りを歩く。中ほどの入口からフォロ・ロマーノ内へ。帝国崩壊とともに度重なる蛮族の侵入でしだいに荒れ、神殿などは石材としてその大部分が持ち去られた。まさに兵どもが夢の跡といった風情である。 南東に向かって「聖なる道」からサン・グレゴリオ通りへ。眼前に立ちはだかるのが巨大なコロッセオ、紀元80年に完成した剣闘士と猛獣の闘技場だ。5万人収容のコロッセオを満たすほどの群衆が集まった昔日の賑わいはいかばかりであっただろう。コロッセオの南に目を転じるとコンスタンティヌス帝の凱旋門が見える。戦勝を記念して315年に建造されたローマ最大の壮麗な門だ。

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「永遠の都・ローマ」を象徴するコロッセオ。今日も堂々とローマの街に鎮座する

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コロッセオ ローマ市民の政治への関心をそらすために造られた闘技場。人対猛獣の戦いも行なわれていた。

コロッセオ

流血の戦いが繰り広げられた闘技場

5万人を収容した古代ローマの円形闘技場。西暦80年に完成。ここで人と猛獣の死闘や命がけの剣闘技が行なわれた。

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ローマを象徴する遺跡

コロッセオ

現地名:
Colosseo
住所:
Piazza del Colosseo
地図を見る »
アクセス:
メトロB線コロッセオ駅から徒歩2分
TEL:
06-39967700
営業時間:
8:30~18:15(1/2~2/15、10/29~12/31は~15:30、2/16~3/15は~16:00、3/16~3/25は~16:30、9月は~18:00、10/1~28は~17:30)、閉場は各1時間後
定休日:
無休 
Webサイト:
http://www.coopculture.it

フォロ・ロマーノ

古代ローマの栄光のシンボル

古代ローマのほぼ全時代を通じ、政治、経済、宗教の中心地だった公共の広場。復元図を手にじっくり見学したい。

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真夏には飲み物を忘れずに

フォロ・ロマーノ

現地名:
Foro Romano
住所:
Via della Salara Vecchia 5/6
地図を見る »
アクセス:
メトロB線コロッセオ駅から徒歩5分
TEL:
06-39967700
営業時間:
8:30~18:15(1/2~2/15、10/29~12/31は~15:30、2/16~3/15は~16:00、3/16~3/25は~16:30、9月は~18:00、10/1~28は~17:30)、閉場は各1時間後
定休日:
無休 

カンピドーリオ広場

ミケランジェロ設計の美しい広場

紀元前1世紀にジュピター神殿が建てられて以来、神聖な場所とされてきたカンピドーリオの丘にある広場。中央に『マルクス・アウレリウス帝の騎馬像』が立つ。ルネサンス期に、ミケランジェロの構想により着工。100年以上を経た1654年に完成した。敷石にモザイクで幾何学模様が描かれ、気品のある空間だ。

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ローマで最も美しい小広場のひとつ

カンピドーリオ広場

現地名:
Piazza del Campidoglio
住所:
P.za Campidoglio
地図を見る »
アクセス:
Termini テルミニ駅からバス40・64番P.za Venezia ヴェネツィア広場下車、徒歩5分

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  • 発売日:2012年07月02日

筆者 : Fish & Tips

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奥付:
この記事の出展元は「トラベルデイズ イタリア」です。掲載している情報は、2014年10月〜2015年1月の取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。
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