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聖ヴィート大聖堂
Katedrála Sv. Víta

時を重ねて完成した国の精神的支柱

926年にヴァーツラフ1世が聖ヴィートのロトゥンダ(円形教会)をこの地に建設。14世紀前半のカレル4世のときには、フランス人建築家M・ダラスが招聘され、ゴシック様式のカテドラル建設に着工した。この仕事はP・パルレーシュに引き継がれ、その後も、外国の名工匠たちがプラハに招かれ、内陣や鐘楼が加わる。19世紀後半に、パルレーシュの設計を忠実に見直して建築が進められ、最後の正面扉口の工事は1929年K・ヒルベルトが完成させた。死後、チェコの守護聖人として祀られたヴァーツラフ1世が着手した教会は、なんと1000年の歳月をかけて完成されたことになる。ネオ・ゴシックの傑作といわれる外観だけでなく、内部も細部にわたって見どころは多い。最古のロトゥンダがあった場所に造られた聖ヴァーツラフ礼拝堂や、ミュシャのステンドグラス、ネポムツキー墓碑などは見逃せない。


				

				
住所
Hradstranská CZE (大きな地図で場所を見る)

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