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シュテファン寺院
St. Stephansdom

高さの異なる南北2つの塔から美しい街並やモザイク屋根を一望

800年以上の歴史を持つウィーンのシンボル。12世紀半ばにロマネスク様式の教会として建てられ、14世紀から15世紀にかけてハプスブルク家のルドルフ4世によりゴシック様式の大教会に改築された。「異教の塔」と呼ばれる正面左右の塔と正面入口は現存する最古の部分で、13世紀の建造。137mの南塔は、寺院の塔としては世界3番目の高さで、343段のらせん階段を上ると、地上72mの展望台からウィーンの美しい街並が一望できる。一方、高さ68mの北塔は、南塔と同じ高さになる予定だったが、財政難により工事が中断。1579年にルネサンス様式の小さなドームがのせられた。内部に吊るされた巨大な鐘は「プンメリン」の名称で有名。もともとは南塔にトルコ軍の大砲を溶かして鋳造された鐘があったが戦災で崩壊し、その残骸を利用して造られたのがこの大鐘だ。鐘のある展望台まではエレベーターで上ることができ、精密なモザイク屋根が間近で眺められる。


				

				
住所
Stephansplatz 3 AUT (大きな地図で場所を見る)

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