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豫園
豫园

江南を代表する明代の古典名園/銘石や名建築など見どころ豊富

上海の代表的な観光スポットとして知られる豫園。明代の四川省の役人・潘允端が、故郷を懐かしむ父親のために造園した中国式庭園だ。豫園の名は、「豫悦老親(老いた親を喜ばす)」に由来している。2万㎡の庭園は、かつては5万㎡の広さを誇った。1559年に造園が始まり、完成したのは18年後の1577年。父親はすでにこの世を去っていた。やがて潘允端が没し潘家が衰退すると、庭園は荒廃の一途をたどる。清代に上海の有力者の手で再興され、今の姿となったのは1956年になってから。貴重な中国古典庭園として、国の文化財に指定されている。園内は龍壁によって6の景観区に分けられ、それぞれ違った趣を持つ。銘石や楼閣、樹木、池などが点在し、風流な中国庭園の世界に浸ることができる。


				
住所
安仁街218号 CHN

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