意外とシンプル!フランスの家庭料理5選

フランス料理と言うと、フルコースで出されるお皿の上にお上品にのった料理というイメージが強いですが、フランス人が毎日そのような食事をしている訳ではもちろんありません。それどころか、実際のフランスの家庭料理は農業国フランスの豊かな食材を活用したシンプルなものが多いように思えます。家庭や地方によって違いは多少あると思いますが、今回はフランスの家庭で比較的頻繁に見かけられる料理を5つご紹介したいと思います。

1. ラタトゥイユ

プロヴァンス地方を代表する郷土料理です。パプリカ、ナス、ズッキーニ、玉ねぎ、トマト、ニンニク等をオリーブオイルで炒めてからハーブや塩コショウで味付けし煮込んでいきます。一度にたくさんの野菜を摂る事が出来るのでとてもヘルシーですし、見た目もとても鮮やかです。最後に卵を落として一緒に食べるのもお勧めです。

2. キッシュ

パイ生地やタルト生地の上に生クリームや卵、野菜等で作った具を流し込みチーズをのせて焼いた料理です。最も有名なのは生クリームとベーコンを使ったロレーヌ地方の郷土料理キッシュ・ロレーヌでしょう。他にもほうれん草とサーモンの組み合わせも良く見かけます。パン屋さんやお惣菜屋さんでも見かけますので旅行者の方でも試して頂けます。

3. 野菜のファルシ

ファルシとはフランス語で「(中身を)詰めた」を意味します。野菜のファルシは野菜を器としその中にハンバーグのタネのような味付けした引き肉や野菜を詰めて焼いた料理です。器として主に使われる野菜は、パプリカ、ナス、ズッキーニ、トマト等カラフルな夏野菜ですので、夏の食卓を色鮮やかに彩ってくれます。

4. プレ・ロティ

いわゆるローストチキンの事で、下味を付け、中に野菜等を詰めた鶏一羽をオーブンで野菜と一緒に焼きます。日本ではクリスマス料理のイメージが強いですが、フランスでは日常的な料理で、肉屋さんの店先やスーパーのコーナーで串刺しになった鶏がゆっくり回転しながらローストされているのを良く見かけます。

5. グラタン

日本でも御馴染の冬の定番料理です。バリエーションは色々ありますが、良く見かけるのはルブロッションチーズとジャガイモを用いたサヴォワ地方の郷土料理タルティフレット、ジャガイモと生クリームを使ったドフィネ地方の郷土料理グラタン・ドフィノワ等、ジャガイモとチーズの組み合わせのものが人気があるようです。

まとめ...

フランス料理というと家庭で作るのが難しいイメージがありますが、実際の家庭料理は下ごしらえさえしてしまえばあとは煮込むだけ、オーブンで焼くだけというシンプルなものが多いように感じます。家庭料理とは言えレストランで食べられるものやお惣菜屋さんで手に入る物もありますのでフランスを訪れる際は是非試してみて下さい。もちろん、ご自宅で挑戦するのもオススメです。

Author

café gourmand
初めてのヨーロッパ旅行でフランスの魅力にはまる。その後フランス語を勉強し始め、留学を経て、1〜2年に一度のペースでフランスへ。有名観光地も好きだけれども、地方の小さな町、村を散策するのがお気に入り。現在はフランス地方都市在住。