> 渡ってみたい、橋に建築物があるスポット5選

2014年12月16日

世界

渡ってみたい、橋に建築物があるスポット5選

by MKstyle


ため息橋 イタリア, Oliver Clarke, CC BY

世界中には様々な橋があると思いますが、橋に屋根がついていたり回廊風になっているものというのはあまり数が多くないです。独特の優美さを感じられる橋が多く、趣を感じられます。そんな橋の上に建築物がある珍しいスポットをご紹介していきたいと思います。

ポンテ・ヴェッキオ

“ポンテ・ヴェッキオ”はイタリア中部のフィレンツェにある住居付きの橋で、世界でも有数の観光スポットなので知っておられる方も多いでしょう。ポンテ・ヴェッキオとは「古い橋」を意味しますが、その名の通り歴史あるフィレンツェの中でも最古の橋なのです。フィレンツェに来たら、ぜひとも訪れたい橋です。

Jan, CC BY-SA
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橋の上にはウフィツィ美術館とピッティ宮殿を結ぶ、1kmほどのヴァザーリの回廊が通っています。この回廊はかつて支配者であったメディチ家のコジモ一世とその一族が、自宅と執政所を安全に通行できる通路として造られたもので、こちらは不定期で公開されているので見たい方は調べて行かれたほうがよろしいかと思います。

Gary Ashley, CC BY
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世界的にも大変美しい橋として知られていてウフィツィ美術館の周辺から見る橋の全景も綺麗ですし、橋の中央あたりから見下ろすアルノ川の情景も素敵です。特にオススメなのが夕方で、夕日で赤く染まる橋とフィレンツェの街は忘れられない記憶になるでしょう。


英語名:Ponte Vecchio
住所:Ponte Vecchio, Firenze, Italia

ラス・ラハス教会

南米コロンビアの南部にあるナリーニョ県イピアレス市には、幻想的で世界一美しいとも言われる”ラス・ラハス教会”があります。この教会はグァイタラ川の深い渓谷に架かる橋の上にあり、この場所にはにマリア様が降り立ったという伝説があることから、地元の人達にとても大切にされている教会です。

aniara., CC BY-SA
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荘厳なネオ・ゴシック様式の教会が、周囲の崖や緑の自然とマッチしている姿は壮大で、お伽話かゲームの世界さながらの光景ですよね。橋の中央辺りにある側面にも天使の像が置いてあったりと、細部までこだわった造りをしています。あらゆる角度から橋と教会を眺めると、色んな顔を見せてくれます。

Carlos Adampol Galindo, CC BY-SA
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教会を正面から眺めると凛とした尖塔とゴシック建築特有のバラ窓やファザードが美しく、繊細で荘厳な雰囲気に圧倒されます。中に入ることもでき、一番奥の岩壁むき出しの場所に豪華な祭壇が設置されています。
ここに行くにはイピアレスからコレクティーボと呼ばれるタクシーを使う方法がメジャーですが、最近ではこの場所を訪れるツアーも組まれているようです。


英語名:Las Lajas Sanctuary
住所:Narino 524068 コロンビア

程陽風雨橋

中国南部の三江の山奥に威厳を放ちながら存在しているのは”程陽風雨橋”です。橋上には5つの楼閣が建てられていて、その迫力と立派さには驚かされます。少数民族であるトン族の方々は村の玄関としている橋に必ず屋根つきの木造橋を建てるのですが、数あるそのような橋の中でも最も立派なのがこの橋です。中国の重要な文化財として指定もされています。

Spencer, CC BY-NC-ND
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芸術的な楼閣は木で作られている橋の部分を雨や風から保護するとともに、地元の方々が雨風を避けながらおしゃべりを楽しんだりする<地元の交流場>という意味でも親しまれてきました。橋には両側にトン族の方々が作った雑貨などを販売するお店が並んでいるので、お土産を購入したり地元の方との交流も楽しみたいですよね。

Oliver Laumann, CC BY-NC-ND
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住所:Guangxi, Liuzhou, Sanjiang

ため息橋

イタリア北東部の水の都ヴェネツィアにある橋が”ため息橋”です。元々ドゥカーレ宮殿内の裁判所と牢獄を結ぶ橋として16世紀に建造されました。収監されていく囚人達がこの橋の窓から外の美しい景色を見て、ため息をついただろうと地元の人々が考えたことから名前がつけられました。当時プレイボーイで名を馳せたカサノヴァもここを渡ったとか。現在では大理石でできた美しい様子やそのロマンチックな見た目から人気の観光スポットになっています。

Richardjo53, CC BY-SA
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綺麗な景観を楽しむことが出来る場所としては、ドゥカーレ宮殿に面するバリア橋が有名です。でもそこは水の都と呼ばれる美しい街ヴェネツィアですから、橋の下を通る水路からゴンドラに乗って眺めることをオススメしたいですね。この橋の下でキスをすると永遠の愛で結ばれるという言い伝えもあります。

BOMBMAN, CC BY
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ドゥカーレ宮殿内部から橋の中を見学することも出来ます。当時の牢獄へ繋がる橋ですから、中は薄暗く湿っぽい雰囲気です。そしてその先の牢獄を見学することも可能です。橋の外観からのイメージとは一致しませんが、当時のヴェネツィアを垣間見るのもいいんじゃないでしょうか。


英語名:Bridge of Sighs
住所:Piazza San Marco, 1, Venezia, イタリア

ハージュ橋

イラン中部イスファハーンのザーヤンデ川に架かる”ハージュ橋”は17世紀に当時の王であったアッバース2世によって建てられた橋です。左右対称のデザインと計64に及ぶ橋脚のアーチと上部のアーチが本当に美しいですよね。
この橋はイスファハーンの市民の自慢であり、憩いの場でもあります。

A.Davey, CC BY
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橋の中央に設けられている八角形のアルコーブや橋のアーチ部分に施されている鮮やかで繊細なタイル装飾は、色も文様も美しく見ているだけで楽しいです。そして橋から眺めるザーヤンデ川も爽やかですし、橋の下にある階段で水際まで降りることも出来ます。

David Stanley, CC BY
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特に見逃せないのは、夜のライトアップです。橋全体が光り輝いて、その光が川面に映り込む姿はあまりにも幻想的で神々しく、忘れられない光景となるでしょう。

reibai, CC BY
Khaju Bridge


英語名:khaju bridge
住所:Isfahan, Esfahan, Khajou, Khajoo Bridge, Iran

筆者 : MKstyle

フランス・パリに1年間の留学経験があるアラサー女子。海外旅行が大好きでロシア、スペイン、イギリス、エジプト、シンガポールなど複数国への渡航経験があります。歴史マニアで世界のあらゆる建造物に興味を持っていますので、そういった観点からも記事を書いていきたいと思っています。