> シアトルの美味しいこだわりドーナツと言えばここ!オススメ3選!

2017年2月19日

シアトル

シアトルの美味しいこだわりドーナツと言えばここ!オススメ3選!

by シュローダー彩

筆者撮影

シアトルの象徴の一つでもある数あるこだわりのコーヒーと、アメリカ人にとって、それとは切っても切り離せない深〜い関係にあるドーナツ。
昨今のアメリカのスイーツブームにより、日本にも次々とたくさんのかの有名なアメリカンスイーツたちが続々と上陸していますよね。パンケーキに、カップケーキ、ハイブリッド・スイーツと呼ばれるクロナッツ、などなど。
私がシアトルに引っ越す直前に日本に上陸した一番新しいアメリカンスイーツのお店といえば、確か、ワシントン州の目と鼻の先にあるオレゴン州のポートランドのフランス菓子のようなドーナツだったと記憶しています。

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筆者撮影

さて、ここシアトルにも徹底して手作業にこだわるお店や、素材にオーガニックや遺伝子組み換え製品を使わないなどの信念を貫く、なかなか頑固なローカルのドーナツショップが存在します。3つとも、お店の歴史としては誕生してまだそう間もないですが、素材にこだわり、味にこだわり、お店もおしゃれでコーヒーも美味しいのです。

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筆者撮影

シアトルは言わずと知れたスターバックスの発祥地、街中にスターバックスがありちょっとひと休み、という時、日本でも使い慣れているスターバックスはもちろん大変便利ではありますが、もしダウンタウンを観光するために歩き回って疲れて、それでちょっと甘いものに癒されたいな、と思ったなら、せっかくですから、日本では決して食べられない、美味しいドーナツを堪能できるこの3つのお店にも、是非お立ち寄りください。
今回ご紹介するのは、そんな、シアトルに訪れたなら、一度は足を運んでいただきたいお店たちです。

まずは私の一番のおすすめ、「Mighty-O(マイティー・オー)」

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筆者撮影

このお店は「卵や乳製品を使わず」、さらには「オーガニックやNON-GMO(遺伝子組み換え素材不使用の食材のこと)」にまで徹底してこだわっており、素材を一つ一つ厳選し、洗練された繊細な味わいと深みのあるドーナツです。
また、卵も乳製品も使っていないとはとても信じられないほど卓越したこちらのドーナツ、私はこの美味しさが本当に「卵も乳製品もなし」で実現できたのか疑いを拭えず、HPで原材料を再度調べさせて頂き、ようやく、納得しました。
サイズはアメリカらしからず、日本人の私から見ても小振りで、一般的なドーナツより価格もお高いですが、このドーナツを食べるためにこの価格を支払う、その価値はあります。

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筆者撮影

私のおすすめは、せっかくならアメリカでしか味わえないような味の組み合わせを、ということで『チョコレート・ピーナッツバター』。
ピーナッツバターとチョコレート、というと何かどうしてもジャンクフードの持つイメージから抜けきれない感がありますが、これを食べれば、そんな疑問は一瞬にして吹き飛びます。厳選された味わい深いオーガニックカカオパウダー、そしてそれに見劣りせず、かつ風味負けしないオーガニックの上質なピーナッツバターは、こってり、ずっしり胃に答えそうなものですが、これが全く、そんなことはないのです。
食べた瞬間からカカオの独特の香ばしいローストしたての、コーヒーのようなナッツのような風味が鼻に抜け、続いて滑らかな舌触り、ここで濃厚なピーナッツバターが自己主張に走ることなく、とてもいいバランスで調和してきます。そしてもっと味わっていたいのに、と思っているうちにサッと、妙なえぐみや後味を残していくことなく消えていくのです。

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筆者撮影

さて、今度は夫のおすすめ、『フレンチトースト』です!
こちらは上品にシナモンやカルダモンなどをオリジナルでブレンドした大人のスパイスが香る、おしゃれな味です。そしてなんと、隠し味にはオレンジピールが使用されています。ドーナツなのにフレンチトーストも食べた気分になれるなんて、とてもおもしろいアイディアですが、味もよく計算されていて、これは、一度食べたらもう充分、という「話題作りの商品」ではなく、地に足のついた「定番で何度も食べたくなるこの店にしかない味」です。

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筆者撮影

また、 ひとくちひとくちが満足できる仕上がりにもかかわらず、 驚くほど繊細な口どけで、このドーナツは油で揚がっているんだ、という事実を忘れてしまい、食べ終える頃には、もう1つ2つ欲しいな、なんて考えて、ついつい、追加でオーダーしてしまいます。
今回私達が訪れたこのお店は、シアトルの中の原宿のような場所、シアトルの若い人達がグローバルな感性、新しいものを次々と生み出し、受け入れ、適応していくようなボーダーレスでアーティスティックな芸術性の高い観光スポット「CAPITOL HILL(キャピトル・ヒル)」にある店舗の情報です。

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筆者撮影

【 Mighty-O / マイティー・オー 】
店舗名: CAPITOL HILL店
所在地:1400 12th Ave, Seattle, WA 98122
営業時間:AM7:00-PM5:00(年中無休)
定休日:なし
HP:http://www.mightyo.com/

TOP POT DOUGHTNUTS(トップポット・ドーナツ)

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筆者撮影

トップポットのこだわりは人の手で手作りすること、機械生産に任せないこと。サイズもアメリカらしく、大振りで、価格もマイティー・オーに比べ、リーズナブルなのが魅力です。「これぞ、アメリカのドーナツ!」と思わせられますが、素材や質は一般的なドーナツよりずっといい気がします。

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筆者撮影

私のここでのおすすめは『レモングレーズのオールドファッション』。
大きなオールドファッションにずっしり、表面のオールドファッション特有のでこぼことした焼き目が見えなくなるまで、た〜っぷり!とかかったレモンのグレーズが、ただ甘ったるいのではなく、キュッと心地よい甘酸っぱさで、ペロリと食べられてしまいます。

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筆者撮影

夫のおすすめは『アップルフリッター』。
このドーナツ本当に大きく、普通のドーナツの1.5倍くらいのサイズがあります。モッチモチのきつね色に揚がったドーナツの生地の全体を覆うようにシンプルなお砂糖のグレーズでコーティングされています。弾力の良い噛み応えのある生地は噛むごとに爽やかなりんごの風味がじんわり、コーティングされたお砂糖のグレーズがじゅわっと口の中に広がり、たまりません!

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筆者撮影

今回ご紹介するこちらの店舗はシアトルダウンタウンの中心地、ホテルやオフィス、デパートの密集するエリアにあります。
今では数店舗、ワシントン州内にお店を構えていますが、今回は旅行に訪れた際の利用に利便性が高くこのお店のフラッグシップカフェでもある、ダウンタウン中心部にあるこちらのお店。

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筆者撮影

この店舗の近く、すぐ後ろの6TH AVENUEにある一区画には、Amazonが2017年に完成予定である近未来的なデザインの新キャンパスがあり、現在建設中で、通りを挟んでその様子を見物することができます。ただし、巨大なショベルカーやダンプカーなどが行き来しますので、見物される際には充分ご注意を!

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筆者撮影

【 TOP POT DOUGHTNUTS / トップ ポット ドーナツ 】
店舗名:DOWNTOWN SEATTLE FRAGSHIP CAFE
所在地:2124 5 TH Ave Seattle, WA 98121
営業時間:AM6:00-PM7:00(月〜金)
    :AM7:00-PM7:00(土〜日)
定休日:なし
HP: http://www.toppotdoughnuts.com/

General Porpoise Doughnuts(ジェネラル ポーパス ドーナツ)

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筆者撮影

こちらはまだ歴史の若いこの3店のドーナツショップの中でも最も若手のまだまだ新しいお店。
「 Mighty-O 」がケーキドーナツに秀でている一方で、こちらのお店の特徴は限定したファームから取り寄せる新鮮でおいしい卵を使ったクリームや、季節の果物で手作りしたジャムをふんだんにたっぷりと詰め込んだ、「穴のない中身の詰まったタイプのドーナツ」を専門に主力として取り扱っていることです。
ドーナツの中でもさらに分野を絞って注力し、切磋琢磨し、個性と味を追求する様は他のアメリカや日本の地域では見られない新しい試みだと思いました。
こちらではコーヒーもかなりマニアックなこだわりを見せていて、色々な珍しいコーヒーロースタリーのコーヒー豆や、コーヒーの抽出方法も楽しむことができます。
古典的な味のバニラクリームからアメリカらしい発想の味のチョコレートマシュマロ、季節で変わる「ピスタチオとローズ」といったドラマティックなフレーバーや、「エッグノッグ」など、初々しい発想と味の表現力は、次回の来訪も楽しみにさせてくれるポイントでしょう。
またこのお店は「 Mighty-O 」の直線上、目と鼻の先にあるお店ですので、それぞれのお店の味を食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。

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筆者撮影

【 General Porpoise Doughnuts / ジェネラル ポーパス ドーナツ 】
所在地:1020 E Union St, Seattle, WA98122
営業時間:AM7:00 – PM3:00(月〜日)
定休日:(HPで臨時休業日の情報を更新する可能性があります)
HP: https://www.gpdoughnuts.com/

筆者 : シュローダー彩

ルコルドンブルー卒業後、ピエールエルメ、赤坂のイタリアンレストランでディオールやイタリア大使館などのパティシエを務める。 現在はシアトルに在住。『地球の歩き方』でも記事を執筆。食べる事が趣味。HPはこちら