> シカゴの有名、ローカル、マニアックなドーナツ店おすすめ4選!

2017年4月6日

シカゴ

シカゴの有名、ローカル、マニアックなドーナツ店おすすめ4選!

by シュローダー彩

筆者撮影

ニューヨーク、ロサンゼルスに続く全米第3の巨大都市としても知られるアメリカ・シカゴ。

今回は、前回の厳選ドーナツ3選ではご紹介しきれなかった、まだまだ存在するシカゴの魅力的なドーナツショップの中から、私がこれぞアメリカ!と感じた、アメリカ人ならではの発想が活かされたユニークなドーナツのお店をご紹介します。

シカゴの郊外にある、地元民に愛されるローカルなドーナツショップや、LAからやってきたかわいい内装とアメリカ人らしさ満載の着想力で大人気のドーナツショップ、シカゴのベストドーナツに認定された大人気のドーナツ店に、24時間営業のお店まで、どのお店にもアメリカにしかないオリジナリティが溢れています。

Stan’s Donuts & Coffee

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筆者撮影

今回の厳選した中でも、私が一番手でおすすめするのが、アメリカのロサンゼルスからやってきたドーナツショップ、「Stan’s Donuts & Coffee」。

このお店は、ドーナツの種類とその着眼点のユニークさもさることながら、店内の内装も隅々までこだわっており、とにかくどこを見ても「かわいい!」の一言に尽きます。

アメリカらしいカラフルでポップな色合いと、キュートなドーナツは、見た目だけではなくお味もアメリカン。

人によっては甘すぎるという方もいますが、私はこのアメリカらしい甘〜いグレーズが惜しみなくたっぷりとかかった、こちらのお店のドーナツが大好きでした!

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筆者撮影

世界中で大人気のチョコレートスプレッド、ヌテラを四角いイーストタイプのドーナツ生地の中に詰めた「Nuttella Pocket」や、アメリカの人々の大好物であるピーナッツバターとバナナの組み合わせの「 Peanut Butter Banana Pocket」、アメリカで大人から子供まで人気のロングセラーシリアル「キャプテン・クランチ」を使った、「Captain Crunch Bismark」など、アメリカの大人達が子供の頃に絵に描いた夢の味をそのまま再現したような、ワクワクドキドキするドーナツがショーケースの端から端までびっしり。

一般的に直感でパパっと商品を決めてしまうことの多いアメリカの人達も、このお店のショーケース前ではどれにしようか、と、ずいぶん頭を抱えて悩んでいました。

それもそのはず、単純に数えただけでも、このお店のショーケース内に並ぶドーナツの種類、ゆうに40種類は超えていたのですから!

いくら1ダズン(1ダース/12個セットのこと)の箱入りドーナツを余裕でペロリ、と平らげられるアメリカ人の胃袋であっても、さすがにこれだけ種類があって、どれも美味しそうとなると、簡単には行きませんよね。

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筆者撮影

さてそんな中、ショーケースと睨めっこしていた私の目にとまったのが、ちょっぴりスパイシーなシナモン香る、日本でも大人気のキャラメルビスケット、ビスコフをペースト状にして作ったクッキーバターを詰めて、たっぷりのグレーズをかけた「Biscoff Pocket」でした。

バナナを一緒に詰めたタイプの「Biscoff Banana Pocket」もあり、上に乗っている2色のチョコレート・クランチパフがかわいいかったのでこちらを購入します。

お味はまさにアメリカン!どっしり重いイースト生地のドーナツと裏も表も抜かりなくしっかりと全面にコーティングされたグレーズに、間に詰まったバナナとビスコフクッキーのペーストが口の中でねっとりと絡まり、「ああ、まさに、こういうアメリカらしいドーナツが食べたかったんだ!」と、1つ食べ終える頃にはお腹も心も満たされ大満足でした。

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筆者撮影

しかしすぐ次の日にはまたこちらのお店のドーナツがどうしても食べたくなり、なんと短い旅行期間の間に、こちらのお店に2度も訪問していました。

またこちらのお店では、全米で今大人気の特に知名度の高いコーヒーロースタリー「Stump town」の ニトロ・コールドブリュー(窒素ガスを使用した水出しコーヒー)を味わうことができます。独特の苦味とまろやかな口当たり、ビールのようにクリーミーな泡立ちのクレマはクセになる美味しさです!

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筆者撮影

【 Stan’s Donuts & Coffee / スタンズドーナツ&コーヒー 】
店舗名:Wicker Park店
所在地:1560 N. Damen Avenue, Chicago, IL 60622
営業時間:日曜日〜水曜日 AM6:30 – PM9:00
木曜日     AM6:30 – PM10:00
 金曜日〜土曜日 AM6:30 – PM10:30
定休日:なし
HP:http://www.stansdonutschicago.com/

Glazed and Infused

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筆者撮影

続いてご紹介するのは、「Glazed and Infused」。

こちらのお店もシカゴのダウンタウンにあり、複数のシカゴ生まれシカゴ育ちのグルメな友人達からオススメを受けたお店です。

なんとこちらのお店、創業2012年というまだとても若いお店なのにもかかわらず、2013年から2016年の今日まで、4年間連続でシカゴのベスト・ドーナツにノミネートされた、シカゴ市民に最も愛されていると言っても過言ではないお店なのです!

このお店にしかない個性的でアメリカンな私のお気に入りのオススメドーナツは、眩しいくらいにカラフルなスプリンクルチョコレートを側面にぐるりとまぶし、たっぷりのグレーズでコーティングされた表面にハッピーバースデーとアイシングされたその名も「Happy Birthday」。

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筆者撮影

見た目は一瞬躊躇するかもしれませんが、アメリカのバースデーケーキの定番のデザインをドーナツで再現したその心意気と、グレーズに使用されたマダガスカル産の最高級で最も香り高いバニラビーンズが、基本があって応用ができる、大人の遊び心をうかがわせます。

そして、もう一つのオススメもやはりアメリカの王道のケーキからインスパイアされた「Red Velvet」。

「レッドベルベット」とはアメリカの昔からある伝統的なケーキの1つで、真っ赤なチョコレートやココア、バニラ味のケーキに、バニラやクリームチーズのフロスティングを施したもので、カップケーキなどでもアメリカでは不動の人気を誇る味です。

こちらも一瞬その真っ赤な色のケーキ生地に驚きを隠せないかもしれませんが、このお店では自然由来の着色料のみを使用しています。

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筆者撮影

【 Glazed and Infused / グレーズド アンド インフューズド 】
店舗名:River North Davanti Enoteca店
所在地:30 E Hubbard Street Chicago, IL 60611
営業時間:月曜日〜木曜日 AM6:30 – PM6:00
金曜日〜土曜日 AM6:30 – AM12:00
日曜日     AM6:30 – PM3:00
定休日:なし
HP: https://www.goglazed.com/

Donut Den

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筆者撮影

3店舗目にご紹介するのは、シカゴの南側郊外に位置する、地域密着型の根強いファンを持つドーナツショップ「Donut Den」。

このお店は、ドーナツといえばここ!と、この地域の人々に太鼓判を押された、地元の人々の集うクラシックなローカルドーナツ店です。

定番のアメリカらしいシンプルなオールドファッションやイーストを使ったふわふわしっとりとしたドーナツもありますが、 甘いグレーズがたっぷりかかったフレンチクルーラーがこのお店の1、2を争う不動の人気の逸品だとか。

基本はアメリカの昔懐かしいオーソドックスなドーナツですが、ちょっと個性的なお味も期間限定で用意されていたりします。

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筆者撮影

このお店での私のお気に入りは、ふわふわのしっとりしたイースト生地の縦長のドーナツに、メープルシロップを使ったグレーズをかけ、カリッカリに香ばしく焼きあがったベーコンがトッピングされた「Maple Bacon Bar」!

こちらは曜日ごとの限定ドーナツで、土曜日の限定品。
甘いメープルシロップのグレーズと塩味の効いたカリッと香ばしいベーコン美味しい誘惑に、ついつい、あともう1個…とドーナツの箱に手が伸びるのを止められませんでした。

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筆者撮影

おもしろいと思ったのは、ふんわりイーストタイプのドーナツに、これでもかというくらいにたっぷりと軽いホイップとカスタードを合わせたクリームの中にシュレッドココナッツが入った「Coconut Cream Pie Bismark」です。こちらはこの冬の期間限定商品で、甘すぎず、日本のシュークリームのようにパクパク食べられます。

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筆者撮影

【 ドーナツ デン / Donut Den 】
所在地:3043 Theodore St, Joliet, IL 60435
営業時間:月曜日〜土曜日 AM4:00 – PM4:00
     日曜日     AM5:00 – PM1:00
定休日:なし
HP:Facebookページ

Home Cut Donuts

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筆者撮影

最後にご紹介する4店舗目のお店は「Home Cut Donuts」。
こちらのお店は創業1966年という今年で50周年を迎える、こちらもシカゴの郊外にありながら地域の人々に人気のドーナツの老舗です。

なんといってもこのお店の特筆すべきポイントといえば、「24時間営業のドーナツショップ」であるということ!

今やアメリカでも日本と同じように、ドーナツはコンビニでも気軽に手に入るようになりましたが、専門店が、ドーナツだけのお店が、この「24時間営業」という試みを行っていることに私は目と耳を疑いました。アメリカでドーナツがどれだけ人々に必要とされているのか、もう一目瞭然ですね。

このお店のドーナツには、おしゃれで洗練された、飛び抜けたドーナツはないけれど、アメリカの古き良き素朴で味のあるドーナツを、昔懐かしいアメリカンダイナーのような作りの店内で味わえるお店です。

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筆者撮影

このお店独自の個性的なドーナツの特徴として、ケーキタイプとオールドファッションの間のような生地のドーナツがあります。外はサクッと、中はふわ、ホロッとした食感です。

私がオーダーしたのはその生地のタイプを使った「チェリー」、と季節限定の「パンプキン」。そして手前のショーケースで次々にお客さんが来ては買っていき、まだ朝の10時だというのに早くも残り2つだけになってしまった「Sundae(サンデー)」。

サンデーは、アメリカのダイナーの古典的なデザートで、背が高いグラスにアイスクリーム、チョコレートシロップ、さらにその上にこんもりとホイップクリームを絞り、スプリンクルチョコレートと真っ赤な缶詰のチェリーを1粒、ちょこん、とトップに飾った、日本のファミリーレストランなどでも見かける人気のパフェスタイルのデザートです。

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筆者撮影

その名を冠しただけあって、見た目もサンデーそのもの、とてもかわいらしいこのドーナツは、しっとりと引きが良くふんわりモチッとしたイーストタイプのドーナツの上面に、チョコレートをコーティング、その上に山と盛られたホイップクリームとスプリンクルチョコレート、中央には半切りにされた、あの赤い缶詰チェリーが乗っています。

あのデザートをドーナツで再現しようとしたひらめきもさることながら、このお味からも人気のほどがわかりました。

前述の一緒にオーダーしたチェリーとパンプキンは、お味はしっかりしているのですが、グレーズがとても薄くさっぱりとしていて、私にはどこか物足りない印象でしたが、このサンデードーナツのかわいさと美味しさは、もう一度お店に訪れたくなる、このお店にしかない魅力になりました。

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筆者撮影

【 ホームカット ドーナツ / Home Cut Donuts 】
所在地:815 W. Jefferson St. Joliet, IL 60435
営業時間:24時間
定休日:なし(祝祭日には閉店、営業時間短縮の可能性も)
HP:http://homecutdonuts.com/index.html

筆者 : シュローダー彩

ルコルドンブルー卒業後、ピエールエルメ、赤坂のイタリアンレストランでディオールやイタリア大使館などのパティシエを務める。 現在はシアトルに在住。『地球の歩き方』でも記事を執筆。食べる事が趣味。HPはこちら