> シカゴの独自の世界観に浸れる個性派カフェ厳選5選!

2017年3月10日

シカゴ

シカゴの独自の世界観に浸れる個性派カフェ厳選5選!

by シュローダー彩

筆者撮影

今日はシカゴに旅行に訪れたら是非とも立ち寄っていただきたい、ここにしかない個性的な空間づくりと独特の世界観を放つ、ユニークなカフェを厳選してご紹介します。

THE WORMHOLE COFFEE

image003
筆者撮影

最初にご紹介するお店は、「THE WORMHOLE COFFEE」。シカゴに旅行に行ったら、必ず1度は訪れる私のお気に入りのカフェといえばこちらのお店。

このお店は、私にとって、シカゴに行ったら、必ずこのお店に立ち寄らないと、なんだか落ち着かない、シカゴに来たぞー!という実感が湧いてこないほど、絶対に外せない私の中のお気に入りのスポットなのです。

何がそんなに私を魅了してやまないのか?というと、その理由は1つにとどまりません。外から見ると、このお店の面する通りが大変賑やかで、様々なカフェや華やかなお店が軒を連ねることも相まってか、毎度1度は通り過ぎてしまうほど、失礼ながら、パッとしない外観をしています。

が、しかし。だからこそ、このお店に入った途端にガラリと変わる雰囲気がたまらなく好きなのです。このカフェのテーマは、まさしく私の好みに合った、「1980年代の世界観」作りを忠実に再現していること。

image005
筆者撮影

そしてなんと!このカフェ、お店の中にあの、バック・トゥ・ザ・フューチャーの未来へ行ける車「デロリアン」が鎮座しているのです!!

実は、このカフェがオープンした5、6年前、「カフェの中にデロリアンがある?!」という、突飛すぎる発想と、「もしも80年代にタイムスリップできるカフェがあったらどうだろうか?」というユニークなテーマが話題を呼び、当初あらゆるメディアで一世を風靡していました。

個性的で、お店に入った瞬間からタイムスリップしたような気持ちにさせてくれる、自分だけの秘密基地を見つけたような、そんな気持ちにさせてくれるこのカフェには、いたる所に遊び心が溢れています。

image007
筆者撮影

80年代ブームの代表ともいえるファミコンや、レインボーカラーのリンゴがロゴマークだったマッキントッシュ、映画グレムリンなど、どこもかしこもマニアックだけれどどこか懐かしくて、友達の家に遊びに来たような「あ、私もこれ持ってる!」何て童心に戻ってしまいます。

気さくなカウンターのスタッフの後ろにあるコーヒーマシンには、アメリカでも発売当時から大人気のファミコンゲームだった「ゼルダの伝説」の立派なロゴが付いていたり、出入り口にはタートルズのお笑い担当、ミケランジェロの大きなフィギュアがどーん!とお出迎え・お見送り役を担っています。

image009
筆者撮影

よく見れば店内にゴースト・バスターズのネオンが飾ってあったり…、コーヒーを待っている間も退屈しません。

それに加えてテーマはいつも同じで、デロリアンが必ず上座でお客さんたちを見守っている定位置に置かれている以外は、訪れる度に店内のディスプレイが変わっているような気がします。これもまた、私がこのお店に通う毎回の楽しみになっています。

image011
筆者撮影

そして、さらにこのお店はおもしろいだけではないのです!コーヒーにも、ものすごく個性があって、他では絶対ありえないようなスペシャルなラテがあること。これも私が皆さんにこのカフェをご紹介したかった自慢の理由の1つなのです!

「KOOPA-TROOPA」は、ピーナッツバターのムースとダークチョコレートのラテで、甘ったるいかと思いきや、ダークチョコレートがしっかりと効いた大人のお味。

「COOL BUT RUDE」はフレッシュなジンジャーにカレーソース?!を合わせた、何かを超越しはるかに想像を超えたお味のラテです。私は勇気が出ずにまだ試してみたことがありませんので、どなたかチャレンジャーな方は是非、このラテに挑戦してみてください!

image013
筆者撮影

ちなみにこの日はすぐ近くのドーナツ店で甘〜いドーナツをたらふく頂いた後だったので、さっぱりと基本に戻って私はアメリカーノ、主人はコールドブリューを注文しました。

写真では見えませんが、店員さんがさりげなくスプーンの上に付けてくれたテディベアクッキーがかわいかったです。

image015
筆者撮影

【 ザ ワームホール コーヒー / THE WORMHOLE COFFEE 】
所在地:1462 N Milwaukee Ave, Chicago, IL 60622
営業時間:月曜日〜日曜日 AM7:00 – PM11:00
定休日:なし
HP:http://www.thewormhole.us/

GODDESS AND THE BAKER

image017
筆者撮影

2店目はシカゴの観光名所ミシガン湖に隣接する埠頭、「ネイビーピア」の中のオープンなスペースに店舗を構える「GODDESS AND THE BAKER」。

こちらのお店はクラフトコーヒーを使った美味しいハウスブレンドのコーヒーなどを気軽に頂けるほか、何と言っても「THE BAKER」の名が付いているだけあって焼き菓子やペイストリー、カップケーキに力が入っており、見た目もとてもアメリカンでカラフルです!いろいろ目移りしてしまうかもしれませんが、そんなこのお店の目玉は「レインボーのレイヤーケーキ」にほかなりません!

image019
筆者撮影

今や各国で話題のこのケーキは、その名の通り1段ごとに色の違う鮮やかな生地を重ね、出来上がりのケーキをカットすると断面が虹に見えるよう工夫が施されたケーキなのです。7色のスプリンクルシュガーがベレー帽のようなカップケーキも、 奇抜ながら思わずかわいい!と手に取りたくなってしまいました。

image021
筆者撮影

【 ゴッデス アンド ザ ベイカー / GODDESS AND THE BAKER 】
店舗名:NAVY PIER店
所在地:600 E. Grand Ave, Chicago, IL 60611
営業時間:日曜日〜木曜日 AM10:00 – PM8:00
     金曜日〜土曜日 AM10:00 – PM10:00
定休日:なし
HP: http://goddessandthebaker.com/

NEW WAVE COFFEE

image023
筆者撮影

続いて3店舗目にご紹介するお店は「NEW WAVE COFFEE」。

こちらのお店も外観はいたって普通ですが、中がやはり個性的で、チェック模様のピンクや黄色と黒が交差したホールに、壁にはその時どきで変わるやんちゃでパワフルなアートがたくさん飾られています。

ビーガンとグルテンフリーの焼菓子などが用意されているのも魅力。でも、なんといってもおもしろいなあと私が思ったのが、気になってお店のHPを覗いてみたら「インターネットじゃ、コーヒーは飲めないよ!」のメッセージが大きく表示されたページのみだったという個性派ぶりでしょうか。
でもそう強気に豪語しておきながら、下の方に小さく、公式TwitterやFacebookのリンクがあるというのもまた一笑させられてしまいました。

【 ニューウェーブコーヒー/ NEW WAVE COFFEE 】
所在地:3103 W Logan Blvd, Chicago, IL 60647
営業時間:月曜日〜金曜日 AM7:00 – PM9:00
定休日:なし
HP:http://www.newwavecoffee.com/

Bow Truss Coffee Roasters

image025
筆者撮影

4店舗目は一転して白くスッキリとした店内、ガラス張りの大きな窓と清潔感あふれるカフェ「Bow Truss Coffee Roasters」。

シカゴのコーヒーロースタリーが経営するこのカフェでは、彼らのこだわりの挽きたてコーヒーが頂けます。

店内の内装は一見シンプルで何の変哲もなさそう…ですが、よく見ると数店舗経営している店内には共通のシンボルマークともいえるアイテムを配置していて、全店舗テーマも統一されているようです。

その象徴的なアイテムというのがボート、これを棚のように利用していたりとパッと見た瞬間に違和感を感じさせないのが逆にすごいと思いました。
そして味のあるかっこいいステレオたち。これらがお店のそこかしこに配置されています。

こだわっていないように見せる隠れたこだわりは、このお店のコーヒーロースタリーのコーヒーに対するこだわりに似ているのかもしれません。

image027
筆者撮影

【 ボウ トラス コーヒーロースターズ / Bow Truss Coffee Roasters 】
店舗名:LOGAN SQUARE店
所在地:2631 N Kedzie Ave, Chicago, IL 60647
営業時間:月曜日〜日曜日 AM7:00 – PM6:00
定休日:なし
HP:http://bowtruss.com/

Pickwick Coffee Roasting Co

image029
筆者撮影

そして最後に今日ご紹介するのは、「 Pickwick Coffee Roasting Co 」。このお店は本当に偶然出会ったお店でした。

予備知識も何もなく、夜のシカゴの凍えるような寒空の下、シカゴのミレニアムパークにある大きなクリスマスツリーと、クリスマスマーケットを見に出かけた日のこと、シカゴのダウンタウン中心部に、天を貫くような高層ビルがそびえる隙間でひっそりと、まるで異世界に迷い込んだかのようにぽっかりと不思議な空間を生み出していたカフェがありました。

image031
筆者撮影

来る者を選ぶような、ただじっとその場所に潜むように存在しているお店は、ハリーポッターなどのファンタジー小説に出てきそうな店構えで、当初、私は全く本当に気づかずに通り過ぎてしまったところを、主人に引きとめられて見つけたお店で、きっとこのダウンタウンで生活している人でも知っている人は少ないのではないかと思いました。

しかも、大変興味深いことに、この小さなカフェはなんとシカゴの小さなローカルのコーヒーロースタリーが経営しているお店でもあります。

夜の短い間まで営業しているこのカフェでは、冬空のビルとビルとの隙間に灯る、引き寄せられるような暖かい明かりの元で、常連と思しきお客さんたちが熱いコーヒー片手に語りあっている姿が映画やドラマのワンシーンのようで強く印象にのこりました。

(ここから何か物語がはじまりそう…!)と、そんなことをふと考えさせる、ドラマチックなお店です。

ちなみに季節限定のラテやチャイもあり、私たちが訪れた時期には「Pumpkin Fire Latte」や「Autumn Chai」など、スパイスのしっかり効いた、芯から温まりそうなラインナップが揃っていました。

【 ピクウィック コーヒー ロースティング コー / Pickwick Coffee Roasting Co. 】
所在地:22 E Jackson Blvd, Chicago, IL 60604
営業時間:月曜日〜金曜日 AM6:30 – PM6:00
     土曜日     AM10:00 – PM3:00
定休日:日曜日
HP:http://www.pickwickcoffee.com/

筆者 : シュローダー彩

ルコルドンブルー卒業後、ピエールエルメ、赤坂のイタリアンレストランでディオールやイタリア大使館などのパティシエを務める。 現在はシアトルに在住。『地球の歩き方』でも記事を執筆。食べる事が趣味。HPはこちら