> アストリアのオススメ観光スポット7選!

2017年7月10日

アメリカ

アストリアのオススメ観光スポット7選!

by シュローダー彩

筆者撮影

皆さんはアストリアって知っていますか?
オーストリアでも、オーストラリアでもありません。アストリア、です。
アメリカのオレゴン州、クラソトップ郡にあるオレゴン州最古の街と呼ばれるこの街は、様々な映画の舞台やロケ地になったことでも知られる場所でありながら、近代化に突っ走ってしまうことなく、昔懐かしい80年代、90年代の映画の中にタイムトリップしたような面影を残し、その世界観を今も保っています。

image003
筆者撮影

海沿いに面した坂道の多い住宅街に並ぶカラフルでかわいらしい家々や、古い歴史を感じさせる建物と、なんともいえない味のある繁華街をひとたび出歩けば、映画の中に迷い込んだような錯覚に陥ること間違いなしです。

さて、今日はそんなアストリアの旅の観光スポットを7つ、厳選してご紹介いたします!是非ご参考ください。

1.アストリア・メグラー橋( Astoria-Megler Bridge )

image005
筆者撮影

この橋は日本人の私からは想像を絶する長さの橋で、ワシントン州から車で運転していくと、その全長を垣間見ることができ、仰天してしまいます。
1966年に雄大なコロンビア川の上に開通したこの橋によって、ワシントン州とオレゴン州を国道でつなぐ、文字通り架け橋となったその全長はなんと6,6km!!
まっすぐにアストリアへと伸びた橋を渡る途中には、途中にオレゴン州との境界線のサインも見ることができます。
川を往来する船のために途中から橋の高さが急上昇しているため、橋の上を運転中は、その部分に差し掛かると橋が急な登り坂のように見えるのも圧巻です。

image007
筆者撮影

【 Astoria-Megler Bridge 】
所在地:Astoria, OR 97103
全長:6,545m
幅:8.5m
開通:1966年6月29日

2.コメディ映画「キンダーガートン・コップ」の舞台となった小学校

image009
筆者撮影

この小学校は、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の1990年のコメディ映画「キンダーガートン・コップ」の舞台になった小学校ですが、他にもコナミの代表作であるホラーゲーム「サイレントヒル」の舞台の一部としても登場しているなど、いろいろな作品の表情を持つ建物です。
何も知らずにこの建物の前を通りかかっても、その立派で威厳のある佇まいに思わずカメラのシャッターを切ってしまうでしょう。
「ジョン・ジェイコブ・アスター小学校 / John Jacob Astor Elementary 」は幼稚園から小学校2年生までの教育機関で、今ももちろん機能しています。
荘厳な表舞台となる玄関口とは裏腹に、裏側に回ると見える敷地内のカラフルな色彩の子供たちによるとみられる壁画に心が和みます。

image011
筆者撮影

【 John Jacob Astor Elementary 】
所在地:3550 Franklin Avenue, Astoria, OR 97103
HP:http://aes.astoria.k12.or.us/home

3.コロンビア川海事博物館( COLUMBIA RIVER MARITIME MUSEUM )

image013
筆者撮影

こちらは外観も近代的な作りのオレゴン州公式の海洋博物館。古くは1963年にオールドアストリア市庁舎からその歴史が始まり、1982年に現在の場所に移転、その後同じ場所で2001年から2002年に改装・拡張の工事が行われ、現在のような近代的でおしゃれなデザインの建物になったようです。展示品のコレクションと質の高さから、アメリカ国内でも評価が高く、その当時はオレゴン州で初めての国立認定基準を満たした博物館だったそうです。

image015
筆者撮影

【 COLUMBIA RIVER MARITIME MUSEUM 】
所在地:1792 Marine Drive, Astoria, OR 97103
開館時間:(月〜日)AM9:30 – PM5:00
休館日:サンクスギビング、クリスマス
HP:http://www.crmm.org/

4.アストリアの港に集結するアシカの群れ

image017
筆者撮影

2015年、今から約2年ほど前にはあまりにも大群で押し寄せてきたために、桟橋が崩壊したり、船着場が利用できずに営業妨害になったなどとアメリカのニュースでは一時話題にもなった、 産卵シーズンの鮭を堪能してするためにやってくるアストリアの春を告げる風物詩、毎年数千匹にも及ぶというアシカの群れの御一行様は、通常3月の下旬から5月下旬まで、滞在する姿が見られます。

image019
筆者撮影

私が訪れた4月の中旬頃はまだ圧倒される光景ではありませんでしたが、野生動物の姿や鳴き声、生態をこんなに間近で観察できるのは非常に興味深い体験になること間違いなしでしょう。
アストリアの港の突き当たりまで行くと、たくさんの大型船が行き来する姿も見られます。

image021
筆者撮影

【 PORT OF ASTORIA 】
所在地:Astoria, OR 97103
(36th Stをまっすぐコロンビア川へ向かって直進すると、右手にEast Mooring Basin Boat Rampが見えてきます。その先のエリアがアストリアの港になっていて、突き当たりには「PORT OF ASTORIA」と書かれた看板があります)

5.アストリアの路面電車の線路が走る川沿いの絶景トレイル

image023
筆者撮影

美しくカラフルなアストリアの住宅地を背景にした「アストリア・リバーフロント・トローリー / ASTORIA Riverfront Trolley 」と名付けられた路面電車が走る線路(通常、一年間のうち5月から9月まで運行)と、アストリア・メグラー橋の架かるコロンビア川の雄大なため息の漏れる景色との間にある遊歩道は、のんびりとこの街の静けさ、のどかさを感じながらお散歩するのにぴったりの場所です。刻一刻と変わる空や雲の流れと夕焼けに染まる美しいアストリア・メグラー橋の眺めはきっとあなたの目に焼き付いて離れない素敵な光景の一つとなるはずです!

image025
筆者撮影

途中では、あちこちに休憩用のベンチが川の美しい眺めに沿って設置されているので、うっとりと刻を忘れて、ロマンチックな世界観に浸ることもできるでしょう。また、歩くのが面倒という方には、この路面電車からコロンビア川沿いの景色を眺めることも。

image027
筆者撮影

【 ASTORIA Riverfront Trolley 】
運行期間:通常、年間中の5月から9月の期間運行
HP: http://www.old300.org/
(毎年の運行スケジュールや関連ニュースなどもこちらで確認できます)

6.アストリアの繁華街と芸術的な都市型公園

image029
筆者撮影

アストリアの市庁舎の位置する中心街には、アメリカ映画の80年代から90年代の街をそのまま保存したような街並みの商店街やビルが立ち並び、観光に訪れた人々をまるで映画のワンシーンに迷い込ませたような錯覚に陥らせます。
懐かしい感じのショッピングエリアやゲームショップがずらり。しかし、中にはおしゃれで人気の高いローカルのブリュワリーが営むレストランなどもあります!

image031
筆者撮影

市庁舎の近くに近年建設された新しいシノワズリー(ヨーロッパで流行した中国風の美術様式)風の公園は、アストリア市議会が市における中国の歴史的経緯を含む多大なる価値と遺産を、より深く、多くの人々に認識してもらうために作られた都市型公園だそうです。
デザイン性の非常に高いこの公園は「The Garden of Surging Waves」と題されていますが、 Surging Waves(逆巻く波)というよりは、中国語で命名された 滄浪(蒼々とした波)園という言葉の方がしっくりとくると思いました。
あちこちにテーマである波を司ったデザインが施されているのが見所でしょう。

image033
筆者撮影

【 The Garden of Surging Waves 】
所在地:Astoria City Hall, 1095 Duane St, Astoria, OR 97103
HP:http://www.astoriachineseheritage.org/

7.1961年創業の老舗パンケーキチェーン「Pig 'N Pancake」

image035
筆者撮影

最後にご紹介するのは、創業1961年という、アストリア一帯を中心にオレゴン州に5店舗のみ展開しているパンケーキの老舗チェーン店です。
お店の雰囲気がいかにもアメリカらしい、映画やドラマの朝食シーンに出てきそうなお店です。

image037
筆者撮影

メニューは店名にも掲げている通り、代表のパンケーキを筆頭に、ワッフルやサンドイッチ、ハンバーガーなどなど、古き良きアメリカのファミリーレストランといった感じでしょうか。
パンケーキにはやはりお店の一番こだわりがある部分のようで、メニューにはスウェーデン風パンケーキや世にも珍しく(?!)サワードウ(昔からある伝統的なパン種。独特の強い酸味と風味がある)を使ったという、個性的なお味のパンケーキも。

image039
筆者撮影

アメリカ人である主人も、これは初めて見たと言っていたくらいですから、かなり珍しいメニューなのかもしれません。
かなり個性が強く、えぐ味というか渋みのような独特の風味があり、例えるなら、伝統的などら焼きの皮から、甘みを完全に奪い取って、塩を足したような味でしょうか。

image041
筆者撮影

食感はマクドナルドのパンケーキによく似ていて、スチーム感たっぷりのふよよんとした柔らかい生地で、これもどこか懐かしい感じがします。
シロップは卓上にストロベリーソースとパンケーキシロップの2種類が常に置いてあり、たっぷりと、何度でも好きなだけかけていただくことができるのが嬉しいポイントでした!
ベーコンはアメリカの朝食特有のカリカリ加減ですが厚みがあり、噛むとジュワッと豚肉の脂の旨みが口の中に広がります。

image043
筆者撮影

【 Pig ‘N Pancake 】
所在地:323 Broadway Seaside, OR 97138
店舗名:Seaside
営業時間:(日〜木)AM6:00 – PM8:00
     (金〜土)AM6:00 – PM9:00
定休日:なし
HP: http://www.pignpancake.com/

筆者 : シュローダー彩

ルコルドンブルー卒業後、ピエールエルメ、赤坂のイタリアンレストランでディオールやイタリア大使館などのパティシエを務める。 現在はシアトルに在住。『地球の歩き方』でも記事を執筆。食べる事が趣味。HPはこちら