行っておきたい タイの美しい寺院7選
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まっぷるトラベルガイド編集部

更新日:2020年4月13日

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行っておきたい タイの美しい寺院7選

仏教国のタイの寺院はとてもきらびやかで美しいです。日本のお寺の雰囲気とはまた違った独特の雰囲気を持つタイ・バンコクの寺院を巡ってみませんか?タイ人の多くが信仰している上座部仏教を知れば、タイの人たちや国をより理解できるかもしれません。ちなみにタイ語で”ワット”とは寺院のことを指します。



ワット・プラ・ケーオ

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Thailand: Bangkok – Wat Phra Kaeo – marvelous golden Chedi of Sri Rattana, by Traveller-Reini, CC BY-SA

「ワット・プラ・ケーオ」はタイの中でも最も格式の高い王室寺院です。1782年のバンコク遷都の際に建てられたこちらの寺院は、本尊が美しいエメラルド色をした“ヒスイ”で出来ているため、別名「エメラルド寺院」と呼ばれ親しまれています。

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Phra Mondop “The Library”, by Ian A Gratton, CC BY

見所は本堂の他にも、黄金の仏塔“プラ・シー・ラタナー・チェーディー”や尖塔が天を突くかのようなタイ様式の塔“プラ・モンドップ”など様々です。

名称:
วัดพระศรีรัตนศาสดาราม (Temple of the Emerald Buddha) วัดพระแก้ว
住所:
Na Phra Lan Rd. (Maha Rat Rd.), バンコク, Bangkok 10200, タイ
ホームページ:
Foursquare.com

ワット・アルン

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Wat Arun, by AlphaTangoBravo / Adam Baker, CC BY

「ワット・アルン」は高さ81mの大仏塔がシンボルである寺院で、別名「暁の寺」とも呼ばれています。別名の通り、夕暮れ時に浮かぶシルエットはとても美しく、見る者を感動させています。シンボルである大仏塔は元は16mの小さい仏塔でしたが、ラマ3世の命により改修が始まり、寄進された何万枚もの陶器で覆い飾られ現在の高さまでになりました。

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Wat Arun Servants., by @yakobusan Jakob Montrasio 孟亚柯, CC BY

上部にはエラワン象やインドラ神の石像、塔頂にはシバ神が飾られています。またこの寺院を題材に三島由紀夫の有名な小説『暁の寺』は書かれました。

名称:
วัดอรุณราชวรารามฯ (Wat Arun Rajwararam)
住所:
34 Arun Amarin Rd, Bangkok Yai, Bangkok 10600, タイ
TEL:
+66 2 559 0505
ホームページ:
Foursquare.com

ワット・ポー

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Wat Pho, Bangkok, by www.davidbaxendale.com, CC BY-ND

「ワット・ポー」は1788年にラマ1世によって建てられた寺院です。この寺院の最大の見所は、全長46m、高さ15mを誇る黄金に輝く大寝釈迦仏像です。足の裏には、捧げ物や神々などバラモン教の真理が精巧に細工されています。

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Toes of the Reclining Buddha, by skinofstars, CC BY

また、この寺院はタイ初の大学(タイ式マッサージの総本山)としても有名で、境内にある東屋で学校で学ぶ学生さんから伝統的タイ式マッサージを受けることができます。

名称:
วัดพระเชตุพนวิมลมังคลารามฯ (Wat Pho)
住所:
2 Sanam Chai Rd (Maha Rat Rd. & Chetuphon Rd.), バンコク, Bangkok 10200, タイ
TEL:
+66 2 226 0335
ホームページ:
公式サイト Foursquare.com

ワット・スタット

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Wat Suthat, Bangkok (4), by Scubabeer, CC BY-SA

「ワット・スタット」はラマ1世により建てられた寺院で、完成までに27年もの歳月を要し、1834年に完成しました。見所は高さ8m、幅6.25mもある大仏で、この台座にはラマ8世の遺骨が安置されています。

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Wat Suthat y Balancín Gigante, by guillenperez, CC BY-ND

また、ワット・スタットの正面にはひと際目を引く高さ21mの鳥居によく似た「サオ・チン・チャー」と呼ばれる建造物がたっています。これは大ブランコの支柱であり、総チーク材でできています。

名称:
วัดสุทัศน์เทพวรารามฯ (Wat Suthat Thepwararam)
住所:
146 Bamrung Mueang Rd. (opp. Bangkok City Hall), バンコク, Bangkok 10200, タイ
TEL:
+66 2 221 4026
ホームページ:
公式サイト Foursquare.com

ワット・ベーンチャマボピット

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Wat Benchamabophit, Bangkok, by James Preston, CC BY

「ワット・ベーンチャマボピット」は1899年にラマ5世によって建てられた寺院で、屋根を除いたほとんどの部分がイタリアのカッカーラ産大理石で出来ています。そのため別名「大理石寺院」とも呼ばれています。

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Stained Glass, by Shehan Obeysekera, CC BY

黄金と鮮やかなオレンジ色を基調とした屋根に美しい大理石の白壁、窓にはステンドグラスが施され、西洋と東洋の美が見事に融合しています。その美しさから観光客の人気も高く、終日多くの人で賑わっています。

名称:
โรงเรียนมัธยมวัดเบญจมบพิตร (Mathayom Wat Benchamabophit School)
住所:
69 ถ.ศรีอยุธยา (ในบริเวณวัดเบญจมบพิตรดุสิตวนาราม), Dusit, Bangkok 10300, タイ
TEL:
+66 2 281 4050
ホームページ:
公式サイト Foursquare.com

ワット・イントラウィハーン

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Wat Intharawihan – Bangkok, by TravelingOtter, CC BY-SA

「ワット・イントラウィハーン」は1867年にルアン・ポー・トーという高僧によって建てられた寺院で、高さ32mの黄金の巨大立仏像があることで有名です。足下に立つと、仏像の迫力に圧倒され畏怖の念をいだきます。

วัดอินทรวิหาร (Wat Intrarawihan), Foursquare.com

また、仏像のつま先には参拝客によって供えられたお花が絶えることなく飾られています。

名称:
วัดอินทรวิหาร (Wat Intrarawihan)
住所:
Wisut Kasat Rd. (near Bang Khun Phrom), バンコク, Bangkok 10200, タイ
ホームページ:
Foursquare.com

ワット・サケット

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IMG_2920.jpg, by 60D Man, CC BY-ND

「ワット・サケット」はバンコクを見渡すことができる小高い丘の上に建つ寺院です。寺院にたどり着くためには344段あるらせん状の階段を上らなければなりませんが、上った後の景色はとても美しいです。

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Wat Saket – Temple of the Golden Mount – Golden Mount – Phu Khao Thong – Bangkok, Thailand, by David Berkowitz, CC BY

また、階段の途中にはいくつも小さい鐘が吊るされていて、参拝客は思い思いにその鐘を鳴らし、また1段1段と階段を上っていきます。

名称:
โรงเรียนวัดสระเกศ (Wat Saket School)
住所:
344 (ถนนจักรพรรดิพงษ์), เขตป้อมปราบศัตรูพ่าย, Bangkok 10100, タイ
TEL:
+66 2 221 6028
ホームページ:
公式サイト Foursquare.com
筆者:まっぷるトラベルガイド編集部

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