ゴールデンウィークに台湾に行くなら!知っておきたい台湾の魅力や予算相場、イベントまとめ
東京から飛行機を使って約4時間で行ける台湾は、海外の旅行先として人気の国です。台湾の歴史や文化に触れる旅、台湾グルメを楽しむ旅など、さまざまな旅の楽しみ方ができるでしょう。ゴールデンウィークの連休を利...
更新日:2020年4月13日
台湾3大観光地の1つ、日月潭は、台湾で最大の淡水湖です。水深は23.5mですが、深緑色の水面が静かにたたずんでいる姿は、目を見張るほどの美しい湖です。太陽の位置によって、水面が様々な色に変わるところは、ぜひじっくりと眺めてほしいところです。
日月潭の美しさは、その外観の素晴らしさだけでなく、リゾート地として整備された美しさもプラスされています。湖の周りには、8つの遊歩道のコースがあり、自分の体力やアクティビティによってコースを選択することができます。
by ironypoisoning, CC BY-SA
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自分の足で歩いて回ると、ゆったりとした湖畔のリゾート気分が楽しめます。もう少しアクティブで遠出を楽しみたいのであれば、サイクリングはいかがでしょうか。サイクリングロードは、33キロの湖を一周するコースになっていて、レンタサイクルもあるので、日月潭の素晴らしさを堪能できます。
体力に自信がなければ、湖の上から壮大な自然を眺めてみませんか。遊覧船の発着ハーバーが、朝霧、水社、伊達邵、玄光寺の4か所にあり、1時間半ほどの船旅が楽しめます。
ゆったりと船の上から日月潭をめぐる観光を楽しむと、湖の中央のラルー島が使づいてきます。ここはサオ族の聖地です。この島を境に東を「日」潭、西を「月」潭と呼んでいますが、どちらも甲乙つけがたい美しさです。近場で良さを感じたいなら、手漕ぎボートもレンタルしていますので、ゆらゆらと自分の時間を楽しんでみるのもいいですね。
日月潭と九族文化村を繋いでいるロープウェイは、伊達邵から乗り場へ向かいます。亜病を抜けてまっすぐに上への進むロープウェイは、全長が1877メートルあります。場所によっては、45度くらいの斜面もあるので、高所恐怖症の人には、ちょっとつらい工程になるかもしれませんね。しかし、その怖さも乗り越えるほどの絶景が目の間に広がります。ロープウェイは、8人乗りのゴンドラタイプで、とてもきれいな座席です。
1980年代後半の台湾は、9つの原住民が住んでいました。この時期に作られた民族を住生活や文化を知ることができるのがこのテーマパークです。その後原住民として、2001年と2002年にサオ族とクバラン族が認定されました。
そして2004年にはタロコ族、2007年にはサキザヤ族も認定され、さらに2008年にはセデック族も認定となり、これら14民族の展示が行われています。各部族に分かれたエリアでは、民族舞踊や、儀式の様子を表現したショーなどが催されていて、私達とは違う文化の流れを持つ台湾民族ならではの様子をみることができます。
日月潭の湖畔の高台にある玄奘寺は、あの三蔵法師の遺骨が納められている場所です。入り口には、三蔵法師が長安からインドに旅し、帰ってきた旅の様子が地図上でわかるようになっています。寺の門をくぐるとすぐに本堂が見え、ここの1階に玄奘大師遺骨祭壇があります。
by MiNe (sfmine79), CC BY
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実際の霊骨は、最上階である3階に祀られています。カラフルで細やかな飾りが行われているお寺は、少々きらびやかではありますが、おごそかなイメージは、三蔵法師の徳の高さと人気を感じさせてくれます。
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日月潭の湖畔の北部にある文武廟は、1938年に建てられ、その後1975年に再建された廟宇で、廟としては台湾で最大級の中国宮殿式です。廟門をくぐると前殿に上がる階段の両側にお待ちかねの獅子石像が建っています。
by MiNe (sfmine79), CC BY
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石像の高さは8メートルもあり、私たちが普段イメージする神社の狛犬とは全く違った様相をしています。この石像と人気を二分しているのが、龍の彫刻です。細部まで細かく彫られている芸術品です。また文武廟は、日月潭の全体を一望でき、感銘をうけるほどの素晴らしい景観を楽しめます。
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台湾は、『日本から近い外国』であるにも関わらず、まだまだ知られていない観光スポットがたくさんあります。それでもまずは、メジャースポットだけでもまわりきってみませんか。
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