> 一度は食べてみたい!スイスの「郷土菓子」5選

2015年12月29日

スイス

一度は食べてみたい!スイスの「郷土菓子」5選

by Reiserin

by Leyo, CC BY

ヨーロッパのケーキといえば、華やかな王室文化の影響で発展したフランスやオーストリアなどのものが日本では有名ですが、酪農大国スイスにも美味しいケーキは意外と沢山あるんですよ!リッチなものから素朴なものまで、今回はスイスの郷土菓子を5つ選んで紹介することにしましょう。山登りやハイキングに来る方が多いと思いますが、沢山歩いて運動をした後の甘いものは、格別ですよ!

エンガディーナー・ヌストルテ(クルミのタルト)(Engadiner Nusstorte)

エンガディーナー・ヌストルテ(クルミのタルト)
by AlexanderKlink, CC BY

ヌスとはドイツ語で「ナッツ」のこと。ヌガーをたっぷりのクルミに絡ませたフィリンングをさっくりとしたタルト生地に包み込んだスイス東部、グラウビュンデン州の エンガディーン地方のお菓子です。グラウビュンドナー・ヌス・トルテとも呼ばれています。日本でもスイスのお菓子としては比較駅多く見かけるお菓子で、エンガディーナと呼ばれています。さっくり且つしっとりとした生地がクルミ・ヌガーの美味しさを助長しています。

ツーガー・キルシュトルテ(キルシュヴァッサーケーキ)(Zuger Kirschtorte)

ツーガー・キルシュトルテ(キルシュヴァッサーケーキ)
by Leyo, CC BY

スイスは中央部、ツーク州で1915年に生まれたケーキです。ナッツのメレンゲ生地でサクランボのリキュール(キルシュ・ヴァッサー)をしっかりと染み込ませたスポンジを上下で挟んだ、香り豊かな大人のケーキです。さっくりとしたメレンゲ生地もとてもよく合い、スイス人だけではなくヨーロッパ中で愛され続けています。イギリスのチャールズ皇太子も好んで食べているとか。

アールガウ・リューブリトルテ(キャロットケーキ)(Aargau Rueblitorte)

アールガウ・リューブリトルテ(キャロットケーキ)
by tillwe, CC BY-SA

スイス中央部東に大きく伸びるアールガウ州のケーキです。リューブリとはスイスドイツ語で「ニンジン」を意味します。つまり、キャロットケーキのことです。他の国でもキャロットケーキというものは多く存在しますが、スイスのキャロットケーキの特徴は、小麦粉はあまり使用せずニンジンとヘーゼルナッツを たっぷりと使用する点です。そして、ヘーゼルナッツは細かく挽いたものではなく、舌触りが残る程度に粗挽きしたものを使用します。この食感が絶妙で、スイスの子供達も大好きです。

ニートヴァルデン・アプフェルアウフラウフ(アップルケーキ)(Nidwalden Apfelauflauf)

スイス中央部はニートヴァルデン州に昔から伝わる超簡単&美味しい田舎風アップルケーキです。卵白をつのが立つぐらいまで泡立てたものを、牛乳、砂糖、オートミール、シナモンにふんわりと混ぜ込み、ケーキ型にリンゴを切って並べ、そこに生地を流し込み、オーブンで焼くだけの簡単なケーキです。リンゴの風味が活きた素朴で美味しいおばあちゃんの味のするケーキです。

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ソロトュルナー・トルテ(ヘーゼルナッツ・ケーキ)(Solothurner Torte)

ソロトュルナー・トルテ(ヘーゼルナッツ・ケーキ)
by a2t, CC BY-SA

スイスのジュラ山脈の麓に広がるソロトゥルン州で1915年に作り出されたケーキです。スポンジを何層かに切り分け、ヘーゼルナッツを混ぜ込んだバタークリームを挟み混みヘーゼルナッツを多く入れた厚めのメレンゲ生地で上下を挟み込んだ手の込んだケーキです。

側面はスライスアーモンドでコーティングしてあります。メレンゲのさっくり感、アーモンドのこんがりとした香り、スポンジのしっとり、バタークリームとスポンジのしっとり、そして最後にまたメレンエのさっくりで、なんともリッチなケーキです。

スイスのケーキにはナッツを使ったケーキが多いですね!特にヘーゼルナッツはそこら中に沢山木が生えているので納得です。どうぞ皆さんもスイス旅行へ行かれたら、これらのケーキをお試しください!

筆者 : Reiserin

大好きな欧州へ単独移住して15年。スコットランドに3年滞在後「住むように旅するReiserinスタイル」で北欧やドイツを約2年間転々とする。現在は、ヨーロッパを中心に旅をし続けならスイスに落ち着き11年目。