> 夏のボイ渓谷とアイグアストルタス国立公園

2015年2月27日

ピレネー

夏のボイ渓谷とアイグアストルタス国立公園

by Taronja

© xonan - Fotolia.com

スペインと言うと日本人からすると、しゃく熱の大地思い浮かべる人が多いと思いますが、フランスとの国境付近であるカタルーニャ地方のピレネー山脈は、そんな典型的なスペイン像から大きく外れています。むしろスイスやカナディアン・ロッキーを彷彿とさせるような壮大な景色が見られる場所もあります。あまり日本人には馴染みのない、そんなスペイン・ピレネーの見どころが集結したスポットの紹介です。

ボイ渓谷

この地方によく見られる漆黒の屋根と石造りの可愛らしい家が並ぶ地域です。

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© Taronja

テンションが上がる可愛らしいお土産屋さんも。

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© Taronja

連なる山々に登る朝日や夕日は見もの。夜は晴天であれば、満天の星が望めます。(車でさらに集落から上の山に行くと、圧巻としか言いようがない星空になります。)冬は雪で覆われスキー客で賑わいますが、真夏は登山を目的とした人も多く昼間でも直射日光が強く乾燥した暑さです。しかし朝晩は長袖が必要なほど冷えますので注意が必要です。

住所:
Calle Santa Eulalia, 7, 25528 Erill la Vall, Lleida, Spain

サン・クリメント教会(Sant Climent de Taüll)

世界遺産にも登録されているロマネスク様式の教会があります。なおこの教会内部にあった絵画などは、現在バルセロナのカタルーニャ美術館に収められているので、教会内部の絵はレプリカです。夜のライトアップされた景色は幻想的です。

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© Taronja
住所:
Vall de Boí カタロニア, スペイン

アイグアストルタス国立公園(Parc Nacional d’Aigüestortes i Estany de Sant Maurici)

ボイ渓谷に宿泊したら翌日誰もが必ず行くと言っても過言ではない、大自然と湖の宝庫。

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by raul2010, CC BY-SA

ちなみに保護地ですので、当地に行くには特別車両(タクシー)しか通行が許されていません。タクシーと言っても乗り合いのジープ型の4輪駆動車です。ボイ渓谷のオフィスにてタクシー料金を往復で買います。(料金や時間など詳しくはhttp://www.taxisvalldeboi.com/eng/tarifes.htm)。公園内では当然飲食施設はないので、行く前に宿でサンドイッチを作ってもらうことを強くおすすめします。

でこぼこの荒いオフロードをすすんで行くと、タクシー停留所に着きそこで降ろされます。その先は登山者のレベルによって数通りのルートがあります。おすすめはサン・マウリーシ湖(Estany de Sant Maurici)までのコースで所要時間は往復合わせて約4時間から5時間ほど。

タクシー乗り場から降りてすぐの景色はこんな感じです。水源がすぐそこなので水が澄んでいます。中には犬を連れてくる人もいて、犬が喜んで川遊びしていました。

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© Taronja

夏の間は牛も放牧されています。カウ・ベルのカランコロンという心地良い響きと、牛ののどかな風景に癒やされます。

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© Taronja

湖へはまだまだ。途中小川が至るところにあり、優しいせせらぎとキラキラとした水面がまぶしい。

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© Taronja

サンタ・マウリーシ湖に到着。どうですか?おいしい空気と清水の桃源郷が待っています。こんな雄大な景色の中でのんびり食べるサンドイッチは格別です。因みに筆者が行ったのは8月。春には残雪、秋には紅葉を楽しむことも出来ます。

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© Taronja
住所:
ナシウナル・ダイグエストルテス・イ・エスタン・デ・サム・マウリシ公園, Lleida, Spain

筆者 : Taronja

30代女性。主にヨーロッパが多いです。アイルランドとスペインが得意分野です。チュニジアやモロッコも好きです。