> ポルトガル 外せない観光スポット6選

2015年11月1日

リスボン

ポルトガル 外せない観光スポット6選

by suzu

リスボン 外せない観光スポット4選」の続編です。あまりポルトガルには馴染みの無い人が多いと思いますが、次の旅行地のひとつに検討してみてください。今回はリスボン以外の地域でのオススメも紹介させて頂きます。

5. ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア

まず、ポルトと言えば、ポルトワインが有名ですね。実はポルトガルも、ご近所の国々に負けないくらいいいワインをたくさん作っているのですが、ポルトワインは最も知名度が高いのではないかと思います。ドウロ川の南側、ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアというエリアには、たくさんのワインセラーが立ち並んでいます。それぞれのワインセラーでは見学ツアーを行っていて、ポートワインの種類の違いについて説明してくれたり、貯蔵庫の中に案内してくれて、大きな酒(ワイン)樽なんかを見ることができます。もちろん、試飲や購入もできますよ。

Port Merchants of Vila Nova de Gaia
Ken and Nyetta, used under CC BY
Barrels at the Wiese and Krohn Warehouse in Vila Nova de Gaia
Ken and Nyetta, used under CC BY


住所:Vila Nova de Gaia, Porto, Portugal

6. レロ・イ・イルマオン

2008年にイギリスの新聞で発表された、世界の素敵な書店ベスト10にランクインした書店。建物自体は地味で、入り口もあまり大きくないため、注意していないと見逃してしまいそうなくらいですが、中に入ると、奥行きのある店内にまるで魔法のような空間が広がっています。店舗の中心には、美しい曲線が印象的な「天国の階段」。天井には大きなステンドグラス。書店の客(観光客)は皆、この幻想的な空間にしばし佇み、店内を歩き回って見事な内装をひと眺めしてそのまま去っていくので、書店としての商売は大丈夫なのか…なんて少し心配になったり、、(そういう自分もその一人なんですが)。ちなみに、残念ながら店内での写真撮影は禁止されているようですので、訪れるチャンスがあれば、しっかりとご自身の目にこの美しさを焼き付けてきてくださいね。

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Guillén Pérez, used under CC BY-ND


住所:Livraria Lello & Irmão, Rua das Carmelitas 144, 4050-161 Porto, Portugal

7. サン・フランシスコ協会の人骨堂

ローマ時代からアレンテージョ地方の中心として栄えてきたエヴォラには、有名な観光スポット:(少々悪趣味とも言える)風変わりな礼拝堂があります。16世紀初期に建てられたというこの教会自体は、厳かな雰囲気の美しい普通の教会です。しかし問題は、この教会の横に付属している礼拝堂。中に入って、内装を見てみると、なんと壁や柱に、無数の頭蓋骨やら大腿骨やら、要するに人骨(本物)がきれいに散りばめられているのです。かつて瞑想の場所として使われていたという、メメント・モリをテーマとするこの人骨堂、装飾に使われている人骨は5000体とも言われていますが、エヴォラにあった42の修道会墓地から集めてきたんだとか…(墓を掘り起こすなんて、考えただけでも罰が当たりそうですが)ちなみに、入り口に刻まれた決め台詞の意味は「WE BONES THAT ARE HERE, WE ARE WAITING FOR YOUR’S」(私たち骨達は、あなたの骨が仲間入りするのをここで待っています)。…あぁ、そうですか。どうもありがとうございます

Capela dos Ossos
Ken and Nyetta, used under CC BY


住所:Igreja de São Francisco, Praça 1º de Maio, 7000-650 São Pedro, Évora, Portugal

8. ラパ・デ・サンタ・マルガリーダ

日本語での情報はおそらく存在しないのではないかと思うくらい、かなりマイナーな場所になってしまいますが、セトゥーバルとセジンブラの間にあるアラビダ山脈地帯の一角にひっそりと隠れている不思議スポットをご紹介します。ポルティーニョ・ダ・アラビダ(Portinho da Arrábida)へと続く1本道の途中に、この秘密スポットへの入り口となる石造りの階段があり、その階段をしばらく下ると、ラパ・デ・サンタ・マルガリーダ(A Lapa de Santa Margarida)という、内部に小さな礼拝スペースが設けられた洞窟があります。17世紀に作られたらしいこの礼拝堂、ひんやり薄暗い洞窟の中に礼拝堂がひっそりとたたずむ雰囲気は、少々不気味な感じもするのですが、それがこの場所の面白さと魅力です。また、この洞窟は海に面しているので、礼拝堂スペースの後ろ側からは波の打ちつける音も聞こえ、海側に近づけば波しぶきさえ飛んできます。洞窟礼拝堂:それまで見たことのない、私にとっては新しいカテゴリの不思議空間でした。

Gruta
Tiago Lima, used under CC BY
Santuário
Tiago Lima, used under CC BY


住所:Lapa Sta. Margarida, São Lourenço, Setúbal, Portugal

9. マリーニャ・ビーチ

ポルトガル南部アルガルヴェ地方は、地中海性気候、美しい海岸、良質の砂浜に恵まれたヨーロッパ屈指のリゾート地です。西側は比較的大きな町が多く、ナイトライフも充実している高級リゾートであるのに対し、東側は全体的に派手さがなく、落ち着いてのんびりリラックスできる雰囲気があります。

アルガルヴェ地方の西側には、断崖の間に横たわる大小様々な海岸や、洞窟が多数存在します。青緑に輝く透き通った海の色、巨大な岩が並び立つ圧巻の景色を目前にすると、自然の偉大さを感じずにはいられません。マリーニャ・ビーチは、両側を断崖に囲まれた美しいビーチの一つで、ミシュランによるヨーロッパの美しいビーチベスト10にランクインしているようです。この周辺エリアの様々なところから出発する洞窟や洞窟内ビーチを見て回るボートツアーがお勧めです。またジェットスキーやカイトボーディングなど各種ウォータースポーツも盛んですので、海好きの方にはたまらない場所だと思います。

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Marco Dias, used under CC BY
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Miguel Vieira, used under CC BY


住所:Praia da Marinha, Caramujeira,Lagoa, Algarve, Portugal

10. リア・フォルモーザ

西側の海がごつごつした断崖のイメージが強いのに対して、東側にはまったく違った趣があります。アルガルヴェ東部の海に面した地域一体がリア・フォルモーザ自然公園という100種以上とも言われる多様な鳥の生息する潟で、バードウォッチングや野生動物が好きな方には大変魅力的なエリアです。シラサギやフラミンゴが沼地を歩き回っている姿を観察したり、湿地やラグーンをボートで回るツアーに参加して、是非この地域の豊かな自然を存分に楽しんでみてください。ちなみに、ラグーンの向こう側、長い沿岸州の南側には、美しい白い砂浜のビーチが広がっています。

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Natalia, used under CC BY
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Carlos Pinto, used under CC BY


住所:Ria Formosa, Algarve, Portugal

いかがでしょうか。おすすめスポットを少しだけご紹介しましたが、この他にもまだまだたくさんの文化的見所や素晴らしい自然がこの国には溢れています。様々な魅力のあるポルトガルに、皆様も是非お越しください。

筆者 : suzu

過去10年間に、イギリス、アメリカ、スペインに約1年ずつ、オーストラリアに7ヶ月間の在住歴。現在はポルトガル在住。