> 博物館の島、オスロ・ビグドイの見所

2015年1月15日

オスロ

博物館の島、オスロ・ビグドイの見所

by Schnuckie

by transitpeople, CC BY

オスロ西部に位置するビグドイ半島。観光客には、博物館の島として知られています。この半島には、王室のサマーハウスや、森、王室農場もあるんです。オスロ市民にとっては、ハイキングやサイクリング、ピクニックや海水浴などを楽しむリクリエーションの場として、とても人気があります。ここでは、そんなビグドイの見所をいくつかご紹介します。

自然

オスロは、どこを歩いても自然が美しいのですが、ここビグドイは、その度合いがさらにアップします。1年を通してオスロからバスでアクセスできますが、夏は(4月〜10月)はオスロ市庁舎前からフェリーで行くこともでき、お薦めです。

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by wilhelmja, CC BY-SA

夏のビグドイは最高です。いくつかのビーチがあり、また、半島をぐるりと周れるサイクリング道路(約7km)や、たくさんの散策路があります。郊外の風景、王室の牛が草を食む緑地、フィヨルドの景色、溢れる木々や緑が美しく、そこにいるだけで幸せを感じます。

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by Eric Lumsden, CC BY-ND

ヴァイキング船博物館

この博物館では、9世紀のものと思われる大きなヴァイキング船を見ることができます。3艘のうち1艘のヴァイキング船は、ほぼ完全な形で発掘・保存されています。スカンジナビアの歴史で、ヴァイキング時代(800〜1500年)というのはとても興味深い時代ではないでしょうか。

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by Michael Hanisch, CC BY-ND

強くて、残忍なイメージも強いヴァイキングですが、世界で最も優れた文明社会の一つを築いていたとも言われています。この博物館の迫力のヴァイキング船と、その他のヴァイキング時代の展示物からは、精緻な彫刻技術、木工・鉄鋼技術が見て取れます。見る人を強烈に惹きつける、不思議なパワーに溢れています。

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by mararie, CC BY-SA
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by tuey, CC BY
住所:
Huk Aveny 35, 0287 オスロ, ノルウェー
名称:
Vikingskipshuset (The Viking Ship Museum)
ホームページ:
公式サイト

コンチキ号博物館

コンチキ号という名前を聞いたことがある人は多いと思います。このコンチキ号で太平洋冒険をしたトール・ハイエルダル(1914-2002)は、世界的に有名なノルウェー人冒険家、民俗学者、環境アクティビスです。

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by Michael Hanisch, CC BY-ND

コンチキ号博物館には、オリジナルのコンチキ号、大西洋冒険に使われた葦の船ラー2号があり、彼の数々の冒険について展示されています。なんと言っても、コンチキ号とラー2号は、是非、見ていただきたいです。

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by Michael Hanisch, CC BY-ND

1500年以上前にも、同様の航海がされていたことを証明するためのコンチキ号冒険。この船で太平洋を航海したのかと驚きます。ラー2号の大西洋冒険は、コロンブス以前にも、大西洋を航海する技術があったことを証明する冒険でしたが、この船での冒険を想像すると、恐ろしいほどです。

住所:
Bygdøynesveien 36, 0286 オスロ, ノルウェー
名称:
Kon-Tiki Museet
ホームページ:
公式サイト

フラム号博物館

ナンセン、アムンゼンというと日本でも有名なノルウェー人探検家です。フラム号博物館では、この有名な2人の探検家含む、ノルウェー人探検家が行った南極・北極探検について、詳しく展示されています。

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by Percita, CC BY-SA

一番の見所は、1891年に建造された、世界で最も頑丈な木造船フラム号です。フラム号の最南・最北航海世界記録は、今でも破られていません。博物館では、オリジナルのフラム号の船内に入って、オリジナルのままの船内をじっくりと見ることができます。

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by Tapestry Dude, CC BY-SA

極寒の環境で、隊員や犬たちが、最長5年間生き抜けるよう、しっかりと断熱されており、明かりをともすための電力発電をする風車もあります。100年以上前の船とは思えないフラム号に、感嘆の思いを抱きます。

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by Sam Wennerlund, CC BY
住所:
Bygdøynesveien 36, 0286 オスロ, ノルウェー
名称:
Frammuseet
ホームページ:
公式サイト

ノルウェー民族博物館

ノルウェー人の数百年にわたる生活・文化を知ることができる、ノルウェー最大、世界でも最大規模の野外博物館です。国内の様々な地域から移動・再建築された160の建物があります。

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by transitpeople, CC BY

最も古い建物は、ノルウェーの伝統的な木造教会・スターブ教会で13世紀のオリジナルの建物です。歴史を感じるだけでなく、技術・芸術性の高さに感心します。17~18世紀の農家の家屋では、当時の生活の様子を実演再現しています。1900年代の町並みを再現したエリアもあり、そこでは昔ながらのお菓子屋さんでキャンディを買ったりすることもできます。

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by dclay, CC BY-SA

季節ごとに、いろんなイベントがあり、ノルウェーの伝統文化、工芸、食べ物、伝統的衣装などにつてい学べる興味深い体験ができます。広い敷地内では、見学しながら、のんびりと自然を楽しむことも可能です。

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by Michael Hanisch, CC BY-ND
住所:
Museumsveien 10, 0287 オスロ, ノルウェー
名称:
Norsk Folkemuseum
ホームページ:
公式サイト

筆者 : Schnuckie

シュヌーキー。ヨーロッパ生活が長い40代後半の女性。現在はノルウェーのオスロ在住。ドイツを訪れる機会が多く、イギリスにも5年余滞在。これまで旅した国は、アジア、ヨーロッパを中心に25ヶ国。