イタリアでぜひ買いたいブランド10選
ファッション、芸術の国といえばイタリアです。そんなイタリアに行った時買うべきオススメのイタリアブランドを一挙ご紹介させて頂きます。ハイブランドばかりですが日本で買うよりもとにかくお手頃価格!そしてイタ...
更新日:2020年4月13日
水の都として知られるベネチアはイタリアだけでなく世界屈指の観光地です。見どころがあまりに多いので、どこをどう見ようか迷ってしまわれる方もいらっしゃるでしょう。ここでは、限られた時間でよりたくさんの見どころを楽しむコツをご紹介します。
ベネチアは、海の上を走る約4キロの道路と線路によって本土と結ばれている島です。観光スポットは本島とその周辺に点在する島にあります。街の中心サン・マルコ広場の鐘楼にエレベータで登れば街全体を眺望できます。
サン・マルコ広場の鐘楼, ©さすらい人MITSU
サン・マルコ広場の鐘楼, ©さすらい人MITSU
街中には縦横に運河が流れ、大小多数の橋が架けられています。最も幅が広く街を二分するように蛇行している大運河(カナルグランデ)のサンタ・ルチア駅からサン・マルコ広場までがベネチアの大通りにあたります。
Canal Grande, by worldaroundtrip, CC BY
日本から直行便で行くこともできますが(2015年2月現在)、ローマやフィレンツェなどのイタリアの他の街と合わせて旅程を組む方は、日本-イタリア往復にベネチアまでの国内フライトをくっつけて予約することができます。列車で行かれる方は、ベネチアの駅は2つあることにご注意ください。「サンタ・ルチア」と本土側の「メストレ」です。停車駅に「ベネチア-サンタ・ルチア」がない列車に乗ると「メストレ」で乗り換えることになります。
サンタ・ルチア駅, by James O’Gorman, CC BY-SA
メストレ駅, by photobeppus, CC BY-SA
本土側のメストレに泊まる方もいらっしゃいますが、できれば観光スポットがある島の中のホテルを選ぶことをお薦めします。観光を終えてメストレに戻る時間のロスを避けられますし、観光の途中でホテルに戻ってベッドでしばし横になって休憩をとることもできるからです。
また、日が長い夏は遅い時間まで街歩きを楽しむことができます。暗くなってからは、多くの歴史的建造物がライトアップされて、昼間とは違った美しさのベネチアを楽しむことができます。教会での室内楽コンサートやレストランでのバンドの演奏などの楽しみもあります。
お財布に余裕のある方には、運河に面した部屋もお薦めです。眼下に浮かぶゴンドラを眺めながらロマンティックな気分に浸ることができます。同じホテル内でも価格は高く、運河に面していない部屋より2倍以上になるホテルもあります。
事前のプランニングなしに足の向くまま気の向くままというスタイルもありますが、ベネチアでは、事前に訪れたいスポットを決め、滞在時間に応じて優先順位をつけ、まわる順序まで決めておくことをお薦めします。
なぜならば、ベネチアの観光スポットの大部分は、教会や美術館など入場時間が限られているところだからです。街歩きやショッピングを教会や美術館が開いていない早朝や夕方5~6時以降にすれば、より多くの観光スポットを訪れることができます。教会や美術館の中には、閉館時間の30分~1時間前に入場を締め切るところがあったり、入場までに長蛇の列で待つこともありますので、余裕のあるプランニングが必要です。
また、ガイド本にオープンしている時間が書いてありますが、変わっていることもありますので、可能な限りHPで最新情報を確認したほうがいいです。
ベネチアの主な移動手段は運河を航行するヴァポレットです。滞在日数に応じたパスがお得です。美術館の入場券などと組み合わせたパスもあります。
ヴァポレット, by Old Fogey 1942, CC BY-SA
大運河のサンタ・ルチア駅からサン・マルコ広場までは、早朝から夜遅くまで運行本数が多く、アカデミア美術館、リアルト橋など多くの観光スポットがあるので利用価値大です。
ヴァポレットの駅, by jay galvin, CC BY
狭い路地のそぞろ歩きも楽しいですが、運河に面していない観光スポットに行く場合、道が入り組んでいて、全く逆の方向に行ってしまうこともあります。時間が限られている時には、ヴァポレット乗船と組み合わせ、ヴァポレットの駅から目的地まで、常に大運河がある方向を意識しながら歩くと、迷わないで済みます。
サン・マルコ広場にはドゥカーレ宮殿、鐘楼、サン・マルコ寺院など多くの見どころがあります。サン・マルコ広場と宿泊するホテルを観光の起点にしましょう。街中の路地で迷ったら、「サン・マルコへ」の表示に従って広場に戻るか、大運河の方に歩いて、運河に出たら地図を見て現在地を確認して、歩く方向を修正しましょう。
ベネチアは海の干潟に浮かぶ島という世界に類を見ない成り立ちの街です。どのようにしてこの街が築かれ、発展してきたのかの歴史について書かれた本はたくさんありますので、訪れる前に読んでおくと、観光がより楽しくなります。
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