> ニュルンベルク旅行で行きたい、お勧め観光地10スポット

2016年6月2日

ドイツ

ニュルンベルク旅行で行きたい、お勧め観光地10スポット

by fishandtips

ロマンティックな中世の趣が溢れるニュルンベルク。ドイツ南部バイエルン地方にあり、同地方ではミュンヘンに続く2番目に大きい街です。 美味しいもの好きの人は「ニュルンベルクソーセージ」、音楽ファンは「ワーグナーの『ニュルンベルクのマイスターシンガー』」、歴史に少し詳しい人は、第二次世界大戦後の「ニュルンベルグ裁判」を思い浮かべるでしょうか? クリスマスマーケットでも有名ですよね。
ニュルンベルクの見どころの多くは、街を囲む城壁内に集中しており、十分、徒歩で回ることができます。ここでは、是非、訪れたいオススメ10選をご紹介します。

1. ハウプトマルクト(Hauptmarkt)

1. ハウプトマルクト(Hauptmarkt)
by rs-foto, CC BY

城壁に囲まれた旧市街の中心にあり、有名なクリスマスマーケットが開かれる広場です。クリスマス以外のシーズンも、さまざまな催しや市場で賑わいます。
この広場の最も重要な建物は、旧市庁舎です。高さ40mのゴシック様式の塔が最古の部分で14世紀からのもの、1616~1622年には大規模に拡大され、現在見られるようなコンプレックスになりました。(現在の建物は復元) デューラーによる壁画や、地下牢獄なども見学できます。

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by Puggles, CC BY

広場の中央には「美しい泉の塔(Schöner Brunnen)」があります。「柵に飾られている金の環を3回廻す間に願いごとを唱え、誰にもその願いを言わなかったら、願いが叶えられる。」と言われています。

2. カイザーブルグ城(Kaiserburg)

高台に見える城は、11世紀に礎が築かれた高さ350mもの巨大な建造物。旧市街を見下ろすかのように堂々とそびえたっています。中世時代のニュルンベルクのパワーを象徴する存在です。12世紀に建築された「礼拝堂」や同時代からの数々の芸術品、深さ50mもの「井戸」などが見どころです。

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by Cebete, CC BY

カイザーブルグ城のジンヴェル塔や、この高台から見渡す旧市街の眺めは圧巻です。

3. 聖ローレンツ教会 (St.Lorenz Kirche)

2つの塔が聳え立つ、美しいゴシック様式の巨大な教会で、14世紀に建築されました。直径9mもの大きなローズ・ウインドウが美しい、ニュルンベルクで最大の教会です。 

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by Allie_Caulfield, CC BY

教会内にも見どころが多数あります。ファイト・シュトス作の16世紀からの美しい「受難告知のレリーフ」は必見、「アダム・クラフト作の祭壇」は高さ20m近くもある上、彼自身の彫刻も含まれており有名です。15世紀からの美しいステンドガラスや、16世紀からの木製祭壇なども、是非、ご覧ください。

4. ゲルマン国立博物館(Germanisches Nationalmuseum)

4. ゲルマン国立博物館(Germanisches Nationalmuseum)
by hr.icio, CC BY

国内最大、たいへん重要なドイツ文化・芸術・歴史の博物館です。ドイツ人画家・彫刻家の多数の作品、考古学コレクション、古通貨、プリント、スケッチ、歴史や産業関連の資料、世界初の地球儀、古楽器など、素晴らしいコレクションを持っています。 

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by David Holt London, CC BY-SA

ニュルンベルクは、ヨーロッパ初の印刷機を開発し、1543年にコペルニクスの「天体の回転について」を出版するなど、古くから科学・技術に貢献してきた街です。このような質と規模の博物館がここにあるのは、決して偶然ではありません。

5. 職人広場と城壁

ニュルンベルクの城壁は、中央駅からすぐ目の前に見えます。 城壁門・ケーニッヒ門を通り抜けると、城壁に沿って、ニュルンベルクの伝統的な職人広場が再現されています。ピューター、ガラス、皮、金・銀細工の職人などが集まっており、ニュールンベルグ・ソーセージや、ニュルンベルグのお菓子・レーブクーヘンの美味しい香りが漂います! 

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by tobo, CC BY-SA

伝統的・歴史的な雰囲気を楽しみながら、地元の美味しいものを食べ、お土産さがしもできるツーリストには嬉しい場所です。
城壁の歴史は14~15世紀に遡ります。 いくつかの門や見張り塔も残り、じっくりと見てみる価値があります。街の西側に位置する城壁部分が、最も、良く保存されています。

6. 15世紀の大画家デューラーの家

6. 15世紀の大画家デューラーの家
by Bernt Rostad, CC BY

ルネッサンス時代の最も有名な芸術家の一人であるアルブレヒト・デューラーが、1509年から亡くなる1528年まで住んだ家です。1412年建築の美しい木組みの家は、ニュルンベルクの黄金時代からの数少ない貴重な建物であり、当時の著名な芸術家が住み、今も現存する、ヨーロッパにおいては数少ない家屋の一つでもあります。

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by Cea., CC BY

デューラーの作品を鑑賞し、彼の生涯について学べるだけでなく、キッチン、リビングエリアなど、当時をしのばせる様子が再現され、家や当時の歴史も感じ取ることができます。 
デューラーの時代のペインティング、プリント技術が実演されている大規模なワークショップも重要な見どころです。

7. 聖セバルドゥス教会 (St.Sebaldus Kirche)

ニュルンベルク最古、13世紀からの教会で、現在はプロテスタントの教会です。「セバルドゥス」とは、8世紀の僧侶の名で、ニュルンベルグの街の守護聖人です。

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by Allie_Caulfield, CC BY

教会内にある聖セバルドゥスの神殿は、ゴシック様式・ルネッサンス様式の傑作で、14世紀の終わりから11年の歳月をかけて完成されたものです。その他にも、アダム・クラフト等による14~15世紀の優れた教会芸術を見ることができます。

8. 聖母教会 (Frauenkirche)

8. 聖母教会 (Frauenkirche)
by majunznk, CC BY-ND

ハウプトマルクトにあるローマ・カトリック・ゴシック建築の教会です。多数の彫刻で装飾された時計塔が印象的です。この時計塔には、古い仕掛け時計があり、毎日12時に、神聖ローマ皇帝を廻る7人の選帝侯が登場します。

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by BillHoller, CC BY-SA

教会内では、ニュルンベルクで活躍した芸術家アダム・クラフトの彫刻や、」15世紀からの祭壇「Tucher Alterが必見です。 

9. ドイツ鉄道博物館(Deutsche Bahn Museum)

9. ドイツ鉄道博物館(Deutsche Bahn Museum)
by roger4336, CC BY-SA

ニュルンベルクには、1835年、ドイツで初めての鉄道が敷かれました。この種の博物館としてはヨーロッパ最古の一つであるのもうなずけます。 

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by tm-md, CC BY-SA

興味深い鉄道の歴史展示とともに、広い敷地内には、ドイツで初の蒸気機関車(Adler)のレプリカを筆頭に、数々の蒸気機関車・列車があります。 ロイヤル列車、ナチ時代の専用列車などがとりわけ興味を引きます。

10. ナチ・ドキュメンテーション・センター

10. ナチ・ドキュメンテーション・センター
by rikakaka, CC BY

最後に取り上げる「ナチ・ドキュメンテーション・センター」は、旧市街地内ではなく、ニュルンベルク市の南部に位置します。ニュルベンルクの忘れてはならない重要な歴史が刻まれている場所です。ここで、ナチ党大会が開かれ、第二次世界大戦後の「ニュルンベルク法廷」が開かれました。

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by charley1965, CC BY-SA

ナチ党の党大会会場跡は、まるでローマのコロセウムを思わせるような広大な建造物です。 展示を見た後は、なおさら、当時の様子が迫りくるような不気味な迫力を感じるでしょう。
ナチ党員が裁かれた「ニュルンベルク法廷」は、ニュルンベルクの裁判所600号陪審法廷で開かれました。法廷は、現在も使用されているため、見学には制限がありますが、週末、ガイドツアーに参加して見学することができます。

第二次世界大戦で街の90%が破壊されたものの、見事に元の姿を取り戻したニュルンベルク。みなさんのニュルンベルク旅行がさらに充実したものになるよう、ここでのおススメも、是非、参考にしていただければと思います!

筆者 : fishandtips

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