> ドイツのアルペン街道 訪ねてみたいところ5選

2016年7月26日

ドイツ

ドイツのアルペン街道 訪ねてみたいところ5選

by fishandtips

ドイツのアルペン街道とは、南ドイツの山岳道路です。西のリンダウ(Lindau)と東のベルヒテスガーテン(Berchtesgarten)を結ぶ約450キロの道のりです。 美しく壮大なアルプスの山岳風景、いくつもの湖、伝統が受け継がれる村々、歴史的な教会・建物など、見所がたくさん。ドライブを楽しみながら、のんびりと休暇を過ごせたら最高ですが、ここでは、列車やバスなどを利用してもアクセスができるアルペン街道にある5つのおススメ地を西から東へとご紹介します。

ガルミッシュ・パルテンキルヘン(Garmisch Partenkirchen)

ミュンヘンから南東へおよそ80キロの位置、アルペン街道の拠点です。ガルミッシュとパルテンキルヘンの2つの村が1936年のオリンピック開催時に統合されました。ガルミッシュはやや賑やかで華やか、パルテンキルヘンは伝統的な雰囲気が楽しめる村です。
ここの一番の魅力は、ドイツの最高峰ツークシュピッツェ(2964m)。壮大なパノラマ絶景は圧巻です。頂上へは、バイエルン・ツークシュピッツェ鉄道とケーブルカーで行くことができます。

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by sanfamedia.com, CC BY-ND

 帰りは、アイブ湖(Eibsee)ケーブルカーを利用し、美しいアイブ湖の景色を堪能しながら下山するのがおススメです。行きと帰りで、異なる風景を楽しむことができます!

オーバーアマガウ(Oberammergau)

ミュンヘンの南側に位置し、ガルミッシュ・パルテンキルヘンからもアクセスが良いです。壁が色彩豊かなフレスコ画が飾られた家々が並ぶ、可愛らしい村です。フレスコ画は、童話の1シーンや宗教画など様々です。夏は、山岳地方の自然あふれるのどかな雰囲気の中、フレスコ画や、窓辺やバルコニーを美しく飾る花々を見ながら散策すると、なんともリラックスした気持ちになれます。

この村では、村人による世界最大級の「キリスト受難劇」が10年に1度開催されています。全てが村人により行われるという驚きのイベントですが、なんと17世紀から続いている伝統です。次回は2020年の予定で、5月~9月にかけて100回以上の公演が行われます。

ミッテルバルト(Mitterlwald)

ミッテルバルト
by Pixelteufel, CC BY

アルプス(カーヴェンデル山脈)の麓にあり、清々しい空気に包まれる村。この村のメインストリート「オーバーマルクト(Obermarkt)」には、色鮮やかなフラスコ画で飾られた家々が並び、訪れる人々を魅了します。ドイツの文豪ゲーテが「絵本の世界が生きる村」と表したほどに印象的です。

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by Harald52, CC BY-ND

もう一つ、この村で有名なのがバイオリン。 音楽国ドイツのバイオリン作りを長い間、担っています。 クラシック音楽ファンの方には、村にあるバイオリン博物館もとても興味深いです。

プリーン(Prien)

ミュンヘンからザルツブルク方面に約90キロの位置、キームゼー湖(Chiemsee)沿いにあります。アルプスの山並み、どこまでも続く野原、キームゼー湖、フレスコ画の美しい家々が並ぶ風景、山岳地方の新鮮な空気は、この地を人気の保養地としています。

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by Allie_Caulfield, CC BY

また、ここには、ノイシュヴァンシュタイン城で有名なルートヴィヒ2世が、ベルサイユ宮殿を模して建設した豪華絢爛なヘレンキームゼー城があります。未完のまま残されている城ですが、ベルサイユ宮殿よりも大きい22mの「鏡の間」は驚愕、そして、圧巻です! (見学は夏シーズンのみ。)

ベルヒテスガーテン(Berchtesgarden)

ベルヒテスガーテン
by Global Jet, CC BY

バイエルン地方の東、オーストリアとの国境近くにあるドイツ屈指の景勝地です。かつてのヒットラーの山荘(ケールシュタインハウス)は、「イーグル・ハウス(鷹の巣)」とも呼ばれ、その名に相応しく、アルプスの山々が眼前に広がる絶景の地に立っています。 現在はレストランになっています。(見学は夏シーズンのみ)

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by Hardo, CC BY-SA

また、この地域には、ドイツで最もキレイな水を湛えているとも言われるケーニヒス湖(Königssee)があります。切り立った岩山に囲まれた湖は、息を呑むほど美しく、静寂に包まれています。大きさは、長さ7キロ、幅2キロほどで、遊覧船が出ています。聖バルトロメー僧院が建つ岸まで約1時間の船旅です。僧院の丸い赤い屋根が、美しく静かな風景に見事に溶け込み、強く印象に残ります。

トライブを楽しみながら、アルペン街道をゆったりと時間をかけて楽しめたら最高。でも、たとえ、短時間でも、列車やバスを使っても、大自然はやっぱり私たちを癒してくれます。 みなさんも、ドイツのアルペン地方で、大自然に包まれる癒しのひと時を、ぜひ、体験してみてください!

筆者 : fishandtips

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