> 行っておきたい ミュンヘン市内の教会7選

2015年3月20日

ミュンヘン

行っておきたい ミュンヘン市内の教会7選

by Schnuckie

© Sergey Novikov - Fotolia.com

ミュンヘンでは、教会が生活の中にしっかりと存在しており、とても大事にされています。教会は祈りの場所ですが、建物や芸術としてもとても素晴らしく、私たちを魅了します。ミュンヘン市内の素敵な教会をまとめてご紹介します。

ペータース教会

旧市街のペータースバーゲル丘にある、ミュンヘンに最も古くからある(12世紀)教会です。「アルター・ペーター」(古いペーターの意味)と親しみを込めて呼ばれており、高さ91mの美しい塔が特徴です。

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by David Holt London, CC BY-SA

教会内部は、白い天井に描かれた色鮮やかなフレスコ画や漆喰装飾、大理石の彫刻、高さ20mの中央の祭壇と聖ペーターの像など、時代を代表する芸術家達の傑作で飾られています。

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by digital cat , CC BY

ペータース教会の塔からは、マリエン広場や新市庁舎の仕掛け時計がよく見えます。300段の狭い階段を登り降りするのは大変ですが、天気が良く、見晴らしの良い日は100km先のアルプスの山々を遠くに望むこともできるそうです!

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by Jametiks, CC BY
名称:
Alter Peter (Katholische Stadtpfarrei St. Peter)
住所:
Rindermarkt 1, 80331 ミュンヘン, ドイツ連邦共和国
TEL:
+49 89 210237760
ホームページ:
Foursquare.com

フラウエン教会

ミュンヘンの大聖堂で、2つの玉ねぎ型のドームが特徴です。なんと22,000人もの人々を収容できる大きな教会です。ステンドガラスや主祭壇など14~18世紀の優れた芸術家による作品で飾られています。

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by John-Morgan, CC BY

この教会には「悪魔の足跡」の言い伝えがあります。教会内には22本の白い柱が並びますが、入り口から見ると、これらの柱は一面の白い壁のように見え、窓は正面に一つしか見えません。

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by Jametiks, CC BY

この教会を設計・建築したハルスバッハは「窓が無い教会を建築することを条件に、教会の建設に協力する」という約束を悪魔と交わしました。教会が完成して悪魔に見せると、窓が無い(見えない)にも関わらず、教会には明るい光が差し込んでいました。悪魔は、悔しさに地団駄を踏んで「悪魔の足跡」を残したと伝えられています。教会には、実際に「悪魔の足跡」がありますので、そこから教会を眺めて見て下さい!

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by Michela Simoncini, CC BY
名称:
Frauenkirche (Dom zu Unserer Lieben Frau)
住所:
Frauenplatz 1, 80331 ミュンヘン, ドイツ連邦共和国
TEL:
+49 89 2900820
ホームページ:
Foursquare.com

ミヒャエル教会

1597年完成のこの教会の正面の三角形の切妻屋根は、あまり教会らしい印象を与えませんが、アルプス以北の最大規模のルネッサンス様式の教会です。

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by zhaffsky, CC BY-SA

正面には大きな「悪魔と戦う聖ミヒャエル像」とバイエルン地方を800年近く支配したヴィッテルスバッハ家の歴代の王の像が壁に施されています。さらに、教会には、ヴィッテルスバッハ家の代々の人々(41人)が埋葬されています。

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by digital cat , CC BY

教会内に入ると、世界第2の大きさの丸天井から差し込む光を、白い壁が包み込み、明るく、厳かな雰囲気に溢れています。繊細で緻密な漆喰装飾がそれはそれは美しく、いつまで見ていても飽きないくらいです。

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by David Holt London, CC BY-SA
名称:
Jesuitenkirche St. Michael
住所:
Neuhauser Straße 6, 80331 ミュンヘン, ドイツ連邦共和国
TEL:
+49 89 2317060
ホームページ:
公式サイト Foursquare.com

テアティーナ教会

テアティーナ教会は、17世紀、待ち望んだ後継者の誕生に感謝して、選帝侯フェルデナント・マリアと彼の妻が建てた教会です。地中海風の黄色い建物は、左右に71mの塔を持ち、イタリア建築の粋を集めた建築とされます。

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by snigl3t, CC BY

教会内部は、外観とはがらりと変わった印象で、息を呑むほど美しい白い漆喰装飾が明るい光に映え、厳かな雰囲気です。中央祭壇の守護天使の絵(1646年作)、白さの中にひときわ目立つ黒い説教壇、その他の聖像画や彫刻も見逃せません。教会を建設した選帝侯と彼の妻は、この教会に埋葬されています。

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by Quad Dimensional Pictures, CC BY
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by muddyclay, CC BY
名称:
Theatinerkirche (Stiftskirche St. Kajetan)
住所:
Theatinerstr. 22, 80333 ミュンヘン, ドイツ連邦共和国
TEL:
+49 89 2106960
ホームページ:
公式サイト Foursquare.com

ルートヴィッヒ教会

ルートヴィッヒ教会は19世紀初期に、丸アーチを随所に取り入れるデザインで建築され、以降のドイツやアメリカの教会やシナゴーク建築に大きな影響を与えました。高さ71mの塔と白い外観が印象的ですが、丸アーチのデザインにも注目してみて下さい。

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by spatz_2011, CC BY-SA

この教会の祭壇にある1840年完成のフレスコ画「最後の審判」は、世界で2番目の大きです。(18.9m x 11.6m)ミュンヘンの他の教会と比べると、モザイクや色合いから、東洋的な印象が強い教会です。

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by digital cat , CC BY
名称:
St. Ludwig (Ludwigskirche)
住所:
Ludwigstrasse 22, 80539 ミュンヘン, ドイツ連邦共和国
ホームページ:
Foursquare.com

アザム教会

ミュンヘンのショッピング街の一つセンドリンガー通りにあるアザム教会は、通常の教会のイメージとはかなり異なります。それもそのはず、この教会は、1746年、当時を代表する芸術家で、フラスコ画、漆喰装飾の第一人者だったアザム兄弟が、自分たちのために建てたプライベートな教会でした。

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by MrSnooks, CC BY-SA

けれども、彼らの意思は世間に受け入れられず、一般公開を強いられました。22mx8mという小さな土地に建てられた教会ですが、ドアの上部にある大きな聖ヨハン・ネボムクの像や(教会の正式名は、聖ヨハン・ネボムク教会です。)秘密を隠しているかのように見える(!)正面ドアからして、特別な雰囲気を醸し出しています。

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by snigl3t, CC BY

教会内の装飾も、色合い、デザイン、採光、すべてにおいて他と比較できない、特別な印象です。

名称:
Asamkirche (St. Johann Nepomuk)
住所:
Sendlinger Str. 32, 80331 ミュンヘン, ドイツ連邦共和国
ホームページ:
Foursquare.com

聖霊教会

13世紀まで遡る長い歴史を持つ教会で、長い年月の間に、数度に渡って修築・改築が行われています。現在の建物は、白い外観とランタンドームという特徴のある塔を持ちます。

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by digital cat , CC BY

教会内では、天井のフレスコ画や、漆喰彫刻装飾に目を奪われます。全体の白さが清潔感を与え、ピンク色などの淡い色が重なり、なんとも言えず穏やかで、優しい雰囲気です。

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by digital cat , CC BY

天井のフレスコ画や漆喰装飾は、アザム教会を作ったアザム兄弟によるものです。

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by Michela Simoncini, CC BY
名称:
Heilig-Geist-Kirche
住所:
Prälat-Miller-Weg 3, 80331 ミュンヘン, ドイツ連邦共和国
TEL:
+49 89 24216890
ホームページ:
公式サイト Foursquare.com

まとめ

どの教会も、それぞれに特徴があり、また、人々の愛されているのを感じます。まとめて、教会巡りをするのも良いですし、他の観光スポットを回る間に、教会を一つ訪ねてみるのもお薦めです。

筆者 : Schnuckie

シュヌーキー。ヨーロッパ生活が長い40代後半の女性。現在はノルウェーのオスロ在住。ドイツを訪れる機会が多く、イギリスにも5年余滞在。これまで旅した国は、アジア、ヨーロッパを中心に25ヶ国。