> 見るだけで心が弾む!南仏の可愛い家々

2015年12月4日

南フランス

見るだけで心が弾む!南仏の可愛い家々

by La clémentine

季節に関わらず太陽の光が明るい南仏には、欧州各国とくにイギリスからの観光客が多く訪れます。「南仏プロヴァンスの12ヶ月」の著者ピーター・メイルもイギリス人。そんなイギリスのトラベルサイトの『死ぬまでに見るべきヨーロッパ』のアンケートで、南仏のヴァール県が第1位になりました。

ヴァール県はマルセイユ(ブッシュ・デュ・ローヌ県)とニース(アルプ・マリティーム県)に挟まれ、南は地中海に面し、北はマウル山地に覆われる自然に恵まれた美しい名所です。そんなヴァール県で絶対見なくてはならないもののひとつが100年以上も前から残っている「石造りの家々」とのことでした。

独特の色使いが魅力

イギリス人でなくても、南仏の家々を見ると心が弾みます。真っ青な空を背景に、オレンジ色の屋根、黄色や薄オレンジの壁、様々な色の鎧戸など、ここではモノトーンの世界は存在しないのです。

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by Delaina Haslam, CC BY

自分の家だけの色を主張するかのように、それとも他所の家とは違いをつけたいという現われでしょうか。壁と鎧戸の色の組み合わせだけで何種類あるか数え切れません!見る者にとっては、目を楽しませてくれていいですね。

鎧戸にも注目してみる

鎧戸にも注目してみる
筆者提供

自分だけのオリジナルは家の色だけではありません。鎧戸にも様々な工夫やデザインが凝らされています。ハート型がくりぬかれた鎧戸なんて見てしまったら……もう、心がキューンととろけてしまいそうです。

家主自慢の庭にうっとり

家主自慢の庭にうっとり
筆者提供

庭にはカラフルな花々、とくにブーゲンビリアが壁を覆う様子には圧巻です。パープルやマゼンタ色の花と黄色い壁が重なる様子は絵画を鑑賞しているようにも思えます。

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筆者提供

庭に果樹があるお家が多いのも南仏の特徴といえるでしょう。春はアンズやさくらんぼ、夏は桃、秋はいちぢくや洋ナシ、冬はレモンやオレンジ、みかんなど。どれもカラフルで美味しそうで、ちょっと手を伸ばして採りたくなるほど身近に実をつけているのです。南仏の人々はおおらかな性格の人が多いので、ちょっと勇気を出して頼んでみると少し分けてくれることもありますよ。

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筆者提供

美術館や観光名所を巡る旅も素敵ですが、こうやって地域の家々を見て歩く旅も面白いのではないでしょうか。家主が庭に出ていたら、植わっている花々について話したり、果物を分けてもらったりと、人々と触れ合う旅はいい思い出になること間違いなしです。

筆者 : La clémentine

フランス旅行中のふとした出会いがその後の結婚になり、南フランスのイエールに住んで10年。美しい自然と人情だけ?の小さな町にも日々新たな発見があり、未だに旅人気分が抜けきれない。現在は、旅人を受け入れる宿のマダムとして、南仏の魅力を語っている。
筆者ブログ:南仏、青い空の下で暮らす
筆者運営サイト:南仏イエールへようこそ