> 海辺の都市、マルセイユを経由して南仏鉄道の旅

2014年8月27日

マルセイユ

海辺の都市、マルセイユを経由して南仏鉄道の旅

by Stylo

© Elena Belyaeva - Fotolia.com

南仏の主要都市としてマルセイユを忘れることはできません。アフリカとの距離も近く、モロッコ側からのフランスの玄関口として栄えてきました。

今回はトウールーズからマルセイユに入り、ニース方面に電車での旅の景色を紹介します。途中下車したアンティーブは素敵な街。数日かけてこの海岸線を観光するのも新しい南仏を発見できる電車紀行になりそうです。

活気あふれるマルセイユへ

マルセイユに近づくとのどかな田園風景が続く車窓から、次第に岩山が増え、ついに渓谷のような景色に様変わりすます。マルセイユは天然の要塞ともいわれるほど鋭い山と入江(カランク)に囲まれている港町です。

マルセイユ駅も高いところにあり、降り立って街を眺めると眼下にひろがる活気あふれる様子が見られます。高く長い階段を降りると大通りに。海まで抜けるこの通りはパリとは違った雰囲気でにぎわっています。

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マルセイユ駅 – by Patrick Nouhailler, used under CC BY-SA

旧港には船が何艘も停まり、たくさんのカモメが桟橋に。フランス第3の都市マルセイユの素朴な風景です。古くはギリシア時代、マッシリアとして栄えたフランス最古の都市はアニスやサフランなどの香辛料の香りのする異国情緒の強い街です。

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高台からの港の眺め – by Jeanne Menj, used under CC BY-ND

アンティーブからニースへは各駅でも

マルセイユを出て、ニース方面へは国鉄SNCFの地域急行が便利。カンヌからは海岸線を走り、車窓からはコートダジュールの海が見えます。ニースに近いリゾート地、アンティーブで降り、浜辺まで歩けばビーチを楽しむ人の姿が見られます。レモン味のクリームが南仏の日差しにぴったりなレモンパイは忘れられない味。

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アンティープのビーチ – by acebal, used under CC BY
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アンティープの街中 – by acebal, used under CC BY
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アンティープの街中 – by acebal, used under CC BY

コートダジュールの海を眺められるピカソ美術館はグリマルディ城内にあります。白い外壁は海の青さに映えて南仏の城の美しさも楽しめます。館内からの海の眺めも格別。


ピカソ美術館の外観, from foursquare.com

ピカソ美術館からの眺め, from foursquare.com

ペイネ美術館も小さいながらに作家の作品を多く残し、秀逸。恋人たちの挿絵を描いたペイネの世界が楽しめます。彼の風刺画も見られ、社会派な一面という新しい発見も。

アンティーブからニースへは各駅停車でゆっくりと海岸線の街を電車で見送りながらの旅もすすめ。穏やかな南仏の街を発見できるでしょう。

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ニースの町並み, by acebal, used under CC BY
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ニースの港, by acebal, used under CC BY

筆者 : Stylo

30代女性。ライター歴3年。フランス留学経験あり。パリ、リヨン、ニースなど各都市を周遊。アメリカはシアトル、ポートランド、ハワイに滞在。子連れ海外旅行も増やしたい♪