> フィンランドの自然を満喫 – 国立公園など5選

2015年9月8日

フィンランド

フィンランドの自然を満喫 – 国立公園など5選

by Schnuckie

© Digikuvaaja - Fotolia

せっかくフィンランドに行くなら、やはり、森林、湖、海などの豊かな自然を体験したいです。自然の楽しみ方には、国民性や文化、伝統が表れるものです。フィンランドを含む北欧の国々では、特に、人々と自然の距離がぐっと近く、自然がとても大切にされています。自然の中にこそ、フィンランドの真髄があると言っても過言ではありません。ここでは、フィンラドの数多くの国立公園や公園の中から5つを選んでご紹介します。

カイヴォプイスト公園(Kaivopuisto)

日本映画「カモメ食堂」に登場したカフェ・ウルスラがある、バルト海に面するヘルシンキで最古の公園です。広い公園内には散歩道があり、展望ポイントからは素晴らしい海の景色が望めます。1年を通して、花、緑、紅葉、雪、海や岩などの自然が感動を与えてくれます。

10026832556_2a68f73c1b_z_d
by www.itineri.de, CC BY-ND
15925254729_b5e0c0bd7d_z_d
by Jukk_a, CC BY

また、この公園では、思いがけないところで、倒れた木々に施された彫刻に遭遇します。朽ち行く自然とともに消えていくことを受け入れる現代アートです。子供達のプレイグランドにも、フィンランドらしい木製のドランゴンや木彫りの鳥などが見られます。

9879392585_207b2b76df_z_d
by Jukk_a, CC BY
名称:
Kaivopuisto / Brunnsparken
住所:
Kaivopuisto, 00140 ヘルシンキ, フィンランド共和国
ホームページ:
公式サイト Foursquare.com

ヌークシオ国立公園(Nuuksion Kansallispuisto)

ヘルシンキから容易にアクセスできる、広さ約45平方キロメートルの公園です。起伏のあまりない森林には、大小80の湖と池、沼地など手つかずの自然が残されています。エゾモモンガ、ヨーロッパヨタカなどの珍しい動物が生息し、珍しいキノコ・植物も多数観察することができます。

13146552473_fe791e21d8_z_d
by Outdoors Finland, CC BY
4744998433_d9e939ac58_z_d
by Outdoors Finland, CC BY

ベリー摘み、バードウォッチングなどを楽しむこともできます。公園内には、順路が示された循環ハイキングルートがあり、初心者から上級者まで、レベルに応じてルートを選べます。

13146726024_9c530cf692_z_d
by Outdoors Finland, CC BY
4745614864_b57def9697_z_d
by wstryder, CC BY
名称:
Nuuksion kansallispuisto
住所:
Haukkalammentie, エスポー, フィンランド共和国
ホームページ:
公式サイト Foursquare.com

アウランコ自然公園(Aulanko Suomen Keskuspuisto)

ヘルシンキから北へ約100kmのハメーンリンナにあります。ハメーンリンナは、フィンランドを代表する作曲家シベリウスの故郷です。周囲およそ3kmの公園で、整備された周回トレイルがあります。公園内のJoutsenlampi湖の周囲には「自然のトレイル」があり、歩きながら50種類以上の木々を観察することができます。33mの石造りの展望タワーからは、フィンランドを代表するような風景を望むことができます。

5653718576_2daeb7d749_z_d
by Leo-setä, CC BY-SA
1417476873_f01120cb62_z_d
by Leo-setä, CC BY
19395013324_1e224e410b_z_d
by Leo-setä, CC BY-SA
名称:
Aulanko
住所:
Aulanko, 13210 ハメーンリンナ, フィンランド共和国
TEL:
+358 20 5645304
ホームページ:
公式サイト Foursquare.com

コリ国立公園(Koli Kansallispuisto)

フィンランドの35の国立公園の中でも、とりわけ人気があります。ヘルシンキから北へ400kmほどの位置にあるヨエンスを拠点に訪れることができます。そこには、フィンランドの多くの芸術家達にインスピレーションを与えてきた自然があります。

Kolin Kansallispuisto, Foursquare.com

特に、標高347mのウッコ丘展望台(Ukko-Koli)からピエリネン湖を見下ろす壮大な風景は、フィンランドそのものとも言える景色です。展望台へはトレッキング道が整備されていますが、エレベーターやリフトもあります。

Kolin Kansallispuisto, Foursquare.com
名称:
Kolin Kansallispuisto
住所:
フィンランド共和国
TEL:
+358 45 1387429
ホームページ:
公式サイト Foursquare.com

ウルホケッコネン国立公園(Urho Kekkosen Kansallispuisto)

フィンランドの北部ラップランドからロシアの国境まで広がる広大な国立公園です。フィンランドで2番目に広い国立公園です。ほとんど人がおらず、ワイルドな自然が広がります。北極圏内に位置しているので、夏は白夜、冬はポーラーナイト(極夜)やオーロラが観察できます。

6576533487_b5eccd70e3_z_d
by V31S70, CC BY
6576555245_4ba2a7b0e7_z_d
by V31S70, CC BY

Saariselkä、Kiilopää、Kakslauttanenからは日帰りハイキングに適したトレイルがあります。
サンタクロースが住んでいるという伝説の「コルヴァトゥントゥリ山」は、この国立公園内にあります。

3778973460_a347ebcb55_z_d
by tjsalo, CC BY
5529659663_da6b49b530_z_d
by smerikal, CC BY-SA
名称:
Urho Kekkosen Kansallispuisto
住所:
フィンランド共和国
ホームページ:
Foursquare.com

自然は、人をロマンチックにし、詩人にし、哲学者にします。その一方で、現実的な対応ができる精神と、美しくも厳しい自然の中に生きる全てのものに、敬意を抱く謙虚さも培ってくれるように感じます。フィンランド人の未来・進歩志向と、自然・原点に戻る志向は、案外、同じ源から発生するのかもしれませんね。自然がいっぱいのフィンランドで、是非、自然にどっぷりとつかってみてください。

筆者 : Schnuckie

シュヌーキー。ヨーロッパ生活が長い40代後半の女性。現在はノルウェーのオスロ在住。ドイツを訪れる機会が多く、イギリスにも5年余滞在。これまで旅した国は、アジア、ヨーロッパを中心に25ヶ国。